未来予測のおすすめ本8選(2026年)

世界は静かに、しかし確実に姿を変えつつあります。 技術、社会、働き方──どれも「予測できない時代」と言われますが、 本当にそうでしょうか。

未来は突然やって来るものではなく、世の中の変化には必ず前触れがあり、 小さな兆しを丁寧に拾い上げれば未来の形は予測可能です。

ここでは未来予測に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

2050年の世界 見えない未来の考え方

2050年の世界 見えない未来の考え方
ヘイミシュ・マクレイ(著), 遠藤真美(翻訳)
発売日: 2023-07-20
ヘイミシュ・マクレイ氏が、膨大なデータと経済・地政学・歴史の知見をもとに 2050年の世界を描き出す一冊です。 人口減少と高齢化、気候変動、脱炭素化、テクノロジーの進化、 統治の変化といった「5つの力」が未来にどんな影響を及ぼすのかを分析。 アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本など主要地域ごとの行方にも踏み込み、 資源問題や格差拡大、民主主義の揺らぎなどの課題を検証します。 専門家ほど悲観的な見方に偏りがちだという“専門家バイアス”にも注意を促し、 ファクトに基づく前向きな未来像を提示しています。
(読者の口コミより)

・アメリカや中国、日本など大国の未来を予想している本は多い中、アフリカや南アメリカ、アジアの小国であっても、未来予想をしているところが他の本と大きく違うポイント。

目次

世界の現在地
 2020年からの旅
 わたしたちがいま生きている世界

変化をもたらす五つの力
 人口動態―老いる世界と若い世界
 資源と環境―世界経済の脱炭素化
 貿易と金融―グローバル化は方向転換する
 テクノロジーは進歩し続ける
 政府、そして統治はどう変わっていくのか

2050年の世界はどうなっているのか
 アメリカ大陸
 ヨーロッパ
 アジア
 アフリカ・中東
 オーストラリア、ニュージーランド、太平洋

本書の大きな考え方
 この先の世界を形づくる大きなテーマ―不安、希望、判断

異常気象の未来予測 (ポプラ新書 274)

異常気象の未来予測 (ポプラ新書 274)
立花 義裕(著)
発売日: 2025-07-09

立花義裕氏が日本を襲う異常気象の現状と将来を解説した書籍です。

近年、猛暑・豪雨・豪雪が毎年のように発生し、 日本は「二季の国」と化しつつあります。 その背景には二酸化炭素の増加による地球温暖化があり、 このまま放置すれば夏は40度を超える猛暑や予測不可能な台風、 豪雨による物流停止など、日常生活に深刻な影響が及ぶと著者は警鐘を鳴らします。

日本に集中する異常気象の仕組みや世界規模での水温上昇の影響、 冬の異常気象の可能性まで解説。 未来の気候リスクに備えるための知識を提供しています。

(読者の口コミより)

・異常気象がなぜ起きているのか、その理屈を分かりやすく説明しています。また、北極震動など最近注目されるようになってきた理論も取り上げています。スケールの大きな話なので科学的理解が難しいところもありますが、読んでよかったです!

目次

第1章 日本に集中する異常気象
第2章 なぜ日本に猛暑が来るのか
第3章 地球温暖化による世界全体の水温上昇
第4章 なぜ温暖化で豪雨が増えるのか
第5章 温暖化が日本にもたらす冬の異常気象
第6章 異常気象で私たちの生活はどのように変化するのか
異常気象 Q&A

2040年の未来予測 (日経ビジネス人文庫)

2040年の未来予測 (日経ビジネス人文庫)
成毛 眞(著)
発売日: 2025-04-03

2021年刊行『2040年の未来予測』を現在の情報に合わせ一部修正、文庫化した書籍。 成毛眞氏が2040年を見据え、私たちの暮らしや社会が直面する課題と変化を具体的に描いた未来予測書です。

高齢化の進行による年金・医療・税制の影響、地方消滅のリスク、 南海トラフ地震などの天災、さらには温暖化による社会的影響まで、多角的に分析。 未来を十年単位で見通すことで、起こりうる問題を先取りし、備える力の重要性を説きます。

