メディア論のおすすめ本8選!メディアの未来を探る(2026年)

メディア論について学ぶのにおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

私たちの生活に欠かせないメディア。 テレビや新聞、雑誌、インターネットなど、 さまざまなメディアが私たちに情報を届けてくれます。 しかし、メディアは私たちの意識や社会にどのような影響を与えているのでしょうか?

メディア論はメディアの役割や影響力、メディアリテラシーなどについて学ぶ学問です。 メディア論を学ぶことで、私たちはメディアをより深く理解し、 メディアに振り回されずに生きていくことができます。

マスメディアとは何か-「影響力」の正体 (中公新書 2706)

マスメディアとは何か-「影響力」の正体 (中公新書 2706)
稲増 一憲(著)
発売日: 2022-07-20

「マスメディアは世論を動かす」というイメージは本当なのか?

マスメディアの研究史をたどりながら、 マスメディアが持つ影響力を科学的に検証しています。 問題視されている偏向報道や世論操作などの実態を解明し、 SNS時代のマスメディアのあり方も問い直しています。

マスメディアの歴史やSNS時代のマスメディアの入門書としておすすめの一冊です。

(読者の口コミより)

・マスメディアの影響力をめぐる代表的な既往研究を的確にレビューした好著。

・マスメディアの影響力を客観的に分析した過去の研究を体系的に紹介していただき非常に気づきが多かったです。 一方研究の結果紹介が大部分で一般読者にとってみれば冗長な気がします。

目次

第1章 マスメディアは「魔法の弾丸」か―強力効果論とその限界
第2章 マスメディアは人々に影響を与えない?―限定効果論の登場
第3章 社会に広がる「2つのバイアス」―第三者効果と敵対的メディア認知
第4章 「現実認識」を作り出すマスメディア―「新しい強力効果論」の出現
第5章 マスメディアとしてのインターネット―「選好にもとづく強化」と注意経済
第6章 メディアの未来、社会の未来―「健全な民主主義」のための役割

メディア論―人間の拡張の諸相

メディア論―人間の拡張の諸相
マーシャル マクルーハン(著), 裕, 栗原(翻訳), 仲聖, 河本(翻訳)
発売日: 1987-07-01

マーシャル・マクルーハンによるメディア論の古典的名著です。

メディアの力についての本で、 メディアは単に情報を伝える媒体ではなく、 人間の知覚や思考を形作る力を持つと説きます。

1960年代に書かれた本ですが、 先見性のある内容が詰まっています。 メディアについて学びたい方はぜひ読んでおきたい一冊です。

(読者の口コミより)

・本書は、メディアを消費する者全てにとっての正典(Canon)だ。メディアとは何か、 機能性、が本書では追究されている。

目次

メディアはメッセージである
話されることば―悪の華?
書かれたことば―耳には目を
数―群衆のプロフィール
住宅―新しい外観と新しい展望
貨幣―貧乏人のクレジット・カード
漫画―『マッド』―テレビへの気違いじみた控えの間
写真―壁のない売春宿
新聞―ニュース漏洩による政治
広告―お隣りに負けずに大騒ぎ〔ほか〕

クリティカル・ワード メディア論 理論と歴史から〈いま〉が学べる

クリティカル・ワード メディア論 理論と歴史から〈いま〉が学べる
門林 岳史(著), 増田 展大(著), 秋吉 康晴(著), 飯田 麻結(著), 飯田 豊(著), 岩...
発売日: 2021-02-26

これまでのメディア論の入門書は、メディアの歴史や理論を解説するものが主流でした。 しかし、本書は近年の新たな動向も取り入れ、メディアの実践を横断的にとらえて論じています。

取り上げている35個のキーワードの一例は次の通りです。
メディア、コミュニケーション、情報、経済、ジェンダー、軍事、情報戦、 ソーシャルメディア、人工知能、メタバース、NFT、ブロックチェーン

これらのキーワードについて 歴史的・理論的な背景を踏まえた上で、 現代のメディア社会における意味を解説しています。

(読者の口コミより)

・それぞれの項目で参考文献や、その分野の文脈と開拓者を知れるので、この本から興味を引いたキーワードを見つけ、更に本を手に取るという利用の仕方が良さそう。

目次

第1部 理論編―メディア理論の現在
 身体
 知能
 遊び/ゲーム ほか

第2部 系譜編―メディア思想の潮流
 フランクフルト学派
 マクルーハンとトロント学派
 ドイツのメディア哲学 ほか

第3部 歴史編―メディア考古学の実践
 複製メディア
 出版メディア
 画像メディア ほか

大人のためのメディア論講義 (ちくま新書 1167)

大人のためのメディア論講義 (ちくま新書 1167)
石田 英敬(著)
発売日: 2016-01-06

メディア研究を専門とする石田英敬氏による、 メディアの歴史と現状をわかりやすく解説した入門書です。

メディアとは何か、メディアが私たちの生活にどのような影響を与えているのか、 といった基本的なことから、 メディアの歴史や現代におけるメディアの現状までを解説しています。 さらに、メディアの進化が私たちの生活をどのように変えたのかを、 具体的な事例を交えて説明します。

メディア論の入門書だけでなく、 記号論の入門書としても使える一冊です。

(読者の口コミより)

・情報学・記号論についての入門書として、最適

・現在の変化を良く捉えており、考えさせられる本

目次

第1章 メディアと“心の装置”
第2章 “テクノロジーの文字”と“技術的無意識”
第3章 現代資本主義と文化産業
第4章 メディアの“デジタル転回”
第5章 「注意力の経済」と「精神のエコロジー」
第6章 メディア再帰社会のために

