リベラルアーツを身に付けるためのおすすめ本8選(2026年)

正解がすぐに見つからない問いに、 私たちはどう向き合えばよいのでしょうか。 仕事、社会、人生——複雑さを増す現代において、 単なる知識やスキルだけでは立ち行かない場面が増えています。

そんな時に力を発揮するのが「リベラルアーツ」です。 それは特定の専門ではなく、物事を深く考え、 判断し、言葉にするための土台となる力。

ここではリベラルアーツに関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

世界のエリートが学んでいる 教養書必読100冊を1冊にまとめてみた

世界のエリートが学んでいる 教養書必読100冊を1冊にまとめてみた
永井孝尚(著)
発売日: 2023-11-29

リベラルアーツの名著100冊を1冊に凝縮した教養ガイドです。

ウクライナ戦争の背景や異文化交渉の難しさ、 意見が割れる組織のまとめ方など、 現代人が直面する課題を例に挙げ、問題の本質を見抜くには幅広い教養が欠かせないと説きます。

哲学、倫理学、心理学、歴史、経済、政治、自然科学まで網羅しつつ、 研究者向けではなく、仕事や人生にどう生かせるかを解説しています。 プラトンやマックス・ウェーバー、世阿弥、ダーウィン、 アインシュタインといった古典から現代書まで幅広く紹介され、 VUCA時代を生き抜く思考の土台を築く一冊です。

(読者の口コミより)

・非常にわかりやすくまとめられている。

・普段、興味の無い分野まで、とても広く紹介しているので、視野が広がります。

目次

1 西洋哲学
2 政治・経済・社会学
3 東洋思想
4 歴史・アート・文学
5 サイエンス
6 数学・エンジニアリング

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (角川文庫)

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (角川文庫)
山口 周(著)
発売日: 2023-11-24

哲学を「実践で使える武器」として捉え直した、リベラルアーツ入門書です。 ビジネスや社会の現場で哲学がいかに役立つかを具体的に示します。

「人」「組織」「社会」「思考」の4つの視点に分かれ、 アリストテレスの「ロゴス・エトス・パトス」や、 ハンナ・アーレントの「悪の陳腐さ」、カール・ポパーの「反証可能性」など、 重要な哲学・思想のキーコンセプトを50個紹介しています。

哲学に苦手意識がある人でも、思考力を鍛える実用書として読み進められる一冊です。

(読者の口コミより)

・哲学って学者の頭の中の世界を楽しむ程度に思っていましたが、学び取るべき内容と切り取り方を適切に選択すれば、自分の日々の判断力や、世の中で起きる現象を抽象化して学びに生かす力が養われるのだと思い知らされました。

目次

プロローグ―無教養なビジネスパーソンは「危険な存在」である
第1部 哲学ほど有用な「道具」はない
 本書といわゆる「哲学入門」の違い
 なぜ、哲学に挫折するのか?

第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト
 「人」に関するキーコンセプト―「なぜ、この人はこんなことをするのか」を考えるために
 「組織」に関するキーコンセプト―「なぜ、この組織は変われないのか」を考えるために
 「社会」に関するキーコンセプト―「いま、何が起きているのか」を理解するために
 「思考」に関するキーコンセプト―よくある「思考の落とし穴」に落ちないために

教養としてのフードテック リベラルアーツで問い直す「食の本質価値」

教養としてのフードテック リベラルアーツで問い直す「食の本質価値」
松島 倫明(著), 田中 宏隆(著), 岡田 亜希子(著)
発売日: 2025-12-20

フードテックを技術論だけで捉えるのではなく、 リベラルアーツの視点から「食の本質的な価値」を問い直す書籍です。

自然科学・社会科学・人文科学の知見を横断しながら、 「2050年に私たちは何を食べているのか」「技術の進歩は本当に幸福につながるのか」 といった根源的な問いに向き合います。

『WIRED』日本版のウェビナーを基に、16人の研究者・実践者との対話を収録。 文化、身体、都市、環境、法制度など多角的な切り口から、 人口100億人時代に求められる新たなフードシステムとウェルビーイングのあり方を探究します。

目次

1 なぜ「食の未来」にリベラルアーツが必要なのか
 ウェルビーイングを軸に成長を再定義する
 食を選択する際の「拠り所」をつくる
 人間はテクノロジーとどう向き合うべきか

