古事記を楽しむためのおすすめ本11選(2026年)
日本最古の文献「古事記」。その壮大な神話と歴史の世界は、 私たちの想像力をかき立て、日本文化の源流を探る旅へと誘います。 しかし、その深遠な意味や豊かな象徴性を理解するのは、決して容易ではありません。
ここでは古事記に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
現代語古事記
日本最古の歴史書『古事記』を現代人にも親しみやすく翻訳した一冊です。 旧皇族の視点から独自の解説を加え、神々や古代天皇の物語をリアルに描き出しています。
平易な言葉遣いで全文を現代語訳し、重要な神名や人名を太字で表記するなど、 初めての読者でも完読できるよう工夫されています。 巻末の神統譜や歴代天皇系図、約1500語の索引も収録され、 日本の古代世界を深く理解するための一冊です。
(読者の口コミより)・始まりから面白く、本編に入るのは映画が始まるのを待つくらい期待しました。 実際に国の成り立ちを読んで理解しながら、楽しく読み進みました。面白いです。 久しぶりにワクワクした本です。
目次
古事記 上つ巻 はじめに現れた神 伊耶那岐神と伊耶那美神 天照大御神と須佐之男命 ほか 古事記 中つ巻 初代・神武天皇 第二代・綏靖天皇 第三代・安寧天皇 ほか 古事記 下つ巻 第十六代・仁徳天皇 第十七代・履中天皇 第十八代・反正天皇 ほか
古事記完全講義
竹田恒泰氏が日本最古の書『古事記』を36時間かけて解説した講義を書籍化した作品です。
従来の解説とは一線を画し、奇想天外な擬音語や現代的な例えを駆使しながら、 古代の神々や天皇の物語を面白おかしく解説しています。
イザナミやスサノオなどの神々の姿を、ユーモアたっぷりに描写し、 時に脱線しながらも読者を飽きさせません。 古事記入門として楽しめるだけでなく、さらなる探求への興味を喚起するユニークな一冊です。
(読者の口コミより)・古事記なんて難しそう、最後まで読めるか心配だったけどこれは文章がすいすいと頭に入ってくる。とても面白く一気に読みたい衝動にかられました。購入して良かったと思える本です。
目次
入門編 古事記完全講義 上つ巻 はじめに現れた神 伊耶那岐神と伊耶那美神 天照大御神と須佐之男命 ほか 中つ巻 神武天皇 綏靖天皇 安寧天皇 ほか 下つ巻 仁徳天皇 履中天皇 反正天皇 ほか
新版 古事記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫 A 111-1)
『新訂古事記』の全面改訂版。日本最古の歴史書『古事記』を現代に蘇らせた決定版です。
天地創成から推古天皇までの神話と天皇家の系譜を、読み下し文、現代語訳、原文の3種で収録しています。 中村啓信氏による平易な現代語訳は、古代の風俗や叙情豊かな歌謡を生き生きと伝えます。 厳密な史料研究に基づく内容で、歴史、民俗、文学など多方面からのニーズに応えています。
(読者の口コミより)・色んな古事記の現代語訳の本をみてきましたが、この本は簡単に原文と見あわせ出来るので最高でした。それにコンパクトなのでいつでもどこでも読めてお気に入りです。
目次
上つ巻 序文 天地の創成 伊耶那岐神と伊耶那美神 ほか 中つ巻 神武天皇 綏靖天皇 安寧天皇 ほか 下つ巻 仁徳天皇 履中天皇 反正天皇 ほか
古事記転生
人気YouTuberのサム氏が贈る斬新な古事記解釈小説です。
主人公のバーテンダー・サムが事故で命を落とし、古事記の世界に転生するという設定で、 日本神話の世界観を現代的に再構築しています。 大国主として転生した主人公が日本建国のミッションに挑む姿を通じ、 イザナギとイザナミの真実やスサノオの意図など、古事記に隠された新たなメッセージを探ります。
(読者の口コミより)・いつもYouTubeで観てるサムさんの書籍。 古代史に興味無い方でも、分かり易いしおもしろくて引き込まれる書籍だと思います。 繰り返し何度も読んでます。
読めば読むほど面白い『古事記』75の神社と神様の物語 (王様文庫 D 12-11)
日本の神話『古事記』を、 神々の物語とその神々が祀られている神社を通してわかりやすく解説する一冊です。 神々の誕生からオオクニヌシの「国づくり」、 アマテラスとスサノオの物語など、 個性的な神々のドラマと、彼らが宿る神社の謎に迫ります。
