脳科学を学ぶための本おすすめ9選(2026年)
私たちが「考える」「感じる」「決断する」といった当たり前の営みは、 脳の中でどのように生まれているのでしょうか。 好みや直感の理由、集中力の波など、 脳は日常のあらゆる場面に静かに影響を及ぼしています。
近年の脳科学の進展によって、 その“ブラックボックス”は急速に解き明かされつつあり、 脳の姿が少しずつ輪郭を現してきました。
ここでは脳科学に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
運動が体だけでなく脳にもたらす効果を、 最新の神経科学から解き明かした一冊です。
アメリカのある学区では、 朝の授業前に運動する「0時間体育」を導入した結果、 生徒の成績が向上し、とくに運動直後の授業で大きな効果が見られました。
こうした事例をもとに、運動によってなぜ学習能力や集中力が高まるのかを説明します。 さらに、ストレスや不安、うつ、ADHD、依存症、加齢など、 さまざまな問題と運動の関係にも迫ります。 脳の働きを活性化し、気分を整え、心身の調子を改善するために、 どのような運動を取り入れればよいのかも紹介しています。
(読者の口コミより)・脳の血の巡りを良くするには運動をして,強制的に脳への血流量を増やすしかない という,ある意味自明のことと思われることへ,科学的裏付けがなされるようになってきたという本です.
目次
第1章 革命へようこそ―運動と脳に関するケーススタディ 第2章 学習―脳細胞を育てよう 第3章 ストレス―最大の障害 第4章 不安―パニックを避ける 第5章 うつ―気分をよくする 第6章 注意欠陥障害―注意散漫から脱け出す 第7章 依存症―セルフコントロールのしくみを再生する 第8章 ホルモンの変化―女性の脳に及ぼす影響 第9章 加齢―賢く老いる 第10章 鍛錬―脳を作る
奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)
脳神経科学者自身が脳卒中を経験し、 そこから8年にわたるリハビリを経て回復するまでをつづった、 驚きと発見に満ちた記録です。
37歳で脳卒中に襲われた著者は、言葉を理解したり話したりする能力だけでなく、 運動や身体感覚にも大きな障害を抱えます。 科学者として脳を研究してきた彼女は、 自らの脳機能が失われていく過程を内側から観察し、 右脳と左脳が異なる働きを持つことや、 脳が持つ驚異的な回復力を実感していきます。
脳の仕組みだけでなく、人が再び生きる力を取り戻す過程を描いた一冊です。
(読者の口コミより)・私の読んだ本のベスト5に入る傑作 この、右脳の働きを理解することに今までいかに多くの人が努力してきたことか。 こんな身近に奇跡的な神秘が有ったことに感謝
目次
脳卒中になる前の人生 脳卒中の朝 助けを求めて 静寂への回帰 骨まで晒して 神経科の集中治療室 二日目あの朝の後で GGが街にやってくる 治療と手術の準備 いよいよ手術へ 最も必要だったこと 回復への道しるべ 脳卒中になって、ひらめいたこと わたしの右脳と左脳 自分で手綱を握る 細胞とさまざまな拡がりをもった回路 深い心の安らぎを見つける 心の庭をたがやす
別冊 最新科学でわかる 脳のすべて (Newton別冊)
私たちの思考や感情、記憶、行動を支える「脳」の仕組みを、 最新の科学研究と豊富な図解で解説した一冊です。
大脳皮質や海馬、扁桃体などの基本構造から、 脳が情報を処理する仕組み、学習によって変化する神経回路まで紹介。 fMRIによる脳活動の画像化や、BMI、人工知能、 VRなどを活用した最先端の脳研究にも迫ります。
また、アインシュタインやサヴァン、プロ棋士など、 驚異的な能力を発揮する人々の脳にも注目し、記憶力や創造性、ひらめきの秘密を探ります。
目次
1 脳の構造と機能 2 脳研究の最前線 3 脳と記憶 4 こころの病気と脳 5 天才の脳
WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方
脳科学者の著者が、 自身の脳卒中の体験と神経解剖学の知見をもとに、 脳の新しい使い方を提案する書籍です。