2 Food×リベラルアーツ賢者16人との対話
 パンデミックで失われた「社会とのつながり」は、食の物理学で取り戻せる チャールズ・スペンス
 オックスフォード大学 実験心理学部教授・知覚研究者

建築に食の視点を組み込めば、都市は多様に生まれ変わる 重松象平
 建築家

人類に繁栄をもたらした魚食と海を、養殖で持続可能にする 藤原謙 ウミトロン 共同創業者/CEO、島泰三 理学博士 ほか

3 教養から見えてきたフードイノベーションの本質
 リベラルアーツアプローチで得た3つの視座
 では、フードイノベーションをどう実装していくのか
 100年のフードシステムを見据え、「統合知」を動かそう

自由になるための技術 リベラルアーツ

自由になるための技術 リベラルアーツ
山口 周(著)
発売日: 2021-03-03

正解のない時代に自分の判断軸を持ち、 自由に生きるための「リベラルアーツの使い方」を示す書籍です。

哲学や歴史、美術、宗教といった人類の知の蓄積が、 AI時代においてこそ個人の思考と行動を支える基盤になると説きます。

中西輝政氏、出口治明氏ら各分野の達人との対談を通じて、 論理的思考力の鍛え方、宗教から読み解くグローバル社会、 組織の不条理を超える視点などを掘り下げます。 チャーチルの決断やローマ帝国の事例など具体的な歴史にも触れながら、 固定観念から抜け出し、自分の価値基準で行動するためのヒントを提示します。

(読者の口コミより)

・6人の見識者との対談ですが、第2章の中西輝政さんとの対談と、第3章の出口治明さんとのものが 圧倒的に知的好奇心を煽られました。

目次

第1章 リベラルアーツはなぜ必要なのか
第2章 歴史と感性―対談・中西輝政
第3章 「論理的に考える力」が問われる時代に―対談・出口治明
第4章 グローバル社会を読み解くカギは「宗教」にあり―対談・橋爪大三郎
第5章 人としてどう生きるか―対談・平井正修
第6章 組織の不条理を超えるために―対談・菊澤研宗
第7章 ポストコロナ社会における普遍的な価値とは―対談・矢野和男
第8章 パンデミック後に訪れるもの―対談・ヤマザキマリ
終章 「武器」としてのリベラルアーツ

視点という教養(リベラルアーツ) 世界の見方が変わる7つの対話

視点という教養(リベラルアーツ) 世界の見方が変わる7つの対話
深井 龍之介(著), 野村 高文(著)
発売日: 2022-06-18

物事を一つの見方に固定せず、複数の視点から世界を捉える力を養うためのリベラルアーツ入門書です。

物理学、文化人類学、仏教学、歴史学、宗教学、 教育学、脳科学という7つの学問分野を取り上げ、 それぞれの第一線で活躍する研究者との対話を通じて「視点」を増やす重要性を伝えます。

直感を鍛える物理学の考え方や、歴史から学ぶ批判的思考など、 具体的な切り口が満載です。 視点が増えれば社会の見え方が変わり、人生の選択肢も広がります。 自分なりに納得できる判断を下すための 「思考のOS」を更新したい人におすすめの一冊です。

(読者の口コミより)

・知識を詰め込むのではなく、視野を広げることで、自分の人生をより主体的に選べるようになるというメッセージは、非常に実践的で納得感があります。

目次

01 リベラルアーツの力を考える
02 物理学―「直感」を身につけて、判断力を手に入れろ×北川拓也
03 文化人類学―感染症も経済も、世の中はすべて文化人類学の研究対象になる×飯嶋秀治
04 仏教学―実はきわめて論理的な、仏教の世界へようこそ×松波龍源
05 歴史学―歴史を学ぶことで「つっこみ力」を磨け×本郷和人
06 宗教学―キリスト教が、世界を変えた理由×橋爪大三郎
07 教育学―現代に再び現れた「松下村塾」の実践×鈴木寛
08 脳科学―感情の仕組みを脳から読み解く×乾敏郎

