海洋学を学ぶ、おすすめ本8選(2026年)
地球の7割を占める海洋。その広大な世界には、私たちがまだ知らないことがたくさんあります。
海洋学は、そんな海洋の自然現象や変動を研究する学問です。 海水の物理・化学的性質、海棲生物、海洋と大気との相互作用、 海底堆積物、海底地形および構造等、さまざまな分野を対象としています。
近年、海洋環境は気候変動や海洋汚染など、さまざまな課題に直面しています。 海洋学はこれらの課題を解決するためにも重要な学問です。
そこでこの記事では、海洋学について学ぶことができるおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。 ぜひ参考にしてみてください。
海はどうしてできたのか (ブルーバックス 1804)
現在の「母なる海」がどのようにして出来上がったのかがわかる本です。
原始海洋がどのようにして形成されたのか、 その後に起こった数々の大事件(大陸移動、氷河期、隕石衝突など) が海にどのような影響を与えたのか、 そして現在の海が将来どのように変化していくのかについて、 46億年というスケールで地球の進化史が解説されています。
藤岡換太郎氏の著書は面白い本が多く、 『川はどうしてできるのか』 『三つの石で地球がわかる 岩石がひもとくこの星のなりたち』などもおすすめです。
(読者の口コミより)・非常に読みやすい。おそらく3時間もあれば読み通せるのではないか。 しかし内容は濃い。非常にお得感のある本だ。
・専門的な事柄を素人にも判るように平易に解説してくれる。
目次
第1部 原始の海 1月1日―地球の創世記 1月12日―月の誕生 2月9日―海洋の誕生 第2部 海の事件史 2月25日―生命の誕生 5月31日―酸素の発生 8月3日―超大陸の出現 12月12日―海洋無酸素事件 12月27日―最後の大変動 第3部 海水の進化 海とは「鍋」である 海に入るもの 海から出るもの 海底地形の機能 第4部 海のゆくえ 海が消えるシナリオ 海が消えた星
すばらしい海洋生物の世界
数々の権威ある野生動物写真賞を受賞している水中写真家アレックス・マスタードと、 海洋生物学者カラム・ロバーツによる共著で、 海の生き物たちの驚異的な生態と美しさを紹介する書籍(写真集)です。
人なつっこいアザラシ、カラフルなウミウシ、巨大なウバザメなど 200点以上の鮮やかな写真と解説があります。
子供から大人まで楽しめる書籍(写真集)です。
(読者の口コミより)・間近で撮られた迫力のある、貴重な写真と共に臨場感のあるテキストが添えられています。
・躍動感あふれる写真に親子で夢中になりました
目次
第1章 測り知れない豊かさ 第2章 自然の姿とは? 第3章 完璧な動き 第4章 陸から海へ 第5章 無脊椎動物 第6章 海藻の大聖堂 第7章 美の本質 第8章 海の変化 第9章 砂漠の海 第10章 絶滅寸前からの復活
世界でいちばん素敵な海の教室 (世界でいちばん素敵な教室)
海にまつわる素朴な疑問に美しい写真を添えて答えるビジュアルブックです。 「海はなぜ青い?」「波はどうしてできる?」「島はどうやってできるの?」 といった科学的な問いから、 「エベレストが昔は海の底だった?」といった驚きの事実まで、 幅広いテーマを網羅。
神話や文学に描かれる海の物語も紹介され自然科学と文化の両面から海を楽しめます。 新しい視点で海を眺め、発見する喜びを与えてくれる一冊です。
目次
海はどうして青いの? 海の水はどうして塩辛いの? 波はどうしてできるの? 潮の満ち引きはどうやって起きるの? 海流はどうしてできるの? 海の透明度はどうやって調べるの? 世界の三大洋ってなんですか? 日本の海の広さはどれくらい? どの深さからが「深海」なの? 南極と北極って、どう違うの?〔ほか〕
海の教科書 波の不思議から海洋大循環まで (ブルーバックス 1974)
海洋学の基礎知識をわかりやすく解説した入門書です。
海水はどうして塩辛いのか、 波はどうして起きるのか、 エルニーニョ現象がなぜ日本の気候に影響を与えるのか、 数千年もかかって海水が地球をめぐる海洋大循環など、 海にまつわる身近な疑問を最新の科学で解説しています。
海に興味のある方や、海洋学の入門書としておすすめの一冊です。