メディア論の名著30 (ちくま新書 1530)

メディア論の名著30 (ちくま新書 1530)
佐藤 卓己(著)
発売日: 2020-11-07

メディア研究の第一人者である佐藤卓己氏がメディア論の名著30冊を紹介しています。 広く知られてる古典から、隠れた名著まで、本の解説にとどまらず、 独自の見解を加えながら話を展開していきます。

ウェブ時代におけるメディア論を知りたい方や、 メディア論の名著を探している方におすすめの書籍です。

(読者の口コミより)

・著者ならではの知的な脱線ありの名ガイドになっていて 他の人では書くことが出来ない第一人者振りを発揮しております。

目次

1 大衆宣伝=マス・コミュニケーションの研究
2 大衆社会と教養主義
3 情報統制とシンボル操作
4 メディア・イベントと記憶/忘却
5 公共空間と輿論/世論
6 情報社会とデジタル文化

メディア論〔新版〕 (放送大学教材 6773)

メディア論〔新版〕 (放送大学教材 6773)
水越 伸(著)
発売日: 2022-03-20

放送大学のメディア論教科書の新版です。 メディアがどのように私たちの日常や世界の動向に影響を与え、 国際的な相互依存を生み出しているかを解説します。

メディアの歴史的・地理的な視点や、 デジタル化による変化についても触れ、 メディアリテラシーを養うための実践的な考察を提供。 現代のメディアが抱える問題に対して当事者意識を持つ重要性を説き、 現代社会のメディアとの向き合い方を学べます。

(読者の口コミより)

・メディア論の歴史・地理の理論および実践例の紹介

メディア文化論 --メディアを学ぶ人のための15話 改訂版 (有斐閣アルマ)

メディア文化論 --メディアを学ぶ人のための15話 改訂版 (有斐閣アルマ)
吉見 俊哉(著)
発売日: 2012-12-15

メディアと社会の関係を、理論、歴史、実践という3つの視点から多面的に理解できる本です。

具体的には、 理論の視点では、メディアとは何か、メディアの役割や機能とは何かを学ぶことができます。 歴史の視点では、メディアの歴史を振り返ることで、 メディアが社会にどのように影響してきたのかを理解することができます。 実践の視点では、メディアの実際の使い方や、 メディアが社会にどのように使われているのかを学ぶことができます。

改訂版では第三部を中心に改訂し、 ネット社会やグローバル化の状況に対応に対応しています。

(読者の口コミより)

・アクチュアルな学問としてのメディア論の入門書として、かなり完成度は高いと感じた。

・学説史、メディア史の結晶としてのメディア論を概説的に学べる。

目次

メディアとは何か
1 方法としてのメディア
 メディアの時代メディアの理論
 新聞学というメディアの知
 マス・コミュニケーション理論の展開とその限界
 メディア革命と知覚の近代
 カルチュラル・スタディーズの介入

2 歴史としてのメディア
 新聞と近代ジャーナリズム
 電話が誕生したのはいつだったのか
 誰が映画を誕生させたのか
 ラジオ・マニアたちの社交圏
 テレビが家にやって来た

3 実践としてのメディア
 ケータイが変える都市の風景
 パソコンとネットワーク化する市民社会
 グローバル・メディアとは何か
 メディアを変革するための知

メディア論の冒険者たち

メディア論の冒険者たち
伊藤 守(編集)
発売日: 2023-09-01

ベンヤミン、マクルーハン、ボードリヤール、エーコ、マクロビー、 キットラー、マノヴィッチなど、20世紀から現代までの主要理論家たちの思想を通して、 「メディアとは何か」という問いを多角的に探ります。

複製技術、情報社会、デジタル文化、ジェンダー、政治、身体表象など、 時代の変化とともに展開してきたメディア論の進化を体系的に整理。 第一線の研究者たちが執筆し、古典理論から最新のデジタル論までを一冊で網羅した、 現代メディアを読み解くための案内書です。

目次

1 メディア論の目覚め
 ガブリエル・タルド―モナド論からメディア論へ
 ヴァルター・ベンヤミン―媒質から複製技術メディアへ
 テオドール・W・アドルノ―同一化と抵抗の弁証法
 レイモンド・ウィリアムズ―テレビのフォームとフォーメーション
 マーシャル・マクルーハン―メディア論の発見者

2 メディア論の展開
 ジャン・ボードリヤール―モノの記号論からメディアのシミュラークル論へ
 ウンベルト・エーコ―偶然からのメディア論!?
 スチュアート・ホール―イデオロギー分析としてのメディア論へ
 アンジェラ・マクロビー―フェミニスト・カルチュラル・スタディーズの広がる領野
 レイ・チョウ―眼差す力とメディア ほか

3 デジタルのメディア論
 フリードリヒ・キットラー―メディアの系譜学と技術への問い
 ベルナール・スティグレール―“アテンション”からのメディア哲学
 マーク・B・N・ハンセン―テクノロジーと身体の媒介者
 レフ・マノヴィッチ―デジタル文化のメディア論 ほか
4 メディア論の最前線
 トーマス・ラマール―アニメを通して思考するメディアの理論化
 ヘンリー・ジェンキンズ―媒介される文化
 ロザリンド・ギル―変容し続けるメディア・ランドスケープと女性性
 サラ・バネット=ワイザー―メディア文化と両義性の政治 ほか



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