レオナルド・ダ・ヴィンチを知るためのおすすめ本8選(2026年)

レオナルド・ダ・ヴィンチは、 なぜ今なお人々を惹きつけ続けるのでしょうか。 名画の裏に隠された思考、ノートに書き残された膨大なメモ、 時代を先取りしすぎた発想。

その一つひとつを辿ると、完璧な天才ではなく、 尽きることのない好奇心に突き動かされた探究者の姿が浮かび上がります。

ここではレオナルド・ダ・ヴィンチに関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)
レオナルド ダ・ヴィンチ(著), 明平, 杉浦(翻訳)
発売日: 1954-12-05

天才レオナルド・ダ・ヴィンチが書き残した膨大な手記から、 主要な文章を選び編集した上巻です。

本巻には『人生論』『文学論』『絵画論』が収められており、 芸術論にとどまらず、人生への考察や寓話、 笑話といった多彩な文章を読むことができます。

絵画論では陰影や遠近法、解剖学の研究など、 「モナ・リザ」や「最後の晩餐」を生み出した具体的な思考過程が示されています。 手記形式のため、気の向いたときに少しずつ読み進めながら、 彼の生活や考え方、人間的な魅力を身近に感じられる一冊です。

(読者の口コミより)

・何冊読んでも得られないようなことが何個も書いてありました。 凄く良かったです。

・文語体で読みにくいですが内容は素晴らしいです

目次

人生論
文学
 寓話
 笑話
 動物譚
 予言 ほか

「絵の本」から
 絵画と他の芸術との比較
 画家の生活と勉強
 遠近法
 解剖 ほか

ペンブックス1 ダ・ヴィンチ全作品・全解剖。 (Pen BOOKS)

ペンブックス1 ダ・ヴィンチ全作品・全解剖。 (Pen BOOKS)
ペン編集部(著), 池上英洋(監修), ペン編集部(編集), 池上英洋(読み手)
発売日: 2009-07-01

レオナルド・ダ・ヴィンチの全体像を、 作品と研究の両面から解き明かすビジュアル性の高い一冊です。

現存する絵画のうち真作とされる13点を中心に、 「受胎告知」や「最後の晩餐」、「モナ・リザ」などを多角的に分析し、 その構図や技法、制作背景までを紹介。 絵画制作の基盤となった解剖学や都市計画、軍事学いった幅広い手稿にも踏み込み、 「万能の天才」と呼ばれる理由を示します。

ルネサンスという時代背景や、意外な素顔を伝えるエピソード、 最新研究の動向も収録されており、 芸術家としてだけでなく一人の人間としてのレオナルドに迫る内容です。

(読者の口コミより)

・初心者向けの、大変分かりやすいダ・ヴィンチ入門書だと思います。知っていると知らないでは、作品鑑賞の面白さが変わってくるので、購入して良かったと思います。

目次

芸術の寵児を育んだ、ルネサンスという時代。
「美の教科書」たる全絵画を、徹底解説!
 受胎告知―圧倒的なまでの完成度を誇る、デビュー作。
 カーネーションの聖母―作風の確立に向け、重ねた努力が見える。
 ブノワの聖母子―マリアの微笑みに投影した、母への思い。
 ジネヴラ・デ・ベンチの肖像―どんな“拡大”にも耐える、驚異の描写力。 ほか

生涯をかけた研究の集大成、「手稿」をひも解く。
 手稿とは?
 軍事学
 舞台
 彫刻 ほか

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下 (岩波文庫 青 550-2)

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下 (岩波文庫 青 550-2)
レオナルド ダ・ヴィンチ(著), 明平, 杉浦(翻訳)
発売日: 1958-06-25

レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した膨大な手記のうち、 主に『科学論』『技術論』を中心に編まれた下巻です。

自然観察を重視する姿勢や、理論と実践を結び付けようとする思考が、 物理や解剖学の記録を通して具体的に示されています。 都市計画や水利事業、軍事技術に関する構想など、 芸術家の枠を超えた実務的な研究内容も収録されています。

