ロシア史がわかる、おすすめ本10選(2026年)
ロシアという国を理解するには、その歴史を知ることが欠かせません。 広大な国土に根付いた多様な文化、幾度も訪れた社会変革や戦争、 そして人々の営み。 ロシア史を学ぶことで、 単なる知識を超えた「世界の見方」が広がります。
ここではロシア史に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
一冊でわかるロシア史 (世界と日本がわかる国ぐにの歴史)
キエフ・ルーシからプーチン政権下の現代ロシアまでを、 図やイラストを交えながらコンパクトにまとめた書籍です。
スラヴ人の拡散からモスクワ大公国の台頭、ロマノフ朝の成立、 帝政ロシアの近代化、そして革命を経てソ連へと、壮大な歴史の流れが整理されています。
難解になりがちなロシア史も、 身近な話題や日本との比較を盛り込んだコラム「そのころ、日本では?」が理解を助けてくれます。 短時間で基礎知識をつかみたい人や、 教養としてロシアの背景を知っておきたい人向けの一冊です。
(読者の口コミより)・これぐらいコンパクトにまとめてくれたほうが、 ロシア史の取っ掛かりとしてちょうど良いと思います。
目次
1 キエフ・ルーシ 2 モスクワ大公国 3 ロマノフ朝の成立 4 19世紀のロシア 5 帝国主義と大戦 6 ロシア革命 7 「ソ連」の時代 8 現代のロシア
図説 ロシアの歴史 (ふくろうの本)
キエフ大公国から現代のロシア連邦まで、 壮大なロシアの歴史を豊富な図版とともに簡潔に紹介する一冊です。
革命の背景や専制政治が繰り返される理由、 そしてモンゴル支配「タタールのくびき」など、 重要なテーマを解説。
年表や系図、地図も充実しており、歴史初心者にも理解しやすく構成されています。 緊迫するウクライナ情勢にも触れ、現代ロシアの姿を通史の中でとらえる手助けをしてくれます。
(読者の口コミより)・写真や地図、家系図などが多く記載され、 馴染みのないロシアの歴史もわかりやすく解説されています。 地名や人名は日本人に馴染みがなさすぎて文章だけの本だと厳しいですがこの本はわかりやすかったです。
目次
ロシアという国 キエフ・ロシア(キエフ大公国)―ロシア史の揺籃時代 「タタールのくびき」―モンゴル支配下のロシア モスクワ大公国―ユーラシア帝国への道 近代ロシア帝国(貴族と農奴のロシア;苦悩するロシア) ソヴィエト・ロシア―社会主義をめざすロシア ペレストロイカからロシア連邦へ―今日のロシア
ロシアとは何か ─モンゴル・中国から歴史認識を問い直す─
現代ロシアの混迷を掘り下げる一冊です。 プーチン氏が掲げる「偉大なるロシアの復活」は、 どの時代のロシアを指しているのか?
本書では、ロシア人のルーツや、 モンゴル帝国を通じてアジアとヨーロッパがつながった13世紀の世界史の転換点を軸に、 その正体を探ります。
さらに、中国の「一帯一路」が目指す世界像や、 歴史が国によって異なる“武器”として使われる構造にも言及。 故・岡田英弘氏の史観を背景に、 ロシア・中国・イスラム圏・日本の歴史認識の違いを比較しながら、 世界情勢を読み解く鍵を提示しています。
(読者の口コミより)・モンゴルの支配を契機としたロシアの歴史の変容など、 新たな視点を与えてくれる点で、本書は読者の視野を広げる。
目次
プロローグ いまなぜユーラシアから見た世界認識が必要なのか 第1章 巻頭特別講義 入門・岡田史学 第2章 ロシア史に隠された矛盾―ユーラシア史からロシアの深層を見る 第3章 国境を越える相互作用 第4章 中国がめざす「モンゴル帝国の再現」―「一帯一路」とは 第5章 ロシア、中国はモンゴル帝国の呪縛から解放されるか?
