非認知能力を理解するためのおすすめ本8選(2026年)
学力や資格だけでは測れない力が静かに注目を集めています。 困難に立ち向かう力、他者と協働する力、 自分を信じて挑戦し続ける力——それらは「非認知能力」と呼ばれ、 人生の質を大きく左右すると言われています。 しかし、その正体は曖昧で「結局どう育てればいいの?」と感じている人も多いはず。
ここでは非認知能力に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
教師のための「非認知能力」の育て方
テストでは測りにくい「非認知能力」を、 学校現場でどのように育てていくかを示した書籍です。
数ある非認知能力の中でも「自分と向き合う力」「自分を高める力」「他者とつながる力」 に焦点を当て、認知能力と一体的に育成する方法を提案しています。 抽象的になりがちな教育目標を行動レベルに落とし込む方法や、 日常の見取りとフィードバック、授業内での意図的な仕掛け、 振り返りを通じた評価までを5つのステップで解説。
小学校から高校までの実践例も紹介されており、 非認知能力を育てたい教師にとって、すぐに活用できる一冊です。
(読者の口コミより)・今まで形だけで教育されてきた「自己をみつめる力」が、この本では具体的におさめられています。志をもって教師になりたいと思う人は、ぜひ読むべき本だと思いますし、そして、志を失った教師にも読んでほしい一冊です。
目次
第0章 学校で育てたい「非認知能力」とは 第1章 ステップ1.0 Chunk down 抽象的な教育目標から具体的な行動指標へ 第2章 ステップ2.0 Feedback 日常的な見取りとフィードバックで意識づけ 第3章 ステップ3.0 Gimmick 意図的な仕掛けと感情への働きかけ 第4章 ステップ4.0 Assessment 量的×質的な振り返りと定期的な自己評価 第5章 ステップ5.0 Reflection 反省的実践者としての教師自身の省察
私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む
「非認知能力」が子どもの将来や社会的格差にどのような影響を与えるのかを、 科学的根拠と豊富な事例から解き明かす書籍です。
ジェームズ・ヘックマン氏らの研究をはじめ、 心理学・経済学・教育学の知見をもとに、 やり抜く力や自制心、好奇心といった力が、 特に貧困や逆境にある子どもにとって重要であることを示します。
非認知能力は教え込むものではなく、 家庭や学校、地域といった「環境」の中で育まれるものだと強調し、 幼少期の親子関係、ストレスへの配慮、 効果的なフィードバックなど関わり方を紹介しています。
(読者の口コミより)・邦書では貧困層に対する教育の科学的研究と呼べるものになかなか出会えない。そのため、私にとって非常に貴重な本となった。
・親や周りの環境がいかに大切なのか。 これを読めば理解できると思います。
目次
1 逆境 2 戦略 3 スキル 4 ストレス 5 親 6 トラウマ(心的外傷) 7 ネグレクト 8 幼児期の介入 9 アタッチメント(愛着) 10 家庭への介入 11 家庭を超えて 12 学習のための積み木 ほか
脳科学的に正しい! 子どもの非認知能力を育てる17の習慣
脳科学の視点から子どもの非認知能力を家庭で育てる方法を、 具体的な習慣としてまとめた書籍です。
著者は200以上の保育現場に関わり、数多くの研究結果を分析する中で、 子どもの人生を左右する6つの力──やる気や好奇心、 自信、セルフコントロール力、創造力、コミュニケーション力、 レジリエンス──に着目します。
内容は「ほめる」「傾聴する」「命令ではなく問いかける」といった日常的な関わりを軸に構成され、 未就学児から小学生までの家庭で無理なく取り入れられる工夫が満載。 マンガと解説を交えた構成で読みやすい一冊です。
(読者の口コミより)・育児に正解はありませんが、「根拠のある育て方」を知ることで、不安が安心に変わります。この本は、そんな確かな羅針盤になってくれる存在です。
目次
第1章 ほめる 第2章 傾聴する 第3章 命令はやめて問いかける 第4章 痛みを知る 第5章 体験する 第6章 子どもにまかせる
小学生から大人まで 非認知スキルトレーニングブック2025
「正解のない問い」に短時間で向き合うトレーニングを通して 非認知スキルを伸ばす書籍です。 著者が提案する方法は、1問5分、 自分なりの答えを考え言語化するというシンプルなもの。 問いに取り組む過程で、危機管理能力や探究学習力、メタ認知、レジリエンス、題意把握力、 資源最大活用力など、 これからの時代に欠かせない10の力を鍛えていきます。 小学生から大人まで幅広く使える構成で、 解答例やコメントも掲載。受験対策や面接、仕事やチーム活動など、 学びと実生活をつなぐ力を高めたい人に役立つ実践型トレーニングブックです。(読者の口コミより)・「円形」の考え方、発想は、行き止まりのない無限の可能性を与えてくれる。 とかく、直線的な概念に毒されている自分は、目を覚まされる感覚に驚いた。
・これからの世の中、求められるものが詰まっていました。
非認知能力を育てる あそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める (こころライブラリー)
0〜5歳の子どもにとって重要な「非認知能力」を、 日常のあそびを通して育てる方法を紹介した書籍です。
非認知能力を「あと伸びする力」と捉え、意欲や粘り強さ、 自己抑制、社会性、自尊心などが乳幼児期の関わりによって培われることを、 研究知見をもとに解説します。
実践編では体を動かすあそびや自然あそび、つくる・なりきるあそび、 絵本の読み聞かせなど、家庭ですぐに取り入れられる具体例を提示。 子どもの「いたずら」や「あそび込む時間」の意味にも光を当て、 大人の関わり方の大切さを伝えます。
(読者の口コミより)・本を読むと、あ、こういう理由でしているのね、成長のために大切なことなのね。と普段は怒って辞めさせていたことを広い心で身まれるようになりました。
・子どもの「現在の幸せ」が大事。確かに!
