強迫性障害の治療や対処法がわかる!おすすめ本12選(2026年)

強迫性障害とは、繰り返し同じ行動や思考をしてしまう精神疾患です。 その原因は完全に解明されていませんが、脳内の神経伝達物質の異常や、 遺伝的要因などが関係しているとされています。

強迫性障害は放置すると日常生活に支障をきたすほど重症化する可能性があります。 そのため、早期に治療することが大切です。

ここでは強迫性障害について詳しく知ることができるおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

強迫症を治す 不安とこだわりからの解放 (幻冬舎新書)

強迫症を治す 不安とこだわりからの解放 (幻冬舎新書)
亀井 士郎(著), 松永 寿人(その他)
発売日: 2021-09-29

精神科医の著者である亀井士郎氏が、強迫症(強迫性障害)に苦しむ日々を体験し、 強迫症治療の第一人者である松永寿人氏との出会いを通じて回復を遂げた実話をもとに書かれた書籍です。

強迫症の症例や背景、病理、治療戦略などが解説されていて、 かつての自分と同じ症状で苦しむ人々を救いたいという思いで書かれている一冊です。

(読者の口コミより)

・軽い確認系なのですが、確認は2度まで、がうまくはまって、我慢を覚えています。

・「強迫性障害の教科書」です。強迫性障害を「原因」「症状」「対処法」すべての側面から、明快に書かれています。

目次

第1章 強迫症の疾患概念
第2章 強迫症の精神病理
第3章 強迫症の治療戦略
第4章 強迫症の実際―症例「私」
第5章 その他の強迫症例
第6章 強迫症の背景
第7章 患者と家族のための指南

森田療法で治す「不安症・強迫症」: 正しい理解と乗り越え方 (心のお医者さんに聞いてみよう)

森田療法で治す「不安症・強迫症」: 正しい理解と乗り越え方 (心のお医者さんに聞いてみよう)
中村敬(監修)
発売日: 2022-06-16

不安や恐怖をコントロールしようとするのではなく、 ありのままの自分を受け入れることで心を癒す森田療法の実践書です。

不安症や強迫症のメカニズムを解説し、 これらの症状が悪化する理由を深く掘り下げます。 森田療法は、過剰な不安にとらわれず感情や欲望をそのまま受け入れ、 自己治癒力を引き出す治療法です。

7つのセルフレッスンを通じて、読者は自分を変えることなく、 心の安定を取り戻す方法を学びます。 治療方法や医療機関でのアプローチも紹介されています。

(読者の口コミより)

・生の欲望を見出し、活性化させることが大事。 セルフレッスンで森田療法のプロセスが分かりやすい。

・合ってる方には、とっても良いです。

目次

1 不安症・強迫症のメカニズム―不安から始まる悪循環によって悪化する病気には森田療法が効果的
 不安症・強迫症とは―不安によって不快な状態に。日常生活がうまく送れない
 不安症・強迫症の心理構造1―もともと不安や恐怖を感じやすい性格傾向をもつ ほか

2 考え方と治療法―不安も欲望も内包した、そのままの自分でよしとする
 認知行動療法との違い―不安をコントロールしない。不安をそのままに置く
 感情のとらえ方―感情はつねに変化流動する。不安はあって当たり前 ほか

3 不安症・強迫症が改善―7つの問いで人生が動き始める森田療法のセルフレッスン
 心構え―いまの自分に悩み、自分で自分を変えたい人ほどスムーズに改善
 レッスン1―いまなにに悩み、治ったら、どんな毎日を送りたい? ほか

4 医療機関で森田療法を受けたい人へ
 治療者の役割―治療者とのかかわりを支えに、改善していく
 医療機関での治療内容―薬物療法で症状を軽くしながら、森田療法で健康的な生活を目指す ほか


強迫性障害とともに生きてみた。―不安が軽くなる30のヒント

強迫性障害とともに生きてみた。―不安が軽くなる30のヒント
つくしゆか(著)
発売日: 2025-10-18

つくしゆか氏が20年以上向き合ってきた強迫性障害との日々をもとに、 不安と付き合うための具体的なヒントを30項目にまとめたコミックエッセイです。

「施錠確認がやめられない」「不吉な数字が怖い」 「何度確かめても安心できない」といった当事者ならではのリアルな悩みを紹介しつつ、 そのとき著者がどのように不安をやわらげてきたのかを描きます。

心のこだわりから少し離れる考え方や、日常で実践しやすい工夫も多数収録。 精神科医・原田誠一氏の解説も添えられ、 今まさに苦しむ人に寄り添い、前に進む力をくれる一冊です。

目次

エピソード編 笑えるようで、笑えない!強迫性障害な日々
 つくしの強迫性障害が深刻化するまで

知識編 心のこだわりから自由になるには?
 知っていますか?強迫性障害のこと
 つくしの改善への道のり

実践編 不安が軽くなる30のヒント
 もうちょっと知りたい、強迫性障害
 自律神経の整え方、五つのポイント!

