環境問題を考える、おすすめ本10選(2026年)

地球温暖化、異常気象、プラスチック汚染等、私たちの未来を脅かす環境問題は、 年々深刻化しています。

この記事では、環境問題について考えるためのおすすめ本を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

問題の本質をわかりやすく解説するだけでなく、 私たち一人ひとりができる具体的な行動のヒントも与えてくれます。

沈黙の春 (新潮文庫)

沈黙の春 (新潮文庫)
レイチェル カーソン(著), Carson,Rachel(原名), 簗一, 青樹(翻訳)
発売日: 1974-02-20

環境問題の書籍について語る上で、 レイチェル・カーソンの『沈黙の春』は欠かすことができません。

化学薬品が人体や環境破壊に及ぼす影響を解説している書籍で、 そのセンセーショナルな内容から、当時世界的な論議に発展しました。

20世紀のベストセラー本であり、 アメリカで発行されてから60年たった今も多くの人に読み継がれている名著です。

(読者の口コミより)

・1950年代のアメリカの農薬や殺虫剤の使用はこんなに大らかというか、ノーガードだったのかと改めて驚かされる。まだ環境保護や公害という概念も薄かった時代。

・言わずと知れた、レイチェル・カーソンの名著。読むべし!

目次

明日のための寓話
負担は耐えなければならぬ
死の霊薬
地表の水、地底の海
土壌の世界
みどりの地表
何のための大破壊?
そして、鳥は鳴かず
死の川
空からの一斉爆撃
ボルジア家の夢をこえて
人間の代価
狭き窓より
四人にひとり
自然は逆襲する
迫り来る雪崩
べつの道

ヤマケイ文庫 大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち

ヤマケイ文庫 大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち
藤井 一至(著)
発売日: 2022-06-18

土の研究者として有名な藤井一至氏による、土と生き物の驚異的な歴史を探求する書籍です。 文庫化にあたってオールカラーになりました。

著者が世界中を飛び回りながら見てきた土をもとに、 土とはなにか、土と人間の関りなど、土からわかる地球の歴史が興味深く書かれています。

メインのテーマは「土」ですが、環境問題にもつながる書籍です。

(読者の口コミより)

・土と人の世界がどのように繋がっているのか、物理的にも経済的にも精神的にもその繋がりが深く理解できるようになりました。

・土壌の大切さを理解できました。

目次

プロローグ 足元に広がる世界
 生き物が土を生んだ
 旅をはじめる前に

第1章 土の来た道:逆境を乗り越えた植物たち
 地球に土ができるまで
 大陸移動とシダの森
 樹木とキノコの出会い
 ジュラシック・ソイル
 砂上の熱帯雨林
 氷の世界の森と土
 奇跡の島国・日本

第2章 土が育む動物たち:微生物から恐竜まで
 栄養分をかき集める生き物たち
 腸内細菌の活躍
 土と生き物をつなぐ森のエキス・溶存有機物
 栄養分のキャッチボール

第3章 人と土の1万年
 土に適応したヒト
 水と栄養分のトレードオフ
 古代文明の栄枯盛衰は土次第
 酸性土壌と生きるには
 田んぼによる酸性土壌の克服
 里山とフン尿のリサイクル
 人口増加と土壌酸性化を加速させたハーバー・ボッシュ法

第4章 土のこれから
 土を変えたエネルギー革命
 木材を輸入する森林大国・日本
 窒素まみれの日本
 ポテトチップスの代償
 味の好みが土を変える
 納豆ごはんと水田土壌
 土が照らす未来:適応と破滅の境界線

データが語る気候変動問題のホントとウソ

データが語る気候変動問題のホントとウソ
杉山 大志(著)
発売日: 2025-04-12

気候変動に関する「常識」をデータと科学的検証から見直す一冊です。

猛暑や台風の激甚化、ホッキョクグマの減少、 サンゴ礁の消失といったメディアで語られる気候危機の「定説」に、 実際の観測データをもとに疑問を投げかけます。 過去30年間での地球温暖化はわずか0.3℃にとどまり、 東京の気温上昇の主因は都市化であること、 自然災害による死亡率はむしろ減少していることなど、 意外な事実が示されます。

IPCC報告やシミュレーション研究の基礎的な問題点、 再生可能エネルギーやCO2削減政策の現実的課題にも踏み込んでいます。

(読者の口コミより)

・テレビ、新聞等のオールドメディアでしか情報を得ていない人にとっては驚くような情報ばかり。

目次

第1部 気象観測データ
 台風は激甚化していない
 スーパー台風は来なくなった ほか

第2部 環境観測データと社会統計データ
 ホッキョクグマは絶滅どころか増えている
 海面上昇はわずかでゆっくりだった ほか

第3部 数値モデルによるシミュレーション
 気温予測は計算する人によって大きく異なる
 被害予測の前提とするCO2排出量が多すぎる ほか

第4部 エネルギー政策
 世界では化石燃料消費もCO2排出も増え続けている
 太陽光発電や風力発電は高価である ほか

結論―日本はどうすればよいのか
 気候危機説は誇張されている
 不吉なシミュレーション予測は信頼に足らない ほか


図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題

図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題
インフォビジュアル研究所(著)
発売日: 2019-11-22