手紙や買い物メモ、旅行の覚え書きといった私的な記録からは、 日常生活や人間関係が垣間見え、 天才というより不断の努力を重ねた研究者としての姿が浮かび上がります。

(読者の口コミより)

・自然に生きること、観察することの大切さ、驕り高ぶりをなくし、研究すること非常にレオナルドという努力に勝る天才はなしの体現者のような男の人生がにじみ出ている。

目次

科学論
 経験
 自然
 理論と実践 ほか

技術
 都市計画等
 水利計画
 軍事技術

手紙とメモ
 手紙
 メモ
 旅行メモ ほか

レオナルド・ダ・ビンチ

レオナルド・ダ・ビンチ
山本まさみ(著), 尾野こし(イラスト), 池上英洋(監修)
発売日: 2024-05-23

レオナルド・ダ・ビンチの生涯をイラストと平易な文章で楽しめる読み物伝記です。

自然観察が大好きだった少年時代から、 画家として歩み始め、『受胎告知』や『最後の晩餐』といった代表作を生み出すまでの過程を、 場面ごとに描いています。 絵画だけでなく、音楽や建築、科学など幅広い分野に挑戦した姿も紹介され、 「万能の天才」と呼ばれる理由が自然に理解できます。

巻頭の人物ガイドでは登場人物や活躍した土地が図解され、 年表では人生の流れを整理できます。 低・中学年から無理なく読める構成で、 レオナルドの魅力と探究心に親しめる一冊です。

目次

1 自然が大すき!2 デビュー作『受胎告知』
3 ミラノでの日び
4 最高けっ作『最後の晩餐』
5 ミケランジェロとの対決
6 『モナ・リザ』をえがく
7 レオナルドと弟子との対話
8 フランス、旅の終わり

レオナルド・ダ・ヴィンチ 上 (文春文庫 ア 13-1)

レオナルド・ダ・ヴィンチ 上 (文春文庫 ア 13-1)
ウォルター・アイザックソン(著), 土方 奈美(翻訳)
発売日: 2022-03-08

伝記作家ウォルター・アイザックソン氏が、 約7200枚に及ぶレオナルド・ダ・ヴィンチの自筆ノートを丹念に読み解き、 その生涯と創造の源泉に迫った本格評伝の上巻です。

非嫡出子として生まれた少年時代から、画家として頭角を現し宮廷で活躍するまでの歩みを、 エピソードとともに描いています。

解剖学のために死体を調べ、光学や幾何学を研究する姿勢が、 「モナ・リザ」の微笑や人体表現にどのようにつながったのかも解説しています。 芸術と科学、技術と人文学を自在に結び付けた思考法を通して、 「万能の天才」がいかにして誕生したのかを理解できる一冊です。

(読者の口コミより)

・おすすめ!血の通ったレオナルド像を感じることができました

・順を追って、ダヴンチの業績を豊富な資料で解説していて、ダヴィンチ初心者には分かりやすくて良かったです。

目次

「絵も描けます」
非嫡出子に生まれた幸運
師に就き、師を超える
才能あふれる画家として
レオナルド、ミラノへ“贈与”される
生涯を通じて、記録魔だった
宮廷付きの演劇プロデューサーに
同性愛者であり、その人生を楽しむ
ウィトルウィウス的人体図
未完の騎馬像
科学者レオナルド
人間が鳥のように空を飛ぶ方法
機械工学の研究者
すべては数学であらわせる
解剖学に熱中する
岩窟の聖母
白貂を抱く貴婦人
芸術と科学を結びつける

レオナルド・ダ・ビンチ (世界の伝記 コミック版 47)

レオナルド・ダ・ビンチ (世界の伝記 コミック版 47)
フカキ ショウコ(イラスト), 池上 英洋(監修)
発売日: 2020-11-11

レオナルド・ダ・ビンチの生涯を漫画でわかりやすく描いた伝記です。

フィレンツェ近郊の小さな村で育った少年時代から、 13歳で工房に弟子入りし才能を開花させていく過程を追っています。 絵画だけでなく、楽器の製作や演奏、建築、軍事技術、解剖学や天文学など、 多方面に関心を広げていく姿が具体的に紹介され、 なぜ彼が特別な存在とされたのかが理解できます。