気づき編 強迫性障害がわたしに教えてくれたこと

【読む常備薬】図解いちばんわかりやすい強迫性障害; 強すぎる「不安」と「無意味な行動」の断ち切り方

【読む常備薬】図解いちばんわかりやすい強迫性障害; 強すぎる「不安」と「無意味な行動」の断ち切り方
原井宏明(監修)
発売日: 2021-08-21

家のカギは締めたか、電気のスイッチは切ったか、他人を傷つけてしまわないか等、 過度な不安によって制御不能になり、日常生活に支障をきたす強迫性障害の症状、 発症原因、治療法、周囲の対応などが図解でわかりやすく紹介されています。

強迫観念と向き合うことが、強迫性障害を克服する方法ということもわかります。

(読者の口コミより)

・イラストや文も簡単で分かりやすかった。とりあえず強迫性障害についてあまり知らない人に勧められる入門書にもなると思う。

目次

1章 症状の種類
 傾向を知る1―通常の不安と強迫性障害の不安を見極める
 傾向を知る2―大きく被害タイプと、加害タイプに分けられる ほか

2章 原因と治療
 発症のきっかけ―強迫性障害にきっかけはある?
 強迫と脳科学―セロトニン不足でも病気にはならない? ほか

3章 環境調整と周囲の対応
 環境調整1―強迫観念がなくなることはない?
 環境調整2―変化のある生活のほうがいい? ほか

巻末 併発しやすい病気
 さまざまな症状が併発する
 うつ病/不安症/パニック症/強迫性パーソナリティ障害/抜毛症/皮膚摘み取り症/醜形恐怖症/チック症 ほか

強迫性障害治療日記

強迫性障害治療日記
みやざき 明日香(著)
発売日: 2019-03-22

上で紹介したみやざき 明日香さんの書籍『強迫性障害です!』の続編にあたる書籍で、治療編です。

読者からの「治療について詳しく知りたい」という声にこたえて、 著者が強迫性障害治療に取り組んだ様子がコミックエッセイとして描かれています。

メリット・デメリット分析、そうしたらどうなるか技法、逆説的拡大視技法など、 著者が学んだいろいろな治療法も紹介されています。

(読者の口コミより)

・症状改善までを詳しく書いてあって何度も読み返しました。 かなりの努力をされたのが手に取るようにわかりました。

目次

プロローグ 決意する(みやざき、決意する)
第1章 病院での治療(病院での認知行動療法;みやざき、真面目に宿題する;みやざき、曝露する)
第2章 宣伝活動(みやざき、宣伝する;みやざき、取材を受ける)
第3章 いろんな治療法(メリット・デメリット分析;矢印技法/そうしたらどうなるか技法;そうしたらどうなるか技法/逆説的拡大視技法;バイブルを持つ;あるがままでよい;アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT))

強迫性障害の治療ガイド

強迫性障害の治療ガイド
飯倉 康郎(著)
発売日: 1999-06-01

強迫性障害(強迫神経症)の理解と治療法を解説した書籍です。 強迫性障害の症状を具体的な例を交えて説明し、 患者やその家族が症状を理解しやすくすることを目指しています。

例えば、手洗いやドアの確認が止められない、 運転中に事故を心配してしまうなど、 日常生活に支障をきたす症例が紹介されています。

また、治療法として行動療法の一つである曝露反応妨害法に焦点を当て、 実践編ではその進め方や心構え、治療途中の考え方についても詳述。 付録には、治療をサポートするためのシートもついています。

(読者の口コミより)

・8年前に買ったこの本は、強迫観念と強迫行為の相互作用を言語化する手助けをしてくれました。 症状が悪化する仕組みを理解することは、寛解への第一歩だと思います。使える本です。

目次

導入編
1. 強迫神経症についての知識 2
2. 強迫神経症の症状 4
3. 強迫神経症の治療 11
4. 治療の経過 14

実践編
1. 治療の進め方 16
2. 治療に入る前の心構え 17
3. 治療中に陥りやすい考え 21
4. ターゲットに挑戦 24
5. 付録 29

強迫症/強迫性障害をワークで治す本: つらい行動がやめられるヒント (心のお医者さんに聞いてみよう)

