古今和歌集のおすすめ本8選(2026年)

古今和歌集』 は平安時代の日本人の心情や美意識が色濃く反映された珠玉の歌集です。 世代を超えて愛され、現代にも深い影響を与えるその魅力を深く知るためには、 ただ読むだけではなく、 さまざまな解説や研究書を通して新たな視点を得ることもできます。

ここでは古今和歌集に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

新版 古今和歌集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

新版 古今和歌集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
高田 祐彦(著)
発売日: 2009-06-24

角川ソフィア文庫の新版 古今和歌集です。 平安朝初期から100年間の名歌1100首を20巻に整然と配列し、 紀友則や小野小町など、今なお親しまれている歌人たちの作品を収録しています。

右ページに短歌、左ページに現代語訳と解説が配置され、 読者の理解を深める工夫が施されています。 丁寧な注解と歌の背景となる当時の情報も豊富で、 古今和歌集の魅力を十分に味わえる構成となっています。

(読者の口コミより)

・単なる現代語訳にとどまらず、当時のことばのもつ微妙なニュアンスまで説明が付されているので、理解しやすい。いちおう読んでおきたい・・・という人より学生にお勧めしたい。

目次

春歌上
春歌下
夏歌
秋歌上
秋歌下
冬歌
賀歌
離別歌
羇旅歌
物名
恋歌
哀傷歌
雑歌
雑躰
大御所御歌
墨滅歌
真名序

古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫 81 ビギナーズ・クラシックス)

古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫 81 ビギナーズ・クラシックス)
中島 輝賢(編集)
発売日: 2007-04-25

角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックスの古今和歌集です。 平安時代の男女が歌に込めた想いを、 現代の私たちにも分かりやすく伝える一冊です。

約千百首の和歌から厳選された70首を、 現代語訳や注釈とともに解説。 四季の移ろいや恋愛の情熱を、五・七・五・七・七の形式で表現した和歌の魅力が堪能できます。 さらに、巻ごとにテーマを分け、具体的な背景や古典知識を交えた解説もあり、 初心者でも楽しめます。総ルビ付きで朗読にも最適です。

(読者の口コミより)

・1100首の中から70首を取り上げたビギナーのための本です。 春夏秋冬、賀歌、離別歌、物名、恋歌、哀傷歌、雑歌、 大歌所御歌、東歌とあります。

目次

巻第一―春歌上
巻第二―春歌下
巻第三―夏歌
巻第四―秋歌上
巻第五―秋歌下
巻第六―冬歌
巻第七―賀歌
巻第八―離別歌
巻第九―羇旅歌
巻第十―物名〔ほか〕

古今和歌集 (岩波文庫 黄 12-1)

古今和歌集 (岩波文庫 黄 12-1)
佐伯 梅友(著)
発売日: 1981-01-16

岩波文庫の古今和歌集です。 本書には簡単な注釈は付されていますが、 和歌の現代語訳はありません。

そのため、古語の知識がある読者や、 自ら解釈に挑戦したい読者向けの一冊となっています。 後世の和歌文学に絶大な影響を与えた名作集をじっくりと味わえる構成です。

(読者の口コミより)

・必要最小限度の訳注しかありません。けれど読んでいるうちに大体の意味はわかっちゃいます。 さすがは日本語の原点の一つというべきでしょうか?

目次

春歌
夏歌
秋歌
冬歌
賀歌
離別歌
羇旅歌
物名
恋歌
哀傷歌
雑歌
雑体
大歌所御歌・神遊びのうた・東歌・墨滅歌

古今和歌集全評釈 (上) (講談社学術文庫 2542)

古今和歌集全評釈 (上) (講談社学術文庫 2542)
片桐 洋一(著)
発売日: 2019-02-09

1998年刊行『古今和歌集全評釈』を文庫判で完全再現した書籍で、全3巻の上巻。 最初の勅撰和歌集が生まれた背景と、 その魅力を味わえる一冊です。

醍醐天皇の命を受け、紀友則氏・紀貫之氏ら四人がまとめた約千百首の和歌から、 春夏秋冬の四季を描いた巻第一〜第六を収録。

和歌一首ごとに通釈や語釈、校異、 著者による鑑賞が添えられ、在原業平氏や藤原敏行氏らの名歌を理解できます。 仮名序・真名序や総説も収めた充実の内容です。

(読者の口コミより)

・碩学が全力を傾注した名著。かといって私のような素人が拾い読みしても十分楽しめる。本当にありがたい。

・内容が充実するぶん、文字の小さいのがやや難点ですが、満足しています。

目次

古今和歌集総説
仮名序・真名序
巻第1 春歌上
巻第2 春歌下
巻第3 夏歌
巻第4 秋歌上
巻第5 秋歌下
巻第6 冬歌

眠れないほどおもしろい古今和歌集: なぜ、こんなにも切なくなるのか? (王様文庫)