『モナ・リザ』や『最後の晩餐』が生まれた背景にも触れられており、 作品と人生の結び付きも明確です。 巻末の学習資料では知識の整理もでき、 初めてレオナルドに触れる読者にもおすすめの一冊です。

(読者の口コミより)

・子供でも読みやすく、理解しやすいと思います。 小学校高学年~中学生くらい向けですかね。

目次

第1章 ビンチ村の少年
第2章 活躍の場を変えて
第3章 天才たちとの出会い
第4章 研究を重ねて
第5章 イタリアからフランスへ
ためになる学習資料室

レオナルド・ダ・ヴィンチ: 人体解剖図を読み解く (とんぼの本)

レオナルド・ダ・ヴィンチ: 人体解剖図を読み解く (とんぼの本)
前橋 重二(著)
発売日: 2013-04-20

レオナルド・ダ・ヴィンチの解剖学研究を精緻に解読した書籍です。

レオナルドは生涯の約40年間、絵画だけでなく人体の構造を追究し、 頭蓋骨や脳、神経、血液循環、さらには性交の仕組みに至るまで、 多岐にわたる解剖学的観察を行いました。 本書では現存する約3800紙葉の手稿から、 特に注目すべき成果と美しい素描を選び出し解説しています。

時には実地解剖、時には思索に基づく記録から、 彼の観察力や思考過程が浮かび上がります。 「解剖学者レオナルド」の真の姿と、その知的冒険の深さを体感できる内容です。

(読者の口コミより)

・ダヴィンチのノートは、絵と図が中心となっているようです。まずはスケッチ。そしてその周りに、補足&考察の文章を書き込んでいく。まんま、研究ノートですね。さすが歴史に名を残す画家だけあって、スケッチのレベルが半端ではありません。

目次

レオナルド解剖学の軌跡
 冒険の始まり「最も崇高で美しい」頭蓋骨
 「空想解剖図」を描く
 百歳の老人を解剖する
 人体を美しく図解する「解剖手稿A」
 心臓という難問

レオナルド解剖学を「追試」する
 眼球―なぜ水晶体に気づかなかったのか
 大動脈弁―500年後の証明
 気管支循環―500年後の異論
 性交解剖図―現代の後継者たち

レオナルド・ダ・ヴィンチ 下 (文春文庫 ア 13-2)

レオナルド・ダ・ヴィンチ 下 (文春文庫 ア 13-2)
ウォルター・アイザックソン(著), 土方 奈美(翻訳)
発売日: 2022-03-08

ウォルター・アイザックソン氏による評伝の下巻として、 レオナルド・ダ・ヴィンチの円熟期から最期までを描き出します。

『最後の晩餐』の完成に至る試行錯誤や、 『モナリザ』を生涯手放さなかった理由を、 科学研究と芸術表現の結び付きから解説しています。 水力工学や解剖学への再挑戦、チェーザレ・ボルジアへの仕官、 ミケランジェロ氏との緊張関係など、 激動の時代を生きた具体的なエピソードも豊富です。

尽きることのない好奇心と観察力が、 どのように名画や発想を生んだのかを追体験でき、 天才であると同時にきわめて人間的な姿が浮かび上がります。

(読者の口コミより)

・なんの知識もなく絵を見ても得られない感動を、その背景やストーリーを理解することで得られるという体験をさせてくれる一冊。

目次

最後の晩餐
母の死、そして苦難
フィレンツェへ舞い戻る
聖アンナと聖母子
失われた作品、発見された作品
殺戮王チェーザレ・ボルジアに仕える
水力工学
ミケランジェロとの対決
またもや、ミラノへ
解剖学への情熱、ふたたび
地球と人体を満たすもの、その名は水
法王の弟に呼ばれ、新天地ローマへ
人間の姿をした天使の秘密
モナリザ、解けない微笑の謎
最期の地、フランスへ
ダ・ヴィンチとは何者だったのか
結び キツツキの舌を描写せよ


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