(読者の口コミより)・海の成分から流れや波のメカニズム、その利用から観測の歴史までを読み物として分かり易く紹介。広大な海の不思議を科学したい人におすすめの一冊。
目次
第一章 海洋、その面白さと重要性 第二章 海を調べる 第三章 海水の性質 第四章 海の姿が明らかになってきた 第五章 海洋大循環はなぜ起こるか 第六章 海の波の不思議 第七章 潮汐とそのメカニズム 第八章 エルニーニョ現象とその仲間たち 第九章 凍る海
謎解き・海洋と大気の物理―地球規模でおきる「流れ」のしくみ (ブルーバックス)
海洋と大気の物理学を初心者にもわかりやすく解説した入門書です。
地球のように回転する球体の上で働く「コリオリの力」。 この力は、海流や風の向き、気圧や温度の分布、気候変動など、 地球規模でおきる「流れ」のしくみに大きな影響を与えます。
本書では「コリオリの力」の正体や働き方を、 エルニーニョ現象やラニーニャ現象、台風の発生など、 身近な事例を用いて説明しています。
自然科学の教養を身につけたい人や、気象学、流体力学の入門書としてもおすすめの一冊です。
(読者の口コミより)・気象学を学ぼうとすると、必ず出てくるコリオリの力。 5冊の本を読んでわからなかったコリオリの力が、 この本ではじめて腑に落ちて理解できて感動しました。
目次
序章 海洋と大気の世界へようこそ! 第1章 海流と気流は兄弟 第2章 海と大気の違い 第3章 海流と気流のシステム 第4章 エルニーニョを解く 第5章 自転する球体 第6章 深層循環のメカニズム 第7章 海が語る地球の気候 終章 社会と科学とのかかわり方
Newton大図鑑シリーズ 海大図鑑
定評のあるNewton大図鑑シリーズの海編です。 綺麗な写真やイラストも豊富に使われ、楽しい海の図鑑となっています。
大きく5つのパートに分かれていて、 海とは何か、海の生き物、深海、海と気候、海と人間についてなど, 海にまつわるいろいろなテーマを,写真やイラスト,やさしい文章で解説しています。
海に興味のある子供から大人まで,誰でも楽しめる一冊です。
(読者の口コミより)・紙質は子供図鑑のように硬い厚紙。美しい装丁やイラストを眺めているだけでも嬉しくなってしまい、1ページごとにめくるのが楽しい。開いて読む2ページに記載されている情報量もちょうどよく、気軽にすいすい読める。
目次
0 ギャラリー 1 海とは何か 2 海の生き物 3 深海 4 海と気候 5 海と人間
海洋学
オールカラーで、美しい写真とイラストを交えながら、 ビジュアル的にも見やすい海洋学の入門書です。 予備知識の必要がなく、中学生や高校生でも読める内容になっています。
海洋学の発展、海水の性質、大気と海洋の循環、海洋の波、潮汐、海洋生態学など、 海の全体像をわかりやすく解説しています。
海洋学の入門書としておすすめの一冊です。
目次
海洋学の発展 水の惑星 海盆の起源 海洋の堆積作用 海水の性質 大気と海洋の循環 海洋の波 潮汐 海洋生態学 海洋の生物生産性 ダイナミックな海岸線 海岸の生態系 海洋の生息環境と生物相 海の資源 海洋における人間の存在
海洋学の教科書
大学初学者から基礎専門レベルの読者を対象に、 海洋現象の根幹をなす海水の物理過程を解説しています。
海洋の誕生やプレートテクトニクス、熱・水循環、 コリオリ力といった地球科学の基礎から、 塩分や密度、深層循環など海水の性質、潮汐や海流、 波浪の仕組みまで幅広くカバー。
各章末のコラムでは、津波や赤潮、マイクロプラスチック汚染など、 海洋災害や人間活動によるマリンハザードを具体的な事例やシミュレーションを交えて紹介し、 現代的な課題にも触れています。
目次
第1章 地球科学 海洋の誕生 プレートテクトニクスと海底地形 海洋の諸元 熱循環 水循環 コリオリカ 転向カ 海上の風系 第2章 海水の物性 海中光 水温 ENSO 塩分 密度 深層循環 沿岸の密度流 氷結 拡散・分散 物質循環 海中音 第3章 潮汐 起潮力 潮位変動 潮流 潮汐表 潮汐波 潮汐残差流 潮汐フロント 第4章 海流 表層海流 吹送流とエクマン輸送 地衡流 ポテンシャル渦度保存の法則 渦位の保存則 西岸強化 第5章 海洋波浪 海洋波浪の定義 海洋波浪の発達 海洋波浪の伝播 水粒子の軌道運動 浅海変形 波浪情報
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