眠れないほどおもしろい古今和歌集: なぜ、こんなにも切なくなるのか? (王様文庫)
板野 博行(著)
発売日: 2025-05-30

古今和歌集の世界をやさしく解説した一冊です。

紀貫之氏など四人の撰者の熱意や、「 仮名序」に見る日本初の文学論にも触れながら、 四季の移ろいや恋の切なさ、人生の喜びや哀しみを詠んだ名歌の数々を具体的に紹介。

例えば小野小町氏の「花の色は移りにけりな」や在原業平氏の「ちはやぶる」など、 心に残る和歌を解説しています。 平安貴族の感性や日本人の美意識が どのように表現されたかがまとめられている一冊です。

目次

これだけは知っておきたい「和歌の基礎知識」
1章 日本人の美意識は『古今和歌集』にあり!!…こうして「やまとうた」は表舞台に躍り出た!
2章 紀貫之、歌論を展開させて頂きます!…格調高く、そしてピリッと辛口に!
3章 『古今集』を爆誕させた撰者たち…その「詠みっぷり」や、いかに?
4章 「四季の彩り」に浸り切る歌…日本的「情景描写」の定型とは?
5章 人生の「哀歓悲喜」を三十一文字に…お祝い、別れ、旅―「詩情」溢れる名歌たち
6章 『古今集』が描き出した恋のゆくえ…「逢わざる恋」から「恋の終わり」まで
7章 そして、歌心は続いていく…哀傷歌から、神楽歌、東歌まで

まんがで読む万葉集・古今和歌集・新古今和歌集

まんがで読む万葉集・古今和歌集・新古今和歌集
𠮷野朋美(著), 渡まかな(著), 鎌尾こんぶ(著)
発売日: 2024-06-06

日本の三大和歌集を楽しく学べる入門書で、小学校・高学年生を対象としています。 厳選された和歌をマンガで表現し、各歌集の成り立ちや和歌の意味、 詠まれた背景、技法、作者について分かりやすく解説しています。

「令和」の由来となった『万葉集』や教科書でおなじみの和歌も収録されており、 読者は楽しみながら古典の基礎知識を身につけられます。

目次

「和歌」って何?
和歌の基本
覚えておきたい和歌の技法1 枕詞/序詞
万葉集
古今和歌集
覚えておきたい和歌の技法2 掛詞/縁語/見立て
新古今和歌集
覚えておきたい和歌の技法3 本歌取り/体言止め/題詠
千年の時をこえる歌

古今和歌集 (ちくま学芸文庫 コ 10-7)

古今和歌集 (ちくま学芸文庫 コ 10-7)
小町谷照彦(著)
発売日: 2010-03-12

小町谷照彦氏による日本最初の勅撰和歌集の全歌訳注書です。 序詞、枕詞、縁語、掛詞などの表現技法を駆使した1100余首の和歌を、 正確な現代語訳と詳細な注解で解き明かしています。

歌語研究に基づいた独自の視点で、 各歌の発想や表現技法、鑑賞のポイントを簡潔に解説しており、 王朝和歌の精髄に迫ることができます。 「四季の景物一覧」や「歌語索引」も充実させ、 古典和歌への理解を深める工夫が施されています。

(読者の口コミより)

・初心者に最適。 これは歌道家が初心者に伝授するには最適な、おおざっぱな現代語訳のある書籍です。

目次

春歌上
春歌下
夏歌
秋歌上
秋歌下
冬歌
賀歌
離別歌
羇旅歌
物名
恋歌一
恋歌ニ
恋歌三
恋歌四
恋歌五:哀傷歌
雑歌上
雑歌下
雑躰
大歌所御歌・神遊びの歌
東歌

超訳 古今和歌集 #千年たっても悩んでる

超訳 古今和歌集 #千年たっても悩んでる
noritamami(著)
発売日: 2023-07-10

平安時代の名歌集を現代語に超訳した斬新な一冊です。

小野小町の恋の悩みや紀貫之の白髪への不安など、 1000年以上前の和歌を令和の言葉で表現し、 人間の悩みが時代を超えて普遍的であることを示しています。

厳選された和歌には、思わず共感してしまう現代語訳とユーモアあふれるイラストが添えられ、 古典文学を身近に感じられる工夫が施されています。

(読者の口コミより)

・難しいイメージでハードルが高かった「古今和歌集」でしたが、この本は とても楽しく読めました! わかりやすい超訳と端的な解説は、センスがあって良い!と思いました。


関連記事