左脳の機能を失い右脳だけで世界を感じた経験から、 脳には「考える左脳」「感じる左脳」「感じる右脳」「考える右脳」という “四つのキャラ”が存在すると説明。 これらは同じ脳の中で共存する住人のようなもので、 チームとして働けば心の安定が手に入るといいます。
恋愛や家族、世代間ギャップ、依存症など、悩みを四つのキャラの視点からひも解き、 自分の反応パターンを変える方法を具体的に紹介。 脳全体を活かして、自分らしい生き方へ導いてくれる内容です。
(読者の口コミより)・哲学書や科学書など、心の在り方や脳についての書物をたくさん読んできましたが、科学とスピリチュアルすべてが分かりやすく統合されて、まさに腑に落ちる著書となりました。
目次
第1部 脳のなかをちょこっと覗いてみる 私の物語、私たちの脳 脳の構造と人格 脳を支えるチーム―四つのキャラクター 第2部 あなたの「四つのキャラ」 “キャラ1”考える左脳 “キャラ2”感じる左脳 “キャラ3”感じる右脳 ほか 第3部 人間関係における「四つのキャラ」 自分とのつながり―「四つのキャラ」と体 ほかの人たちとのつながり―恋愛関係における「四つのキャラ」 社会との断絶と復帰―依存症に立ち向かう「四つのキャラ」 ほか
あなたという習慣を断つ ― 脳科学が教える新しい自分になる方法
「人は自分という習慣を手放せば、誰でも意識から人生を変えられる」と説く書籍です。
量子物理学や脳科学、遺伝学など多彩な知見を組み合わせ、 人の行動や思考がどのように形成されるのかをわかりやすく解説しています。 環境や身体、時間といった制約を“克服する”ための考え方は、 日常の行動を見つめ直すヒントが豊富です。
4週間かけて取り組む実践プログラムで、「創造意識を開く」から始まり、「習慣の解除」、 「古い記憶の手放し」、「新しい意識の創造」へと段階的に進み、 瞑想を通して未来の自分を具体的に描く方法を学べます。
(読者の口コミより)・「理想を実現させるには、古い自分をリセットする必要がある」ことに深く共感する人には、非常によい本だと思います。
目次
第1部 あなたのサイエンス 量子のあなた 環境を克服する 身体を克服する 時間を克服する サバイバルvs創造 第2部 脳と瞑想 三つの脳 思考→行動→存在 ギャップ 瞑想、神秘の解明と未来の波 第3部 新たな運命への第一歩 瞑想的過程:序論と準備 創造意識の扉を開ける 第1週 あなたという習慣を解除する 第2週 古いあなたの記憶を解除する 第3週 新しい未来のために新しい意識を創造する 第4週 実演と透明化―新しい現実を生きる
脳と成功の科学
35年以上にわたる脳科学の研究をもとに、 成功を妨げる「マインドブロック」を外すための脳トレーニング法〈インナーサイズ〉を紹介する一冊です。
NASAの宇宙飛行士やトップアスリート、世界のCEOらが密かに取り入れてきた思考法を、 誰でも実践できる形でまとめています。 ストレスを味方に変える方法、ネガティブ思考をセルフトークで操る技術、 先延ばしを断ち切る習慣の作り方など、日常でつまずきやすい課題に具体的にアプローチ。
さらに、思い込みを利用して能力を“ゾーン”へ導く思考法や、 恐怖をエネルギーに変える実践法なども紹介しています。 才能や環境よりも「脳の使い方」が成功を左右する――その核心を教えてくれる書籍です。
(読者の口コミより)・他の成功法則系の本との違いとして際立っているのは、成功を阻む6つの「マインドブロック」を具体的な脳科学の知見で一つ一つ叩き潰していく点です。ただ前向きになろう!ではなく、ネガティブ思考も利用するというアプローチはユニークですね。
目次
Introduction インナーサイズで隠れた「脳力」を引き出す 第1章 あなたのせいじゃない 第2章 脳内のゴリラとご対面 第3章 脳2.0にアップグレード 第4章 脳を鍛える 第5章 ゴリラとの戦い 第6章 習慣 第7章 恐怖 第8章 思い込みとストーリー 第9章 ストレスと不安 第10章 マインドセット 第11章 脳に目標を与える 第12章 プランを立てる 第13章 インナーサイズの儀式化 第14章 「自分」という最後の未踏の地
もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学
私たちの行動や感情を大きく左右する脳内物質「ドーパミン」の働きを、 最新の脳科学の知見をもとに解説した一冊です。
ドーパミンを単なる快楽物質としてではなく、 未来への期待や目標達成への意欲を生み出す原動力として捉え 、恋愛、友情、依存症、創造性、成功への欲求など、 さまざまなテーマを掘り下げます。
未来を求め続けるドーパミンと「今この瞬間」を重視する脳の働きとのバランスが、 充実した人生や高い能力発揮につながることを示し、人間の本質に迫ります。
(読者の口コミより)・ドーパミンは快楽物質でなく、期待物質、未来志向。支配も。「今」はセロトニンやエンドルフィン。とても勉強になった
目次
第1章 愛―恋愛から友愛へ 第2章 依存症―「欲求ドーパミン」の駆動力 第3章 支配―「制御ドーパミン」の達成力 第4章 創造と狂気―すごい発想が生まれる源 第5章 保守とリベラルの脳の違い 第6章 進歩―新しさを求め冒険する気質 第7章 調和―ドーパミンとH&Nのバランスをとる
脳と免疫の謎: 心身の不調はどこからくるのか (NHK出版新書 745)
脳と免疫の密接な関係から心身の不調の正体に迫る一冊です。
近年注目される「脳の免疫細胞」グリア細胞の働きを軸に、 脳内で起こる炎症や疲労のメカニズムを解説。 感染症や慢性的なストレスがどのように脳機能へ影響し、 うつ症状や依存傾向につながるのかを示します。
脳パフォーマンスを高める生活習慣や、加齢への前向きな捉え方など、 脳と免疫のバランスを整えるセルフケアも紹介。 最新研究をもとに、日常に生かせる知見を伝えています。
(読者の口コミより)・これまで何をしているか不明だった脳の中のグリア細胞、それがこんな働きをするとわかってきた、という最新研究の紹介。認知症や脳腫瘍、脳出血、慢性的な疼痛、精神疾患などもグリア細胞が大きく関係しているらしい。
目次
第1章 脳と免疫の謎に迫る 感染症と炎症 脳も炎症を起こす ほか 第2章 脳細胞はいかに心身を司るか 人類は脳をどのように理解してきたか 脳科学に訪れた転機 ほか 第3章 グリア細胞と脳の健康との複雑な関係 グリア細胞とは何か オリゴデンドロサイトが脳を進化させた? ほか 第4章 心身の不調はどうして起こるのか―脳‐免疫相関から考える 疲労を定義し直す 慢性的な脳疲労は「万病の元」 ほか 第5章 脳‐免疫相関を鍛える 加齢に対する見方を変える ポジティブな老齢観の影響 ほか
メンタル脳 (新潮新書 1024)
現代人のメンタルの問題を脳科学の視点からティーンエイジャー向けに解説した書籍です。
私たちの感情や行動は脳の働きに深く影響されており、 恐怖やストレスも生存のために進化した機能だと著者は指摘します。 現代ではSNSや孤独がメンタル低下の要因となり、 つらい記憶や不安に悩まされることもありますが、 運動や脳の仕組みを理解することで、 感情をコントロールしメンタルを強化できることも示されています。
ティーンから大人まで、実生活に取り入れやすい実践的なアドバイスが詰まった “心の取扱説明書”です。
(読者の口コミより)・人類の進化に脳の進化が追いついていない。そのことがわかるだけで本書を読む価値は大いにあると思います。メンタルを健康に保つためには細かなテクニックは必要なく、結局は運動・睡眠・食事に尽きるということが、理論立ってよく理解できます。
目次
はじめに―人は「いつも幸せ」でいられるだろうか 第1章 なぜ私たちは生きているのか 第2章 なぜ感情があるのか 第3章 なぜ不安を感じるのか 第4章 なぜ記憶に苦しめられるのか 第5章 なぜ引きこもりたくなるのか 第6章 なぜ運動でメンタルを強化できるのか 第7章 なぜ孤独とSNSがメンタルを下げるのか 第8章 なぜ「遺伝子がすべて」ではないのか 第9章 なぜ「幸せ」を追い求めてはいけないのか おわりに―人間はこんな風にできている
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