強迫症/強迫性障害をワークで治す本: つらい行動がやめられるヒント (心のお医者さんに聞いてみよう)
野間利昌(監修)
発売日: 2024-07-12

強迫症に悩む人々に向けた実践的な治療法を提供する一冊です。 手洗いや戸締りの確認、数字へのこだわりなど、 繰り返し行動に困っている方に具体的な解決法を提案します。

自宅でできる曝露反応妨害法を中心に、治療の進め方や実践的なアドバイスを紹介。 自分でできる治療法を学び、少しずつ症状を改善していく方法を具体的に説明しています。 強迫症の症状に対する理解を深め、回復への道筋を示す手助けをしてくれます。

目次

1 強迫症とは 強迫的な考えとそれを打ち消すための行動に支配される
 強迫症のタイプ
 症状のタイプ
 強迫症とは
 患者さんのケース
 Aさん・男性・40代
自分に課したルールを絶対守る!先生と自分を信じ、確認の強迫を改善

2 がまんするのは人生の損!「つらい」と思ったときが受診・治療のチャンス
 受診のタイミング
 医療機関での治療
 併発する病気
 治療の見通し
 患者さんのケース
 Bさん・女性・30代
好きな本を読むとわるいことが……。小学生の自分を思い出して克服

3 打倒、強迫症!ホームワークの悩みをサポート 自宅でできる曝露反応妨害法
 曝露反応妨害法
 曝露反応妨害法の実践
 治療のアドバイス ほか

強迫性障害です!

強迫性障害です!
みやざき 明日香(著)
発売日: 2018-02-28

強迫性障害をもつ著者自身の半生を描いたコミックエッセイです。

何度も確認しないと気が済まない「確認強迫」、 物が捨てられない「保存強迫」、人に対する「加害強迫」、 縁起を気にする「縁起強迫」など、さまざまな症状に苦しむ様子が書かれています。

発症のきっかけから精神科での診断と通院、症状との苦闘する日々が赤裸々に描かれており、 漫画なので誰にでも読みやすい一冊です。

(読者の口コミより)

・文字と違い、マンガは分かりやすい。 短時間で読め、頭に良くはいる。

・「あるある」に頷きながら読んだ

目次

第1章 私は強迫性障害(強迫性障害の私の日常;仕事が怖い! ほか)
第2章 発症と悪化のきっかけ(私の父のこと;デビューと精神崩壊 ほか)
第3章 苦しみの日々(連載準備;初連載の結果 ほか)
第4章 再治療と回復(一番大事なこと;描くか死か ほか)
エピローグ その後の私(普通のことが出来る)

新装版 不安でたまらない人たちへ: やっかいで病的な癖を治す

新装版 不安でたまらない人たちへ: やっかいで病的な癖を治す
ジェフリー・M・シュウォーツ(著), 吉田 利子(翻訳)
発売日: 2017-01-20

強迫性障害(OCD)や悪癖に悩む人々に向けた行動療法の指南書です。 強迫症状が脳の生物化学的な問題に起因することを明らかにし、 その改善法として「四段階方式」を提案しています。

具体的には、自分がOCDに悩まされていることを認識し、脳のアンバランスを理解し、 強迫行動を健康的な行動に置き換える方法を示します。 この方法は強迫症に限らず過食症や依存症などにも応用可能で、 誰でも自分の行動を変え人生をより良くするための手助けになります。

(読者の口コミより)

・不安を抱えている多くの人に読んでもらいたいです。 どう対処すべきか、導いてくれています。

・私は強迫性障害で何年も悩まされて続けていますが、これに出会って少し気持ちが軽くなりました。

目次

第1部 四段階方式とは何か
 第一段階 ラベルを貼り替える―「わたしではない、OCDがさせるのだ」
 第二段階 原因を見直す―「脳のロックをはずす」
 第三段階 関心の焦点を移す―「願っているだけでは、実現しない」
 第四段階 価値を見直す―「OCDが教えてくれること」

第2部 人生に応用する
 自分の心を自覚する
 家族はどうすべきか
 過食、アルコール依存症などへの応用
 治療にあたって
 「浮き輪」としての薬
 あなたは強迫性障害か?
 自分で治すためのマニュアル

強迫性障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)

強迫性障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)
原田 誠一(監修), 原田 誠一(読み手)
発売日: 2008-11-11