国際的な問題となっている「プラスチック」に焦点を当てた一冊です。

プラスチックが私たちの生活に与える利益と同時に、 自然環境にもたらす問題を詳しく解説しています。

プラスチックの基礎知識から環境問題、リサイクルの現状、脱プラスチックへの道など、 プラスチックのメリットやデメリットをわかりやすく説明しています。

大人にも十分参考になる一冊です。

(読者の口コミより)

・プラスチックを取り巻く国際社会の情勢から化学的な説明までプラスチックに関して総合的に理解する上で非常に有益な本。タイトルには「14歳から」と書いているが、大人にとっても読み応えのある本である。

目次

1 いま世界が直面するプラスチック危機
 世界が生み出したプラスチック83億トン その大半がごみとして捨てられている
 2050年目標では遅すぎる!海洋プラスチックごみ問題 ほか

2 プラスチックの基礎知識
 人類は炭素と水素を組み合わせてプラスチックを生み出した
 プラスチックは性質により、熱可塑性と熱硬化性に分けられる ほか

3 プラスチックと環境問題
 都市ごみ処理の移り変わり 埋めても燃やしても問題が
 国境を越えるプラスチックごみ 中国が輸入禁止を決断するまで ほか

4 プラスチックリサイクルのいま
 プラスチックはどのようにリサイクルされているの?
 日本のプラごみ有効利用率86% 実はほとんど燃やされている!? ほか

5 脱プラスチック生活への道
 リサイクルより「減らす」「使わない」 3Rから4Rへの転換
 自然に還るバイオプラスチックは本当にごみ問題の解決策になるの? ほか

6 プラスチックの歩みと社会の変化
 天然素材の代替物として生み出され百年で世界を変えた驚異の素材
 プラスチックを進化させたのは第二次世界大戦だった ほか

図解でわかる 14歳からの水と環境問題

図解でわかる 14歳からの水と環境問題
インフォビジュアル研究所(著)
発売日: 2020-04-16

環境問題にとって重要な「水」に焦点を当てた書籍です。

人の水の歴史から、水の利用権、水ビジネス、上下水道の整備、 水質汚染、地球規模の水問題への取り組みや、水素エネルギーの重要性など、 様々な視点から「水」について解説しています。

カラー図解が豊富で大人でも十分参考になる一冊です。

(読者の口コミより)

・水問題の基礎知識と現状を把握できる本

・様々なデータをイラスト、図表を交えて掲載。 地球誕生から人類の歴史と水の関わりや近年の水問題まで取り上げていて興味深い。

目次

1 いま地球の水が危ない
 地図で見る水問題 世界各地で異変が起きている
 水の惑星なのに使える水は少ない ほか

2 人と水の歴史
 大河を利用した農業によって四大文明が生まれた
 古代ギリシアの科学が水を操る技術を発展させた ほか

3 水危機の現実とその原因
 水危機の最大の原因 地球温暖化はなぜ起こったのか?
 地球温暖化が進み水の循環が変わった ほか

4 水問題の解決のために
 地球規模の水問題 まず何から取り組めばいいの?
 水をめぐる対立は協定によって解決できる ほか

最近、地球が暑くてクマってます。 シロクマが教えてくれた温暖化時代を幸せに生き抜く方法

最近、地球が暑くてクマってます。 シロクマが教えてくれた温暖化時代を幸せに生き抜く方法
水野敬也(著), 長沼直樹(著), 江守正多(監修)
発売日: 2021-09-10

地球温暖化について、シロクマの親子がわかりやすく教えてくれる書籍です。 ベストセラー本『夢をかなえるゾウ』で有名な水野敬也氏が著者の一人です。

北極に住むシロクマ親子が地球温暖化対策について、 ユーモアを交えながら楽しく解説しています。

小学生ぐらいの子供から大人までよめる内容で、 親子で読むのに丁度良い一冊です。

(読者の口コミより)

・温暖化や気候変動、のことを熊 シロクマの親子が教えてくれます。可愛いくてつい笑ってしまう。ですが、わかりやすく温暖化のことを知ることができる一冊でした。親子で読むのも楽しい。

絶滅体験レストラン もしも環境問題が13の飲食店だったら

絶滅体験レストラン もしも環境問題が13の飲食店だったら
WoWキツネザル(著), 澁谷 玲子(イラスト)
発売日: 2024-04-17

環境問題を13の架空の飲食店に見立てて紹介する環境問題ガイドブックです。 YouTubeやTikTokで人気の環境系エンターテイナーWoWキツネザルさんが、 気候変動や生物多様性の危機などを「食」を通じてシニカルに解説します。

「山火事ラーメン」や「スナック マダニ」など、 ユニークな店名とコンセプトで環境問題を身近に感じられる工夫が施されています。 難解な環境問題をブラックユーモアを交えて楽しく学べる大人向けの一冊です。

