平安時代がわかる!おすすめ本9選(2026年)

和歌が詠まれ、恋が語られ、権力が渦巻いた平安時代。 その奥深い世界は、古典や歴史の教科書だけでは味わい尽くせません。

現代の視点で描かれた物語や、当時の暮らしを鮮やかに伝える本を通して、 千年前の人々の想いや日常に触れてみませんか。 あなたの知らない平安を発見できます。

ここでは平安時代に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 4 武士の目覚め 平安時代後期

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 4 武士の目覚め 平安時代後期
山本 博文(監修)
発売日: 2015-06-30

平安時代後期の激動を描いた学習まんがです。

摂関政治が終わり、白河上皇らによる院政が始まると、 上皇が知行国や荘園を集めて実権を握る一方、 各地で武士団が勢力を拡大します。

源義家を中心とした源氏や、平清盛率いる平氏が台頭し、 保元の乱・平治の乱を経て、ついに平氏が政権を掌握。 平清盛は太政大臣となり、日宋貿易など新たな政策も展開しました。 武士が歴史の表舞台に立つまでの流れを、 豊富なエピソードと解説で学べます。

(読者の口コミより)

・記憶から消え去っていた「福原京」のことや、 藤原信頼、信西、源義朝のことなど忘れていたものがよみがえってきた。

目次

第1章 源氏武士団の発展
 東国で力をのばす源氏
 前九年合戦
 後三年合戦
 源義家の出世

第2章 院政と平氏
 白河上皇、院庁を開く
 院政を守る武士
 源氏の内乱
 平氏の台頭

第3章 栄える奥州・乱れる都
 藤原清衡と奥州
 鳥羽法皇と崇徳上皇の対立
 保元の乱
 武士たちの世

第4章 平氏の栄華
 平治の乱
 日宋貿易
 平清盛、太政大臣になる
 後白河法皇対平清盛

もーっと歴史が分かる!わくわく特別授業
 調べて納得「院政期は『遊び』の時代」
 ここに注目「武士の歴史」
 おしえて!先生
 Q&A
・年表


角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 3 雅なる平安貴族 平安時代前期

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 3 雅なる平安貴族 平安時代前期
山本 博文(監修)
発売日: 2015-06-30

平安時代前期の政治と文化をわかりやすく解説した学習まんがです。 桓武天皇が奈良から京都に都を移し、平安時代が始まる様子から、 藤原氏が天皇の外戚として摂政・関白の地位を固めていく過程を描きます。

遣唐使の廃止によって国風文化が花開き、 仮名文字の誕生とともに『源氏物語』などの文学作品が生まれた背景も紹介。

地方で力を増す武士の台頭や、最澄・空海による新しい仏教の広がりなど、 多彩なエピソードを通じて平安時代の全体像をつかめます。

目次

第1章 桓武天皇と平安京
 長岡京から平安京へ
 征夷大将軍坂上田村麻呂
 最澄と空海―新しい仏教
 藤原北家の成長

第2章 貴族政治の発展
 摂政と関白
 菅原道真、大宰府へ
 国風文化の誕生
 増えていく荘園

第3章 藤原道長と摂関政治
 道長と伊周の権力争い
 中宮定子と清少納言
 紫式部の『源氏物語』
 藤原道長の栄華

第4章 栄える国風文化
 平安貴族の雅な暮らし
 武士の成長
 承平・天慶の乱
 摂関政治の終わり

もーっと歴史が分かる!わくわく特別授業
 調べて納得「仮名文字の成立」
 ここに注目「服装の歴史 男性編」
おしえて!先生
 Q&A
・年表


平安 もの こと ひと事典

平安 もの こと ひと事典
砂崎 良(著), 承香院(監修)
発売日: 2024-01-10

平安時代、特に一条天皇期に関する千以上の用語を解説した新しい事典です。

「会ふ」「葵祭」「をかし」など、 日常生活や行事、人物、文化にまつわる幅広い項目を五十音順で収録し、 古典作品からの用例も豊富に掲載。

源氏物語や枕草子、百人一首などの世界がより身近に感じられ、 古典学習や映像作品鑑賞の際にも役立ちます。 最新研究に基づいた装束イラストも充実し、 平安人の暮らしや感性がリアルに伝わる一冊です。

目次

あ行(会ふ、肖物、葵…)
か行(貝、貝合、貝覆ひ…)
さ行(斎院、斎王、斎宮…)
た行(攤、対、題…)
な行(地震、内教坊、内侍…)
は行(梅花、拝舞、這ひ渡る…)
ま行(舞、舞茸、舞姫…)
や行(焼い米、八重葎、焼き石…)
ら行(櫑子、礼服、落飾…)
わ行(我家、和歌、若菜…)
巻末資料

謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 (中公新書 2783)

謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 (中公新書 2783)
榎村 寛之(著)
発売日: 2023-12-20