各地の神社にまつわるエピソードが豊富に紹介され、 例えば出雲大社や伊勢神宮、春日大社など、 神話と歴史が絡み合う魅力的な場所が登場。 神社巡りと『古事記』を結びつけることで、 より深い理解が得られます。
(読者の口コミより)・全国の神社から古事記との関連のある神社を的確に興味を持てるように紹介してくれて読みやすい
・題名にもありますが、面白い内容で、一気に読めました。これからの神社参拝が楽しめます。
目次
第1章 神々の誕生 第2章 その後のアマテラスとスサノオ 第3章 オオクニヌシの「国づくり」 第4章 オオクニヌシの「国譲り」 第5章 天孫降臨と同伴の神々 第6章 山幸彦の孫たちの東征 第7章 神武天皇没後の神々
古事記に秘められた聖地・神社の謎 八百万の神々と日本誕生の舞台裏
『古事記』に登場する聖地や神社を探訪する一冊です。
高天原、オノコロ島、黄泉国など、神話の舞台となった約30の地域や聖地を取り上げ、 各地に残る伝承や遺跡、古社を紹介しています。高千穂神社、諏訪大社、 出雲大社といった有名な神社から、地方に残る伝承地まで幅広く網羅し、 神話と現実の接点を探ります。
目次
第1章 神話を歩く1 日本神話の原郷 高天原―伝承地が語る幻想のミソロジー 日本列島の神話的中心オノゴロ嶋と淡路島―国生み神話の深層を探る 深掘り古事記 1 『古事記』成立年の謎 第2章 神話を歩く2 神話の国の遺産 出雲―古社と遺跡が誘う豊潤な神話世界 国譲り神話の深層 諏訪―タケミナカタに映る出雲と信州の絆 神々の里 高千穂と日向―神話と歴史が紡ぐ天孫降臨の聖地 日向神話の真実 海宮から高千穂宮へ―南九州に眠る神々の都と墓 深掘り古事記 2 常世国とはどこか 第3章 古代天皇の足跡1 伝説か、史実か 九州の神武天皇―消された初代天皇の実像とは 英雄の原像 神武東征の旅―ルートから浮かび上がる伝承の深層 重なり合う聖地 三輪山と出雲―オオモノヌシとオオクニヌシのアンサンブル 深掘り古事記 3 『古事記』と伊勢神宮の謎 第4章 古代天皇の足跡2 悲劇の英雄伝説 ヤマトタケルと東国―東日本に点在する伝承地を読み解く 伝説と史実の狭間 神功皇后と九州・新羅―壮大な遠征伝説の陰影をたどる一言主神の残影 雄略天皇と長谷・葛城―ヤマト王権確立を証言する古社・遺跡 深掘り古事記 4 「天香山」はなぜ低山なのか
口訳 古事記
日本最古の神話を斬新な口語訳で現代に蘇らせた作品です。
イザナキとイザナミの国生み、アマテラスの天岩戸隠れ、 スサノオのヤマタノオロチ退治など、おなじみの物語が破天荒な文体で語られます。
「汝、行って、玉取ってきたれや」「ほな、行ってきますわ」 といった独特の会話表現が、神々や英雄たちの人間味あふれる姿を生き生きと描き出しています。 奔放な愛と野望、裏切りと謀略に満ちた日本神話の世界が楽しめる一冊です。
(読者の口コミより)・日本神話の神様達のスケールの大きさが、まるで目の前で繰り広げられているようで最高に痛快でした! 難しそうだなと思いましたが、意外にもオモシロ可笑しくスラスラ読めました。
目次
神xyの物語 スサノオノミコト 大国主神 天之忍穂耳命と邇邇芸命 日本統一 垂仁天皇の治世 日本武尊 応神天皇 仁徳天皇
愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記
難解なイメージのある『古事記』を、 誰でも楽しめるマンガで描いた一冊です。 個性的で可愛い神様たちが繰り広げる冒険や愛憎劇、 感動的なストーリーが満載で、大人も子供も一緒に楽しめます。
イザナギとイザナミの国生みから、天岩戸の開き、ヤマタノオロチ退治、 オオクニヌシの国作り、天孫降臨まで、 神代の巻の主要なエピソードをわかりやすく解説。
巻末では中巻・下巻(人代の巻)のダイジェストや、 古事記の基礎知識も紹介されています。
(読者の口コミより)・とても分かり易いし絵も親しみやすいです。 小学生の子供でも理解できる内容なので、もう1冊購入して姪っ子にあげました。
目次
其の1 イザナギ・イザナミの国生み、神生み 其の2 天岩戸とヤマタノオロチ 其の3 オオクニヌシの国作り 其の4 国譲り 其の5 天孫降臨 番外編 中巻・下巻ダイジェスト
図解 いちばんやさしい古事記の本
日本の神話世界を分かりやすく解説した一冊です。
「天石屋戸隠れ」や「ヤマタノオロチ退治」など、 誰もが聞いたことのある有名な物語を取り上げながら、 『古事記』の全体像を紐解いていきます。