目次
第1部 非認知能力 あと伸びする力 ってどう育てるの? 「非認知能力」って何? 「あと伸びする力」を育てること アタッチメントが基盤―応じてくれる大人の関わり あそびが学び―2歳児の水あそび 「あそび込む」ことは、非認知能力につながる 「いたずら」も探索活動 「しつけ」は大切? 絵本の読み聞かせの大切さ 「幸せ」になるということ―現在が幸せであるために 「非認知能力を育てる」子育てで大切なこと 第2部 非認知能力を育てるあそびのレシピ からだを動かしてあそぼう 自然とあそぼう 「作る」あそび 「なりきって」あそぶ 絵本を楽しもう 大人と一緒のあそび
人生・キャリアのモヤモヤから自由になれる 大人の「非認知能力」を鍛える25の質問
人生やキャリアに感じる漠然とした不安や迷いを、 「非認知能力」を鍛えることで乗り越えていくための書籍です。
自己肯定感や自分軸、主体性、共感力などを「7つの武器」として整理し、 どんな環境でも自分らしく選択できる力の重要性を説きます。
25の質問に答えながら思考を深めていく紙上コーチング形式で、 読み進めるうちに自分の価値観や思考の癖に気づき、 行動の軸が少しずつ明確になっていきます。 前例のない時代に振り回されず、柔軟にキャリアを築きたい大人に向けた一冊です。
(読者の口コミより)・非認知能力って何?から興味を持って読み始めた一冊です。非認知能力って言葉馴染みはないけど、読んでいくと知ってる能力ばかりでした。が、自分の能力として発揮できているかといえばそうではないものばかり。
目次
序章 「7つの武器」を手の入れて、どんなキャリアも切り拓ける自分をつくろう 第1の武器 「自己肯定感」―ポジティブ思考を身につけ、ありのままの自分を受け入れる 第2の武器 「自分軸」―「他人軸の自分」から卒業して、人生の主導権を握る 第3の武器 「成功体質」―完璧主義と学習性無力感に別れを告げて、「できる自分」をつくる 第4の武器 「主体性」―「やりたい」を見つけて、好奇心を育む 第5の武器 「オープンマインド」―柔軟性を手に入れて、新しいやり方に目を向ける 第6の武器 「共感力」―巻き込む力を育み、「応援される自分」をつくる 第7の武器 「プランド・ハップンスタンス」―「何となく+短期の人生設計」で、最高に自分らしいキャリアをつくる
自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学 (講談社現代新書 2551)
非認知スキルの中核ともいえる「自分をコントロールする力」に焦点を当て、 その正体と育ち方を発達心理学の視点から解説した書籍です。
この力を「実行機能」と呼び、感情や衝動を抑え、 目標に向かって行動を調整する能力が、学業成績や仕事の成果、 さらには健康にも深く関わることを示します。
実行機能が幼少期からどのように発達し、 思春期にどんな影響を受けるのかを説明しつつ、 子どもへの関わり方や大人になってからの鍛え方も紹介。 子育て中の保護者から教育関係者、自己理解を深めたい大人まで、 幅広い読者に役立つ内容です。
(読者の口コミより)・実行機能に関する研究本でもあり、発達心理学の本でもあり、子育て本でもあり、自己啓発本の側面もある、かなりおいしい内容だと言えます。
目次
第1章 実行機能とは? 第2章 自分をコントロールすることの重要性 第3章 実行機能の育ち方 第4章 自分をコントロールする仕組み 第5章 岐路となる青年期 第6章 実行機能の育て方 第7章 実行機能の鍛え方 第8章 非認知スキルを見つめて
非認知能力の強化書
10代が自分自身の力で「非認知能力」を鍛えるための考え方と実践法を、 やさしい言葉でまとめた書籍です。
やる気や粘り強さ、リーダーシップといった、テストでは測れない力を「心」と捉え、 これからの時代に欠かせない能力として解説します。
なぜ今、非認知能力が求められるのかを示したうえで、 意識の持ち方や自分を振り返る習慣、 感情や行動のコントロール方法などを段階的に紹介。夢の描き方にも触れ、 「自分のため」だけでなく「誰かのため」に行動する視点を育てます。 前向きに一歩を踏み出すためのヒントが詰まった内容です。
(読者の口コミより)・著者は教育者だそうなので、どうしたら弱点を伸ばしていけるのか、という理論だけではなく、全体に流れる優しさの様なものがあり、読んでいて好感が持てました。
目次
第1章 非認知能力って何? 第2章 いま、非認知能力が求められる理由 第3章 非認知能力の鍛え方 第4章 意識の持ち方 第5章 自分自身のモニタリングとコントロール 第6章 2種類の夢~誰かのために 第7章 非認知能力だけの話では終わらない
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