100人に2人がかかる「こだわりの病」である強迫性障害について、 繰り返される手洗いや無意味な順序へのこだわりから治療法までを解説しています。

回復に向けて本人ができること、家族ができることや、 受診したがらない患者さんへの接し方などが書かれています。

強迫性障害の当事者やご家族に、 正しい知識を身につけて治療をスムーズに進める手助けとなる一冊です。

(読者の口コミより)

・内容はイラストを交えて医学的知識のない人にもわかりやすい。 強迫性障害の自分には病気と向き合う上で大きなプラスとなりました。

目次

1 わかっているのに、やめられない
 強迫症状―強迫観念と強迫行為にとらわれる
 タイプ1不潔―手洗い、入浴などの洗浄行為がいつまでも終わらない ほか

2 強迫性障害はこだわりの病
 特徴―特定のことにこだわり、過剰になって止められない
 特徴―「自己完結型」と「巻き込み型」がある ほか

3 疲れ切ってしまう前に受診を
 受診―精神科、精神神経科を受診する
 診断―自覚症状と苦痛、生活の支障の程度をもとに診断 ほか

4 回復に向けて本人ができること
 治療の考え方―「治してもらう」のではなく「一緒に治していく」
 日常生活のあり方―仕事や学校、趣味など日常生活を大切にする ほか

5 家族が協力者としてできること
 家族のあり方―止めたいが止められずに苦しんでいることを理解する
 家族のあり方―援助に必要なのは知識、思いやり、工夫と根気 ほか

実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 増補改訂

実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 増補改訂
田村 浩二(著)
発売日: 2014-07-26

医師や薬に頼らずに強迫性障害を克服した著者による実体験に基づくガイドブックです。 この本は40の鉄則を通じて、強迫性障害との付き合い方や克服方法を紹介しています。

強迫性障害を治したいけど努力の仕方がわからない方や、 恐怖感で悩んでいる方、同じことの繰り返しに疲れ切っている方におすすめの一冊です。

(読者の口コミより)

・強迫性障害、強迫観念の本は色々と試してみたが一番よかった。やはり著者の田村さんが強迫性障害を経験し、自らその壁を乗り越えたという事。その実体験を事細かに書かれている。

目次

第1章 強迫性障害(OCD)とは、および強迫性障害のメカニズム・フローチャート(強迫性障害(OCD:Obsessive‐Compulsive Disorder)とは
強迫性障害のメカニズム・フローチャート)
第2章 強迫性障害の症例(Aさん(二十八歳、男性)
Bさん(五十七歳、女性) ほか)
第3章 強迫性障害克服の鉄則(強迫観念の言っていることは真っ赤なウソである;戦えば戦うほど、相手は戦力を増強する ほか)
第4章 強迫性障害克服のためのワークブック(あなたが本当に恐れていることは何ですか?;不安階層表の活用)

強迫症/強迫性障害(OCD) 考え・行動のくり返しから抜け出す (健康ライブラリーイラスト版)

強迫症/強迫性障害(OCD) 考え・行動のくり返しから抜け出す (健康ライブラリーイラスト版)
原井 宏明(監修), 松浦 文香(監修)
発売日: 2023-08-31

強迫症の理解と治療法をイラストでわかりやすく解説した一冊です。 強迫症は、 手洗いや確認などが止められない症状で日常生活に大きな影響を与える病気ですが、 治療は可能です。

最も効果的とされるERP(エクスポージャーと儀式妨害)を中心に、 具体的な改善方法を示します。 また、家族や周囲の人がどう接するべきかも詳述されており、 症状の悪化を防ぎながら回復に向かうための手助けになります。

目次

第1章 それは強迫症の症状かも!?
 “強迫症状の共通点”頭にとどまり続ける考え、反復する行為
 “汚れることへの嫌悪”体、心、特定の場など「聖域」が汚される! ほか

第2章 なぜ、こんなことに?
 “よくある経過”いつの間にかエスカレートして問題に
 “なにが起きているのか”「脳の自己防御システム」が過剰に反応する ほか

第3章 「治す覚悟」を決めよう
 “目指すこと”症状にふりまわされずに生きていく!
 “診断を受ける”「どこにかかるか」で経過は左右される ほか

第4章 行動を変える!ERP実践法
 “ERPの進め方”行動療法
 ERP
を実践すれば変わる!
“ベースラインの測定”実践前に自分の課題を明らかにしておく ほか

第5章 身近な人ができること
 “周囲の心得”まわりが対応を変えると、本人の症状も変わる
 “巻き込まれない”「そうかもね」「ふーん」と受け流す ほか


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