図解を多用し、『古事記』の奥深い魅力を多角的に探求する本書は、 日本神話入門として最適な一冊となっています。
ビジュアル版 一冊でつかむ古事記・日本書紀 (ビジュアル版 一冊でつかむシリーズ)
記紀神話の世界をイラストと図解でやさしく解説した入門書です。
アマテラスの天岩戸伝説やスサノオのヤマタノオロチ退治、 ヤマトタケルの遠征など、日本神話の名場面を豊富なビジュアルとともに紹介。 神々や天皇の系譜も図で整理され、物語の流れや人物関係が一目でわかります。
古事記・日本書紀の基礎知識から、国づくりや王権の争い、国家成立まで、 重要ポイントを押さえたい方に最適な一冊です。
(読者の口コミより)・随所に漫画風イラストが入る古事記・日本書紀本。 古事記・日本書紀とはなにかといった説明から入り、古事記と日本書紀の説明、登場人物の相関図や時系列などが掲載されています。
目次
序章 「記紀」の基礎知識―日本の起源を記す『古事記』と『日本書紀』まずはその基本事項を押さえる 第1章 天地のはじまりと神々の登場―天地が分かれ、男女の神が登場。そこに次々に神々が生まれ、日本列島ができていく 第2章 日本列島の誕生―地上世界で国づくりに邁進したオオクニヌシ。しかし、その国を支配したのは… 第3章 神の世から人の世へ―天孫ニニギの子孫が地上を支配するようになり、初代神武天皇が登場する 第4章 英雄たちの伝説―大和で成立し、支配地域を広げるヤマト政権。その背景には英雄たちの活躍があった 第5章 王権での権力闘争―皇位をめぐって繰り返される争い。その争いに終止符を打ったのは誰か? 第6章 国家・日本の確立―理想に燃える皇子たちが「日本」という国家の形をつくり上げる
古事記の正体 (新潮新書 1099)
『古事記』に秘められた成立事情と古代権力構造の闇に迫る書籍です。
日本人の精神性を伝える古典として尊ばれてきた『古事記』ですが、 なぜ正史『日本書紀』とは別に編まれ、 しかも五世紀後半で記述を終えているのか――その理由には、 天皇家や藤原氏との対立、さらには秦氏の深い怨念が関わっていたと著者は読み解きます。
序文の虚構性、江戸時代から続く偽書論争、ヤマト建国史との重なりなど、 史料や論点を掘り下げ、日本最古の書の「もう一つの顔」を浮かび上がらせます。 読者に新たな視点を提供する一冊です。
(読者の口コミより)・日本書紀の捏造された部位を、古事記の記述により、指摘することにより、告発書となっている。 とても面白い古代日本の歴史のとらえ方だ。
目次
第一章 『古事記』序文に見る虚構 誰が何を目的に書いたのか 『日本書紀』は藤原体制づくりの手段 ほか 第二章 『古事記』偽書説の構図 江戸時代からの偽書説の経緯 特殊仮名遣をめぐる論争 ほか 第三章 『古事記』と重なるヤマト建国の真相 なぜ顕宗天皇で終わるのか なぜ神話の舞台は出雲と日向だけだったのか ほか 第四章 『古事記』に秘められた秦氏の怨念 安康天皇と雄略天皇 針間国に逃げた意祁王と袁祁王 ほか
古事記の人気の理由
古事記の人気の理由を以下で紹介します。
1. 日本文化の源流を探る魅力
「古事記」は日本最古の歴史書・文学作品として、日本文化のルーツを探る上で欠かせない存在です。神話や説話、歌などを通じて、当時の人々の世界観や生活様式、信仰を垣間見ることができます。
これは現代の日本人のアイデンティティを理解する上でも重要な手がかりとなり、多くの人々を惹きつけています。
2. 多様な解釈と創造性を刺激する奥深さ
「古事記」の特徴的な文体や表現は、読み手に多様な解釈の可能性を与えます。 この奥深さゆえに、研究者でも「10年以上読んでもわからない」と言うほどです。
この「わからなさ」こそが魅力となり、読者の想像力を刺激し、新たな創作や研究の源泉となっています。アニメやゲームなど、現代のポップカルチャーにも影響を与え続けています。
3. 神話と歴史の独特な融合
「古事記」は神話と歴史がグラデーションのように地続きになっている点で、世界的にも特殊な文献です。この独特な構造は、読者に神話的世界観と歴史的事実の境界を探る楽しみを与えます。
また、心理学的な観点からも興味深い物語が多く含まれており、人間の本質や行動の理解にも役立つ側面があります。
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