臨床心理学を学ぶ、おすすめ本8選(2026年)

心の健康や問題に興味がある人にとって、臨床心理学は欠かせない知識です。 臨床心理学とは心の健康や問題を理解し、解決するための学問です。

臨床心理学を学ぶには大学や大学院で臨床心理学を専攻するのが一般的です。 しかし、大学や大学院に通うことなく書籍で臨床心理学について学ぶことも可能です。

そこでこの記事では、臨床心理学について学べるおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

よくわかる臨床心理学[改訂新版] (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)

よくわかる臨床心理学[改訂新版] (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
下山晴彦(編集)
発売日: 2009-09-15

下山晴彦氏が編集を手掛け、臨床心理学の基本を網羅したテキストです。

臨床心理学の全体構造から始まり、臨床心理学の実践活動、研究活動、専門活動、基本理論、 問題を理解する(アセスメント)、問題に介入する(理論モデル、介入技法)など、 幅広い分野を網羅しています。 索引もついており、勉強する上で用語を調べるのにも便利な作りになっています。

臨床心理学の全体像を掴みたい方にオススメの書籍です。

(読者の口コミより)

・範囲が広く、必要最低限の情報は網羅できます。大学院入試の受験勉強に使用しましたが、短い時間で広く勉強したい方にはレベル、量ともに適度であると思います。

目次

臨床心理学とは何か1・構造と歴史
臨床心理学とは何か2・基本理論
問題を理解する(アセスメント)1・目的と方法
問題を理解する(アセスメント)2・データの収集技法
問題を理解する(アセスメント)3・データの分析技法
問題を理解する(アセスメント)4・異常心理学
問題を理解する(アセスメント)5・ライフサイクルと心理的問題
問題を理解する(アセスメント)6・発達過程で生じる障害や問題
問題に介入する1・理論モデル
問題に介入する2・介入技法 1個人
問題に介入する3・介入技法 2集団・社会

問題に介入する4・コミュニティにおける相談活動
臨床心理学研究
社会的専門性
臨床心理士になるために

眠れなくなるほど面白い 図解 臨床心理学

眠れなくなるほど面白い 図解 臨床心理学
湯汲 英史(監修)
発売日: 2023-02-27

図解でわかりやすく解説した臨床心理学の入門書です。

自閉スペクトラム症、知的能力障害などの子供が抱えやすい心の問題や、 統合失調症、双極性障害、うつ病などの大人が抱えやすい心の問題について、 特性や原因、症状を図解でわかりやすく解説しています。 また、実際に現場で心の病気を抱えた人と向き合う公認心理士師の仕事についても説明しています。

臨床心理学を通して「心の問題」について知ることができ、 周囲と上手につきあっていく方法を知れる一冊です。

(読者の口コミより)

・いきなり専門書は難しいので、その前の基礎知識を学ぶ参考書としてだと役立つと思います。

・簡潔に書かれているので読みやすいです。

目次

第1章 臨床心理学と公認心理師(人間の心を守るための“臨床心理学”;あらゆる心理学を駆使して心の問題を解決;日本初となる心理職の国家資格“公認心理師” ほか)
第2章 子どもが抱えやすい心の問題(発達障害は生まれつきの個性や特性と考えるべきもの;知的能力障害(ID)
自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD) ほか)
第3章 大人が抱えやすい心の問題(統合失調症(SZ)
双極性障害(BD)
うつ病/大うつ病性障害(MDD) ほか)

臨床心理学概論 (公認心理師スタンダードテキストシリーズ 3)

臨床心理学概論 (公認心理師スタンダードテキストシリーズ 3)
下山晴彦(監修), 佐藤隆夫(監修), 本郷一夫(監修), 下山晴彦(編集), 石丸径一郎(編集)
発売日: 2020-08-04

臨床心理学の基礎から実践までを学べる書籍です。

公認心理師の養成を意識して構成されており、 心理的アセスメントやケース・フォーミュレーション、 認知行動療法、家族療法、精神分析など幅広い理論と支援方法などを解説しています。

人の心だけでなく身体や社会環境も含めて理解する「生物・心理・社会モデル」や、 地域支援、チームアプローチの考え方も紹介されており、 現代の心理支援の全体像をつかむことができます。 図表やキーワード整理、「考えてみよう」といった学習補助も充実しているため、 初学者でも理解しやすい内容です。

(読者の口コミより)

・見やすい頁レイアウトで最新のテキスト、事例もある

目次

第1章 公認心理師のための臨床心理学(下山晴彦)
第2章 臨床心理学はどのように役立つか(下山晴彦)
第3章 臨床心理学を学び,公認心理師になる(小堀彩子)
第4章 臨床心理学の成り立ち(下山晴彦)
第5章 実践だけでなく,研究も学ぶ(石丸径一郎)
第6章 心だけでなく,身体も社会も大切に(生物‐心理‐社会モデル:チームアプローチへ)(石丸径一郎)
第7章 安心できる関係を大切にする(人間性アプローチ:クライアント中心療法)(林 潤一郎)
第8章 心の奥深くを探る(精神力動的アプローチ:精神分析学)(田中志帆)
第9章 行動で心の動きをとらえる(行動主義:行動療法)(三田村 仰)
第10章 考え方を変えて気持ちも変える(認知モデル:認知行動療法)(松永美希)
第11章 人間関係のなかで心をとらえる(システム論:家族療法・カップルセラピー)(野末武義)
第12章 地域のなかで生活を支える(コミュニティアプローチ:コミュニティ心理学)(大西晶子)
第13章 心を構成する社会の物語を理解する(社会構成主義:ナラティブ・アプローチ)(藤岡 勲)