平安遷都から約200年にわたる激動の時代を解き明かす一冊です。

桓武天皇による都の移転や政治改革を皮切りに、 律令国家が大きな政府から小さな政府へと変化し、 社会が豊かになった背景を追います。

また、藤原基経や菅原道真、在原業平など個性豊かな人物や、 斎宮女御氏・中宮定子・紫式部ら宮廷女性たちの活躍も描写。 摂関家の誕生や平安文学の発展など、王朝文化の核心に迫りながら、 「この国のかたち」が形作られた平安前期の全貌を紹介しています。

(読者の口コミより)

・平安京遷都から源氏物語が書かれた時代までの前期200年の流れを解説してくれる。 水系の話し、文人官僚がいたこと、女官と女房の違いなど初めて知ることも多くて面白かった。

目次

はじめに―平安時代は一つの時代なのか?
序章 平安時代前期二〇〇年に何が起こったのか
第1章 すべては桓武天皇の行き当たりばっかりから始まった
第2章 貴族と文人はライバルだった
第3章 宮廷女性は政治の中心にいた
第4章 男性天皇の継承の始まりと「護送船団」の誕生
第5章 内親王が結婚できなくなった
第6章 斎宮・斎院・斎女は政治と切り離せない
第7章 文徳天皇という「時代」を考えた
第8章 紀貫之という男から平安文学が面白い理由を考えた
第9章 『源氏物語』の時代がやってきた
第10章 平安前期二〇〇年の行きついたところ

日本の古代とは何か 最新研究でわかった奈良時代と平安時代の実像 (光文社新書)

日本の古代とは何か 最新研究でわかった奈良時代と平安時代の実像 (光文社新書)
有富純也(著)
発売日: 2024-07-18

最新の研究成果をもとに、 奈良時代と平安時代の実態を比較しながら解説した一冊です。

これまで教科書で語られてきた 「律令制の崩壊」「荘園の成立」「藤原氏の台頭」といった枠組みだけでは説明しきれない、 国家権力の所在や地方支配の実態、文化の変遷に新たな光を当てています。

受領は本当に悪吏だったのか、藤原道長の摂政在任期間は実は1年だけだったのかなど、 従来のイメージに疑問を投げかけ、 奈良・平安時代の本当の姿に迫ります。 巻末には研究者による座談会も収録。

目次

第1章 “奈良時代の権力論”奈良時代の国家権力は誰の手にあったのか―天皇・皇族・貴族
 古代史の中の奈良時代
 律令国家の構造をめぐる議論 ほか

第2章 “平安時代の権力論”藤原氏は権力者だったのか?
 摂関政治像の転換
 天皇を中心とした政治の再編 ほか

第3章 “奈良時代の地方支配論”地方支配と郡司―なぜ郡司は重要なのか?
 古代国家の地方支配を考える
 郡司の重要性 ほか

第4章 “平安時代の地方支配論”変貌する国司―受領は悪吏だったのか?
 受領国司の登場
 受領は強欲な地方官だったのか ほか

第5章 “奈良・平安時代の文化論”“「唐風文化」から「国風文化」へ”は成り立つのか
 教科書の文化史区分
 「唐風化」の諸段階 ほか

座談会 「日本の古代とは何か?」―司会・有富純也 磐下徹、十川陽一、黒須友里江、手嶋大侑、小塩慶

この世をば (上) 藤原道長と平安王朝の時代 (朝日文庫)

この世をば (上) 藤原道長と平安王朝の時代 (朝日文庫)
永井 路子(著)
発売日: 2023-11-07

永井路子氏が平安時代中期の権力者・藤原道長の若き日々を描いた歴史小説の上巻です。

藤原兼家の五男として生まれ、兄たちの陰に隠れていた道長が、 父の死や兄たちの相次ぐ病没を経て、政界で頭角を現していく姿を描写。

姉の詮子や正妻の倫子など、 道長を取り巻く女性たちの存在も物語に彩りを添えます。 平凡な末弟が野心と知略を武器に権力争いを勝ち抜き、 やがて「この世のすべてを手にした」と称されるまでの成長と苦悩が、 平安貴族社会の人間模様とともに描かれています。

集英社 コンパクト版 学習まんが 日本の歴史 4 平安京と貴族の世 平安時代 I

集英社 コンパクト版 学習まんが 日本の歴史 4 平安京と貴族の世 平安時代 I
仁藤 敦史(監修), 蛭海 隆志(著), 早川 恵子(イラスト)
発売日: 2021-06-15

平安京への遷都から貴族社会の栄華までを、 まんがでわかりやすく学べる一冊です。

桓武天皇による都の移転や、 最澄・空海による新しい仏教の広まり、 藤原氏が100年にわたり摂政・関白を独占した摂関政治の仕組みを解説。

遣唐使の廃止によって独自に発展した国風文化や、 かな文字の発明による『源氏物語』『枕草子』など名作誕生の背景も描かれています。 重要人物やQ&Aコラムも充実し、平安時代の政治と文化の流れを楽しく理解できます。