(読者の口コミより)

・個性豊かな13のレストラン、内装やコンセプト、名物料理も良く見るととんでもない事実が分かって背筋が凍ります。 これが現在進行形で起こっている環境問題なのですよのいう著者のWoWさんの解説とメッセージから伝わります。

目次

ラーメン 山火事ラーメン
メイドカフェ メイド喫茶LOVE LOVE ハリケーン
ダイナー ポーラーメルトダイナー
ホストクラブ ロイヤルオーシャン
ビアホール ロストトロピカル
スナック スナック マダニ
和食 とんかつ 乱獲亭
バー 隠れ家バー共犯者
鮨 KAWAII SUSHI
フードコート ヨソモノ横丁
イタリアン ピッツェリア チャオ・ゴミーノ
カフェ 純喫茶ミツバチ
ドーナツ店 トゥルードーナツ

図解ポケット 環境とエネルギー政策がよくわかる本

図解ポケット 環境とエネルギー政策がよくわかる本
関貴大(著)
発売日: 2023-06-30

環境とエネルギー政策の基本から最新の動向までを解説する入門書です。 気候変動やカーボンニュートラルが重要視される中で、 持続可能な開発に向けた世界と日本の取り組みを分かりやすく紹介。

化石燃料、再生可能エネルギー、原子力、水素など、 さまざまなエネルギー源の課題と未来を論じ、 地政学的な視点からもエネルギー問題を理解できます。

ゼロ炭素社会への道のりや企業に求められるサステナブル経営についても触れ、 現代のエネルギー政策を幅広く学べる一冊です。

(読者の口コミより)

・環境問題や各国のエネルギー政策について文章や図でとても分かりやすくまとめられています。 ニュースや仕事で沢山の情報が流れてくる中で、中々体系立てて勉強する機会がなかったので、理解が深まりました!

目次

1 環境とエネルギー政策の基本―国家の安定にエネルギー政策は必須か?
2 世界の動向・日本の動向―自然環境と経済活動の両立がトレンド?
3 エネルギーと地政学―地理と政治でエネルギー動向がわかる?
4 化石エネルギー―ウクライナ侵攻でシェール増産なるか?
5 原子力エネルギー―脱原発時代、安心安全な新技術に期待?
6 太陽エネルギー―太陽光パネルの製造・輸入に課題あり?
7 風力エネルギー―注目集まるも自然環境が普及の妨げに?
8 水力エネルギー―地域活性に一役買うも環境への影響は?
9 地熱エネルギー―地熱ポテンシャルは日本が世界トップ?
10 バイオマスエネルギー―ゴミから生み出す新エネルギーに期待?
11 水素/アンモニアエネルギー―製造コストと管理体制が普及のカギか?
12 持続可能な社会に向けて―サステナブル社会で求められる行動は?

環境問題とわたしたちのくらし: ドラえもんの社会科おもしろ攻略 (ドラえもんの学習シリーズ)

環境問題とわたしたちのくらし: ドラえもんの社会科おもしろ攻略 (ドラえもんの学習シリーズ)
藤子・F・ 不二雄(著), 藤子・F・ 不二雄(原著)
発売日: 2024-06-27

地球温暖化や森林減少、ごみ問題、生物保護など、 身近で重要な環境テーマをわかりやすく解説する学習まんがです。

ドラえもんとのび太たちが日常生活から環境問題を見つけ出し、 ひみつ道具の力も借りながら 「なぜ起きているのか」「自分に何ができるのか」を考えていきます。

各章には脱炭素や循環型社会、SDGsなど具体的な取り組みも紹介され、 最後まで楽しく学びながら理解を深められる構成。 未来の地球を守るために行動する意欲を育む一冊です。

目次

巻頭まんが 環境問題って、なあに?
第1章 なんだか地球がたいへんだ!(カンキョウって、なあに?;環境問題って、なあに? ほか)
第2章 脱炭素って、なあに?(脱炭素社会に向けて;発電を考えよう ほか)
第3章 ごみ問題って、なあに?(ごみの環境問題;ごみについて知ろう! ほか)
第4章 循環型社会って、なあに?(Reduceという取り組み;Reuseという取り組み ほか)
第5章 持続可能な開発って、なあに?(環境問題の歴史1;環境問題の歴史2 ほか)

気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか?

気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか?
スティーブン・E・クーニン(著), 杉山 大志(その他), 三木 俊哉(翻訳)
発売日: 2022-03-19

気候変動についての科学的根拠について述べた本です。

人間が気候に影響を与えていることは間違いないが、 気候はさまざまな要因の影響を受けており、 人間の影響度を評価することは容易でないとされています。

国連のIPCC報告書の客観性と中立性の欠如を科学的に説明したり、 気候変動に関する重要な情報が歪められている現状を伝える内容となっています。

(読者の口コミより)

・本書は、気候変動に対する一般的な見解に異議を唱え、科学的な不確実性を強調している。

・気候変動と その影響は、長期的にとらえる必要があることが、分かります。


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