臨床心理学 第25巻第1号:教科書には書いておらず,大学院でも教えてもらえない,現場で学ぶしかないありふれた臨床テクニック集

臨床心理学 第25巻第1号:教科書には書いておらず,大学院でも教えてもらえない,現場で学ぶしかないありふれた臨床テクニック集
東畑 開人(編集), 山崎 孝明(編集)
発売日: 2025-01-10

教科書や大学院では学べない実践的な臨床テクニック集です。 ベテランから中堅、現場の専門家まで、多様な執筆陣が日常的な臨床経験を共有しています。 精神分析、認知行動療法、ブリーフセラピーなど様々なアプローチについて、 「ふだんづかい」の視点から語られています。

児童養護施設での対応や被害者支援など、 具体的な現場の課題も取り上げられ、 臨床心理士の実践に役立つ内容となっています。

こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203

こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203
宮川 純(著), 三浦 佳代子(著), 松崎 朝樹(監修)
発売日: 2025-06-18

臨床心理学のエッセンスを203項目に凝縮し、 日常や仕事で役立つ「こころのケア」の技法をわかりやすく解説した一冊です。

思考や行動の見直し、ストレスマネジメント、トラウマ支援など、 幅広いテーマを具体的なノウハウとともに紹介。

図解や短い解説で、心理職を目指す方はもちろん、 職場や家庭で人と関わるすべての人に役立つ内容です。 専門家向けの知識も含まれており、現場で実践できるヒントが満載です。

(読者の口コミより)

・一般の方には、自分の問題点や困りごとの答えが臨床心理学や精神医学にある?と気づくきっかけになるかも。 専門職の方には、この分野のことももうちょっと詳しく自分で勉強してみるか、と思うきっかけになるかも。

目次

思考のケア
行動を見直す
ストレスマネジメント
無意識の表現
生きる力に気づく
語りが作る世界
脳のトレーニング
トラウマ支援
番外編 日本生まれの技法
こころの理解
こころの深層
心理職の活動
心理職の自己研鑽
番外編 こんなにあるんだ○○心理学

臨床心理学〔改訂版〕 (New liberal arts selection)

臨床心理学〔改訂版〕 (New liberal arts selection)
丹野 義彦(著), 石垣 琢麿(著), 毛利 伊吹(著), 佐々木 淳(著), 杉山 明子(著)
発売日: 2025-07-30

臨床心理学の基礎から最新の研究動向までを体系的にまとめた、10年ぶりの改訂版テキストです。

エビデンスベースの視点で理論と実践を解説し、 面接・アセスメント・精神分析療法・行動療法・認知療法など多様なアプローチを網羅しています。

うつ、社交不安症、PTSD、統合失調症、依存症など 幅広い心理的障害の理解と支援方法を詳説し、 公認心理師制度や倫理も解説。 豊富な図表、二色刷、文献案内、練習問題付きで学習効果を高め、 心理学を体系的に学びたい人におすすめの書籍です。

目次

第1部 臨床心理学の基礎
 臨床心理学とは何か
 エビデンスにもとづく臨床心理学
 パーソナリティ理論 ほか

第2部 臨床心理学の理論と実際
 臨床心理面接
 臨床心理学的アセスメント
 精神分析パラダイム/精神分析療法 ほか

第3部 心理的障害の理解と支援
 心理的障害の見取り図
 うつの理解と支援
 躁の理解と支援 ほか


完全カラー図解 よくわかる臨床心理学

完全カラー図解 よくわかる臨床心理学
岩壁 茂(監修)
発売日: 2020-06-15

岩壁茂氏の監修のもと、 オールカラーと図解でわかりやすく書かれた臨床心理学の入門書です。

臨床心理学の基礎知識から心理検査・カウンセリング・心理療法まで、 50の心理療法を徹底図解で解説しています。 プロローグでは心理職の1日も紹介しています。

心理学に興味のある方から、心理学部の学生、 公認心理師、臨床心理士など心理職を目指す方におすすめできる一冊です。

(読者の口コミより)

・入門書の次に、臨床心理学を深掘りしたくて読みました。各項目ごとに基本思想、イラスト、その説明がセットでかかれており、非常に理解しやすいです

目次

1 臨床心理学で、心のつらさを軽くする
 臨床心理学とは?
 心のなりたち ほか

2 心理学的援助の基本を学ぶ
 心理学的援助の流れ
 面接の流れ1 探索 ほか

3 代表的な心理療法を理解する
 精神力動的アプローチ
 認知行動的アプローチ ほか

4 心の問題、障害の改善をめざす
 心のつらさと心理的障害
 ライフサイクルから見た心の問題 ほか

5 臨床心理学を社会に役立てる
 心理職の活動
 各領域での活動 ほか

図解でわかる臨床心理学

図解でわかる臨床心理学
井上嘉孝(編集)
発売日: 2023-11-29

臨床心理学を初めて学ぶ人のための書籍です。 臨床心理学の考え方や歴史、こころの基本的な仕組みから、 認知行動療法などの代表的な心理療法、心理検査やアセスメントの方法まで、 知っておきたい内容を100項目に整理して解説しています。

各項目には図表やイラストが配置され、 文章だけでは理解しにくい概念も視覚的に把握できます。 学校・医療・福祉など具体的な現場や支援対象、カウンセリングの進め方も紹介されており、 臨床心理士や公認心理師を目指す人はもちろん、 カウンセリングに関心のある人にも役立つ一冊です。

目次

第1章 臨床心理学をはじめて学ぶ人が知っておきたいこと
第2章 こころの基本的な仕組み
第3章 代表的な心理療法・アプローチ
第4章 臨床心理学のアセスメントと検査方法
第5章 臨床心理学の主な支援対象
第6章 臨床心理学が活きる場
第7章 臨床心理学の専門家
第8章 カウンセリングの実際


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