技術進歩や社会の変化に適応できる人が生き残ることを歴史から導き、 衣食住や経済、災害への具体的な備えまで示す一冊です。

(読者の口コミより)

・成毛さんはあとがきで問題を認識することが重要であまり暗くならないでとおっしゃっているが、現在45歳の僕らが20歳ぐらいの子供達の未来の為に何ができるかを考えるきっかけになる良書でした。

目次

#01 テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする
 たった100年前から信じられないほど世界は変わっている
 新しいテクノロジーが登場したとき、人間はその普及に反対する ほか

#02 あなたの不幸に直結する未来の経済―年金、税金、医療費
 年金、税金、医療費 2040年の日本は老人ばかり
 老人が増え、それを支える若者が減る ほか

#03 衣・食・住を考えながら、未来を予測する力をつける
 衣食住の未来は、短期的にコロコロ変わる
 不測の未来を予測する力をつけよう ほか

#04 天災は必ず起こる
 このまま温暖化がすすむと、飢餓に満ちた世界が必ずくる
 まず自分のいる場所がどんな水域か知っておくべき ほか

池上彰の未来予測 After 2040

池上彰の未来予測 After 2040
池上彰(著)
発売日: 2024-07-02

池上彰氏が2040年以降の日本と私たちの暮らしを見通し、未来に備えるための書籍です。

円安や少子高齢化、自然災害など不安材料が多い現代社会においても、 暗い未来だけでなく明るい未来の可能性も示し、 読者が行動できるよう導きます。

仕事編では将来も必要とされる人材になるための心得、 教育編では子どもが未来を生き抜くために必要な学びを解説。 自然災害や経済の変化、健康問題にも触れ、 現実的な備えや生活の工夫を提案します。 「明るい未来は自分でつくる」という信念のもとわかりやすく整理した一冊です。

(読者の口コミより)

・どの分野にも共通して述べられていたのが、やはりIT系の技術進歩による影響。特に「AI」の登場による様々な分野への影響が詳述されており、とても勉強になりました。

目次

序章 未来を考えるための今と昔の話
01 仕事編―未来でも必要とされる人となるために
02 教育編―未来を生きるわが子に必要なこと
03 自然災害編―災害大国日本で生き残るために
04 暮らし編―経済・少子高齢化は改善されるのか?
05 健康編―生きるということ
終章 明るい未来は自分でつくる

2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ

2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ
ピーター・ディアマンディス(著), スティーブン・コトラー(著), 山本 康正(その他), 土方 奈美(翻訳)
発売日: 2020-12-24

ピーター・ディアマンディス氏とスティーブン・コトラー氏が、 2030年までに起こるテクノロジーと社会の急速な変化を一望できる形でまとめた書籍です。

空飛ぶ車の登場、ショッピングモールの消滅、SNSマーケティングの終焉、 1万6000もの病気の治療、老化克服の可能性など、 生活や産業の劇的変化を具体例で解説。 自動車保険の消滅、住宅選びの価値観の変化、AIや移民による雇用創出、 デジタル知性の誕生まで、幅広い領域に触れます。

融合するテクノロジーが社会を加速的に変える現象を分析し、 ビジネスや日常生活への影響を示す一冊です。

(読者の口コミより)

・本書で提示される未来の生活はテクノロジーが私達の生活を更に豊かにしてくれる、ワクワクするもので、一つの理想像と考えることができます。

目次

第1章 「コンバージェンス(融合)」の時代がやってくる
第2章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 1
第3章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 2
第4章 加速が“加速"する
第5章 買い物の未来
第6章 広告の未来
第7章 エンターテインメントの未来
第8章 教育の未来
第9章 医療の未来
第10章 寿命延長の未来
第11章 保険・金融・不動産の未来
第12章 食料の未来
第13章 脅威と解決策
第14章 5つの大移動がはじまる 

AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

AI 2041 人工知能が変える20年後の未来
カイフー・リー(李 開復)(著), チェン・チウファン(陳 楸帆)(著), 中原 尚哉(翻訳)
発売日: 2022-12-08

人工知能学者のカイフー・リー氏とSF作家のチェン・チウファン氏による、 AIがもたらす20年後の未来をストーリーと技術解説で描き出す一冊です。

AI保険が個人生活や恋愛に介入する世界、 パンデミック対応で進化するAI医療、完全自動運転やスマートシティの実現、 AI教師による教育の変化など、 私たちの日常が大きく変わる様子を示します。