ロシア革命史入門 (インターナショナル新書)
1917年のロシア革命を「反戦運動」という視点から解説する書籍です。
第一次世界大戦による混乱と民衆の不満が二月革命、十月革命へと発展し、 帝政の崩壊と世界初の社会主義国家誕生に至る流れを描いています。
レーニン、トロツキー、スターリンといった指導者たちの思想や対立、 人間関係にも踏み込み、 さらにバクー油田をめぐる欧米列強との利権争いなど事例を通して革命の裏側を明らかにします。 理想に燃えた革命が、なぜ粛清と独裁へ変質していったのかを考える一冊です。
(読者の口コミより)・レーニンを中心に据えつつ、年代順に、かなり詳細な部分にまで踏みこんで語られている。250ページほどの新書だが、倍の厚さののハードカバーを読んだくらいの充実感がある。
目次
第1章 “ロシア革命の父”レーニンはどこから現われたか 第2章 第一次世界大戦が開戦し、革命が勃発した! 第3章 十月革命とソヴィエト連邦誕生への道 第4章 粛清の嵐と独裁者スターリンの登場 第5章 そして革命は続く… 第6章 バクー油田の権益と、フランスとの密約貿易
ロージナ年代記 1 ロシア史右往左往物語
ロシアと東欧の歴史をマンガとコラムで楽しく学べる一冊です。
語り手となるリューシャとワーニャのコンビが、 スラヴ人の移住からキエフやノヴゴロドといった都市国家の成立、 モンゴル帝国の支配、そしてイワン雷帝の時代までの流れを紹介します。
複雑な歴史もユーモアを交えた描写によって親しみやすく理解できます。 各時代の人物や出来事を補足するコラムやショートコミックも収録されており、 知識をより深められる構成です。 多様な民族や国家が関わるダイナミックな歴史を通じて、 ロシアという国の成り立ちを立体的に捉えることができます。
(読者の口コミより)・ロシアについてわかりやすく、簡潔に漫画で描いてあります。甲冑、武器や民族衣装のイラストもいいですね。
・ロシアとその近隣に関する広範な歴史知識を習得する上で第一歩の入門書として非常に有意義です。
目次
母なる湿れる大地 北人伝説 ルーシの町々の母キエフ 美しく知恵あるオリガ 豹のごときスヴャトスラフ1世 聖公ウラジーミル1世 主人と呼ばれた街ノヴゴロド 仁義なきルーシ内戦 呪われたるスヴャトポルク 北方の帝都 「賢公」ヤロスラフ1世 氏族の十字路 母なる大地 剛腕の苦労人 ウラジーミル・モノマフ 解体か自立か 分領公国の時代 嵐来たる モンゴル征西 タタールの時代 バトゥ 非情の人か非常の人か アレクサンドル・ネフスキー 西方のルーシ リトアニア〔ほか〕
ソ連史 (ちくま新書)
1917年のロシア革命から1991年の崩壊まで、ソ連の約70年にわたる歴史を追った書籍です。 冷戦の敗者、全体主義国家といった一面的なイメージにとらわれず、 その内実に迫ります。
スターリン体制の成立、「大祖国戦争」での勝利、 フルシチョフ氏の非スターリン化、ブレジネフ時代の安定と停滞、 ゴルバチョフ氏のペレストロイカまで、 多様な政策や社会の変化を具体的に描写。 複雑で波乱に満ちたソ連の歴史を、冷静かつわかりやすく理解できる一冊です。
(読者の口コミより)・ソ連の成立から消滅までを通して記した書物で、日本語で読める物はあまりない上、 一応は目配りが利いた内容なのでお薦め出来る。
目次
第1章 ロシア革命からスターリン体制へ 第2章 「大祖国戦争」の勝利と戦後のソ連 第3章 「非スターリン化」から「共産主義建設」へ 第4章 安定と停滞の時代 第5章 「雪どけ」以後のソ連のいくつかの特徴 第6章 ペレストロイカ・東側陣営の崩壊・連邦の解体
ロシア・ウクライナ戦争の行方 世界の運命の分岐点 (扶桑社新書)
ロシア・ウクライナ戦争を多角的に分析し、 今後の国際情勢を読み解こうとする一冊です。 プーチン氏が停戦に応じる可能性、ウクライナの領土奪還の行方、 さらには北朝鮮の動きやトランプ氏の再登板による影響など、 注目すべき論点を幅広く取り上げています。
ロシア人の領土拡大への執着心や、 西側諸国が抱いた「ロシア幻想」の崩壊、世界に拡散するプロパガンダの実態は、 戦争の本質に迫る内容です。 ロシアが勝利すれば何が起きるのか? そして逆にロシア連邦が崩壊すれば世界平和は実現するのか? その答えを探る一冊です。
(読者の口コミより)・ロシア・ウクライナ戦争の根本原因を探る手助けになる本