大人になるためのリベラルアーツ: 思考演習12題

大人になるためのリベラルアーツ: 思考演習12題
石井 洋二郎(著), 藤垣 裕子(著)
発売日: 2016-02-25

答えのない問題に向き合い、 多元的な視点で思考する力を養うリベラルアーツの実践書です。

東京大学の講義をもとに、 学生と教師の対話を通して「本当の大人になるための思考」を追究します。 「絶対に人を殺してはいけないか」「真理は一つか」「代理出産は許されるか」など、 倫理・社会・哲学に関わる12のテーマを扱い、 安易な答えに頼らず、自分の意見と他者の意見をすり合わせながら議論するプロセスを重視します。

議論を通じて、異なる価値観や専門性を理解し、 納得できる判断を下す力を身につけられます。

(読者の口コミより)

・自分の頭で考えつつ、多元的なモノの見方を身につける―― そんな「教養」のかたちが、読み進めるうちに、 読み手にもだんだんとつかめてくる良書です。

目次

第1回 コピペは不正か
第2回 グローバル人材は本当に必要か
第3回 福島原発事故は日本固有の問題か
第4回 芸術作品に客観的価値はあるか
第5回 代理出産は許されるか
第6回 飢えた子どもを前に文学は役に立つか
第7回 真理は1つか
第8回 国民はすべてを知る権利があるか
第9回 学問は社会にたいして責任を負わねばならないか
第10回 絶対に人を殺してはいけないか
番外篇 議論によって合意に達することは可能か
最終回 差異を乗り越えることは可能か

シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 世界は四大文明でできている (NHK出版新書 530)

シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 世界は四大文明でできている (NHK出版新書 530)
橋爪 大三郎(著)
発売日: 2017-10-06

現代を生きるビジネスパーソンが世界を理解するための基礎教養として、 四大文明の本質を解説するリベラルアーツ入門書です。

「キリスト教文明」「イスラム文明」「ヒンドゥー文明」「中国・儒教文明」という四大文明を軸に、 それぞれの宗教が人々の考え方や行動にどのように影響しているかを説きます。

キリスト教とイスラムの罪と救済の概念、ヒンドゥー教のカースト制や輪廻、 中国・儒教の聖人君子思想や組織運営の原理など、 具体的な文明論を学ぶことで、世界63億人の思考法がつかめます。 企業幹部向けの白熱講義をベースにしており「使える教養」としてもおすすめの一冊です。

(読者の口コミより)

・出だしから興味深い内容が続きます。世界に対する新しい視点をもつことが出来ました。宗教がこれほど他国では考えや生き方の元になっているとは知りませんでした。

目次

第1章 世界は四大文明でできている
 世界の四大文明
 宗教とはなにか ほか

第2章 一神教の世界―ヨーロッパ・キリスト教文明と、イスラム文明
 一神教と多神教
 罪とはなにか
 救い ほか

第3章 ヒンドゥー文明
 バラモン教とヒンドゥー教
 カースト制 ほか

第4章 中国・儒教文明
 儒家の誕生
 「聖人君子」
 禅譲と世襲 ほか

第5章 日本と四大文明と
 日本は文明なのか
 カミと仏
 カミとはなにか ほか

ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育

ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育
菅野恵理子(著)
発売日: 2015-08-25

アメリカのトップ大学で実践される音楽教育を通じたリベラル・アーツ教育の最前線を紹介する書籍です。

ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学などで、 音楽が単なる技術習得にとどまらず、 「多様な価値観の理解力」「歴史認識」「創造的思考力」「真理を問う力」など、 幅広い教養の基盤になることを解説します。

コロンビア大学とジュリアード音楽院の協同学位の取り組みや、 地域文化研究としてのバークレー校の教育も紹介。 音楽を通じて文化・歴史・社会を読み解く力を養う一冊です。

(読者の口コミより)

・アメリカの大学における授業の仕組み等を学べる本です。カリキュラムや授業形態、高等教育に興味のある人は読む価値があります。

目次

ハーバード大学──音楽で「多様な価値観を理解する力」を育む
ニューヨーク大学──音楽で「歴史をとらえる力」を学ぶ
マサチューセッツ工科大学──音楽で「創造的な思考力」を高める
スタンフォード大学──音楽で「真理に迫る質問力」を高める
カリフォルニア大学バークレー校──地域文化研究の一環として
コロンビア大学とジュリアード音楽院──単位互換から協同学位へ

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