さらに量子コンピュータやAI兵器のリスク、 新しい経済モデルや幸福の定義まで、多岐にわたるテーマを網羅。 SF的発想と科学的根拠を融合させた未来予測書です。

(読者の口コミより)

・購入するまでこれがSF小説仕立てになっているとは知らなかったのですが、このスタイルはありかと思います。すらすら読めましたし、AIの課題と同時にAIが生み出すプラス面についても大いに想像力が刺激されました。

目次

未来1 恋占い
未来2 仮面の神
未来3 金雀と銀雀
未来4 コンタクトレス・ラブ
未来5 アイドル召喚!
未来6 ゴーストドライバー
未来7 人類殺戮計画
未来8 大転職時代
未来9 幸福島
未来10 豊饒の夢

世界と日本経済大予測2026-27

世界と日本経済大予測2026-27
渡邉 哲也(著)
発売日: 2025-10-31

人気経済評論家の渡邉哲也氏が2026~27年の世界と日本経済の行方を、 地政学から投資戦略まで幅広く読み解いた一冊です。

トランプ政権再登場による米国市場の混乱や、 日本株が5万円台へ向かった背景を検証しつつ、 高市総裁の政策が本格化すれば「株価6万円突破」も現実味を帯びると指摘します。

過去最大規模の関税規制が日本にどのような利益をもたらすのか、 中国経済の減速が世界に及ぼす影響、 日本企業が高コスト環境でも力を発揮できる理由など、 具体的な39の視点から解説。 ビジネスにも投資にも役立つ示唆が詰まった内容です。

(読者の口コミより)

・このシリーズ何年か読んでるけど、中々的を得ていて内容もタイムリー。

・毎年購入していますが、今回もとても参考になりました。おすすめです。

目次

はじめに 「サナエノミクス」が株価6万円台へと押し上げる
第1章 2026‐27に起きる!?世界経済を脅かす地政学リスク・ワースト9
第2章 日本にはチャンス!過去最大の関税規制で笑う国、泣く国
第3章 トップ不在!?後退を続ける中国経済の未来
第4章 高関税&物価高騰に負けない!日本企業のすごい底力
第5章 「脱・昭和」なるか!日本が世界標準に押し上がる日
おわりに AI全盛の時代にどう生きるか

未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること (講談社現代新書)

未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること (講談社現代新書)
河合 雅司(著)
発売日: 2022-12-15

河合雅司氏が、人口減少という現実に直面する日本の各業界や公共サービスが 今後どのように変化するかを描いた一冊です。

製造業では革新的ヒット商品の減少、自動車業界では整備士不足による修理遅延、 金融業界ではIT人材不足によるトラブル増加など、身近な事例を交えて解説。 物流・農業・住宅・医療・葬儀業界まで幅広く影響を分析し、 地方自治体や安全保障の現場まで視野に入れています。

第2部では「戦略的に縮む」ための10のステップを提示し、 事業選別や生産性向上、ブランド強化など具体的な対応策を整理。 日本の現状と課題を理解するための未来予測書です。

(読者の口コミより)

・読んでてリアルに怖い所もあり興味深いです。 20代から40代に是非。

・人口減少という不可避のトレンドを、具体事例や豊富データで示しており、読みやすい。

目次

人口減少が日本にトドメを刺す前に
第1部 人口減少日本のリアル
 革新的ヒット商品が誕生しなくなる―製造業界に起きること
 整備士不足で事故を起こしても車が直らない―自動車産業に起きること
 IT人材80万人不足で銀行トラブル続出―金融業界に起きること
 地方紙・ローカルテレビ局が消える日―小売業界とご当地企業に起きること
 ドライバー不足で10億トン分の荷物が運べない―物流業界に起きること ほか

第2部 戦略的に縮むための「未来のトリセツ」
 10のステップ

 量的拡大モデルと決別する
 残す事業とやめる事業を選別する
 製品・サービスの付加価値を高める
 無形資産投資でブランド力を高める
 1人あたりの労働生産性を向上させる ほか


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