目次

第1章 桓武天皇と平安京
第2章 最澄と空海の新しい仏教
第3章 藤原氏の台頭
第4章 摂関政治と国風文化
第5章 地方政治の乱れと浄土教
日本の歴史 わくわくミュージアム

あたらしい平安文化の教科書 平安王朝文学期の文化がビジュアルで楽しくわかる、リアルな暮らしと風俗 (あたらしい教科書)

あたらしい平安文化の教科書 平安王朝文学期の文化がビジュアルで楽しくわかる、リアルな暮らしと風俗 (あたらしい教科書)
承香院(著)
発売日: 2024-02-13

平安時代中期の王朝文化と人々の暮らしを、 写真を用いたビジュアル表現で紹介する一冊です。

「源氏物語絵巻」や「年中行事絵巻」に描かれた場面をもとに、 朝廷への出仕、蹴鞠、垣間見、女房たちの日常などをリアルに再現し、 架空の貴族・承香院の生活として物語風に展開します。

建物や装束の基礎知識も解説され、実際に再現された衣装の着姿や動きから、 着心地や所作まで理解できます。 倉本一宏氏や片渕須直氏との対談も収録され、 平安文化を多角的に楽しめる内容です。

(読者の口コミより)

・イラストではなく、当時の様子を再現した写真というのがリアルで良いです。 眺めているだけでも楽しい本です。

目次

第1章 平安文化の基礎知識
 平安京とは
 大内裏と内裏
 清涼殿 ほか

第2章 承香院絵巻―ビジュアルで見る平安文化
 承香院絵巻 序
 出仕
 下襲を高欄に掛けて簀の子にさぶらう ほか

第3章 平安文化の楽しみ
 手紙
 季節
 漢詩文と和歌

平安対談 平安貴族のリアリティ―倉本一宏×承香院
『枕草子』の読み取り方を変える―片渕須直×承香院

眠れないほどおもしろい紫式部日記: 「あはれの天才」が記した平安王朝宮仕えレポート! (王様文庫 D 59-12)

眠れないほどおもしろい紫式部日記: 「あはれの天才」が記した平安王朝宮仕えレポート! (王様文庫 D 59-12)
板野 博行(著)
発売日: 2023-11-30

平安時代の宮廷生活を紫式部の視点から描き出す一冊です。

『源氏物語』の作者として藤原道長にスカウトされた紫式部が、 中宮彰子の女房として仕えた日々には、先輩女房たちの冷たい視線や、 出産立ち合いでの緊張、同僚への辛辣な批評など、 現代の「お仕事奮闘記」にも通じるリアルな心情がつづられています。

加持祈祷や宮中儀式、装束や調度品などの豆知識も豊富で、 マンガも交えながら古典に親しみやすく解説。 紫式部の「心の叫び」と平安王朝の舞台裏を楽しく知ることができます。

(読者の口コミより)

・大河ドラマを見ていますが、それとリンクして、どちらも理解度がアップ。 漫画や図も沢山あって、読んでいても飽きることなく理解ができます。楽しい本です。

目次

1章 中宮彰子、若宮をめでたくご出産!の巻…今をときめく『源氏物語』の作者として後宮にスカウト!
 女房デビュー!仕えたお方は藤原道長の娘・中宮彰子
 「女郎花で一首」―道長からの課題に紫式部は…?
 超美人の同僚・宰相の君の寝顔に「ズキューン」
 「物の怪の祟り」で超難産!道長の政敵の怨念か?
 祝・若宮誕生!「この若宮はいずれ帝になるお方よ!!」

2章 宮仕えはつらいよ!の巻…「厭世観の無限ループ」からの脱出なるか?
 一条天皇のお出まし―記録係の義務感でひたすら「よいしょ!」
 「超一流の学識人」実資と「当代一の権力者」道長
 彰子、代理へ戻る!帝へのお土産は『源氏物語』の豪華本
 初出仕で総スカン!唯一暖かく接してくれた大親友
 新嘗祭の「五節の舞姫」を上から目線で辛口採点!

3章 女房批評、させていただきますの巻…「ありあまる文才」と「走りすぎる筆」
 同僚への忖度は処世術。でも「チクリとひと言」も?
 和泉式部―奔放すぎるゴシップクイーン
 赤染衛門―万事控えめで風情ある人
 清少納言―知ったかぶりの恥知らず女
 「私って、我ながら面倒な女…」自己分析もしちゃいます

4章 『紫式部日記』が書かれた時代って?の巻…「藤原氏の歴史」をたどると、さらに面白くなる!
 藤原北家の「熾烈な勢力争い」が『紫式部日記』を生んだ?
 道長の父・兼家はかくして権力を手中に収めた ほか

5章 紫式部と藤原道長―本当はどんな関係だった?の巻…「満月のようにパーフェクト!」な男と四納言たち
 未曾有の一家立三后!「わが世とぞ思ふ」のも当然!?
 真夜中、道長の突然の来訪―これって今ならパワハラ&セクハラ!? ほか



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