・ウクライナで育ち、間近でロシアの脅威を見てきている、 ロシアの実態がわかっている。だからこその日本人への警告。
目次
第1章 ロシア・ウクライナ戦争の戦況(2022‐24年) 第2章 ロシア人の飽くなき領土拡大への欲求 第3章 裏切られた西側諸国の「ロシア幻想」 第4章 世界を侵蝕するロシアのプロパガンダ 第5章 戦争で明確になった「新冷戦」の敵と味方 第6章 ロシア・ウクライナ戦争の行方 第7章 ロシア崩壊による世界平和の実現
ロシア史 キエフ大公国からウクライナ侵攻まで (だからわかるシリーズ)
キエフ大公国の成立から現代のウクライナ侵攻まで、 ロシアの激動の歴史をオールカラーの地図や図解とともに解説した一冊です。 「雷帝」イヴァンからプーチン大統領に至るまで、 専制的なリーダーが続く背景を地政学的視点で読み解き、 政治と文化が交差するロシアの姿を立体的に描き出します。
バレエや文学、建築など文化面の紹介も充実。 ヨーロッパとの関係、日本との関係史も収録され、 雑なロシアを多角的に理解できます。
(読者の口コミより)・日本人には、分かりにくいロシアの歴史をコンパクトに纏めた一冊。 それぞれの項目毎に図説がある為、とても分かりやすい。 入門書として、まず手にして頂きたい一冊です。
目次
一気にわかるロシア・ソ連の歴史 ロシア・ソ連×日本 関係クロニクル 第1章 ロシア史基礎知識~歴史・地理・宗教 第2章 ロシアのはじまり 第3章 拡大するロシア帝国とツァーリズム 第4章 ロシア革命と冷戦時代のソ連 第5章 プーチンの強権とウクライナ侵攻 第6章 ロシア文化に触れる
ロシアの歴史 この大国は何を望んでいるのか? (じっぴコンパクト新書)
ウクライナ侵攻という現代の重大事件を背景に、 ロシアという国の本質を地理と歴史の視点から読み解く書籍です。
キエフ・ルーシから始まり、ロマノフ朝、帝政ロシア、ソビエト連邦、 そしてプーチン氏率いる現代ロシアまで、 侵略と拡大を繰り返してきた過去が詳しく描かれています。
ロシアの地政学的位置や、宗教・民族の複雑な絡みも取り上げられ、 大国の思惑や戦略が立体的に見えてくる内容です。
(読者の口コミより)・この本一冊でロシア史を網羅することはさすがにできないが、 ロシアがどのようなルーツを持つのか、 またイヴァン雷帝やエカチェリーナ二世といった偉人たちがどのような人物か、 など、一通り知ることができた。
目次
プロローグ プーチン・ロシアはなぜ、ウクライナへ軍事侵攻したのか 第1部 歴史の前に「地理」から読み解くロシア 国土面積は世界一。日本の45倍以上 ユーラシア大陸の3分の1を占めながら人口は2億人に届かない 極北のツンドラと南の砂漠を除けば、大半は森とステップ 第2部 「歴史」から読み解くロシア こうして始まった ルーシからロシアへの時代 征服と分割 サンクトペテルブルクの時代 止まらない欲望 帝政ロシアの時代 隠蔽常套の超大国 ソ連の時代 新興パワーが暗躍 現代ロシアの時代
世界史のリテラシー 「ロシア」は、いかにして生まれたか: タタールのくびき (教養・文化シリーズ)
「タタールのくびき」と呼ばれるモンゴルによる約240年にわたる支配が、 いかにロシアという国家の土台を築いたのかを解き明かす一冊です。
2022年のウクライナ侵攻と「全ルーシの君主」イヴァン3世を重ねるように、 過去の支配や統一の歴史が現代のロシアの行動にどのようにつながっているのかを考察します。
モスクワがロシアの中心となった経緯や、ルーシの地に対する正統性の根拠など、 具体的な歴史の流れを追いながら、現代の国際情勢を理解する手がかりを与えてくれます。
(読者の口コミより)・ロシアの歴史を全く知らなかったが、 一方でロシアという国がどうやって成立したのかは気になっていた。色んな名前が出てきて混乱しそうになったが、タタールのくびきからの流れを大枠で理解できた。 これだけ混沌とした歴史をまとめるのは著者も大変だったのでは。 良書だと思う。
目次
第1章 事件の全容(1) 「タタールのくびき」はいかにしてルーシにつけられたのか? 第2章 事件の全容(2) なぜ、モスクワが「ロシア」の中心になったのか? 第3章 同時代へのインパクト くびきからの離脱、そしてロシア統一国家の形成へ 第4章 その後に与えた影響 「ルーシ」の地の所有権がロシアにあるとする考えはいつ生まれたのか?
関連記事