黒田官兵衛がわかる、おすすめ本10選(2026年)

義と知略を兼ね備え、戦国の世を駆け抜けた黒田官兵衛(孝高)

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三人の天下人に仕え、 数々の戦いと交渉で歴史の転換点に立ち会いました。 冷静な判断力と深い人間性は現代にも通じる普遍的な魅力です。

ここでは黒田官兵衛に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

戦国人物伝 黒田官兵衛 (コミック版 日本の歴史)

戦国人物伝 黒田官兵衛 (コミック版 日本の歴史)
水谷 俊樹(著), やまざき まこと(著), 加来 耕三(監修)
発売日: 2013-11-16

ポプラ社のコミック版日本の歴史「黒田官兵衛」編。 黒田官兵衛の知略と波乱に満ちた生涯を、 コミックでわかりやすく描いた一冊です。

母の死や有岡城での幽閉、高松城の水攻め、 中国大返しなど、歴史の転換点となった出来事を臨場感たっぷりに紹介。 豊臣秀吉を天下人に導いた官兵衛の活躍や、 天下泰平の礎を築いた姿が、子どもから大人まで楽しく学べます。

(読者の口コミより)

・内容が分かりやすく、絵も丁寧でした。息子が喜んで読んでいました。

目次

第1章 母の死
第2章 幽閉
第3章 高松城の水攻め
第4章 中国大返し
第5章 九州の関ヶ原
黒田官兵衛を知るための基礎知識

軍師の門 上 (角川文庫)

軍師の門 上 (角川文庫)
火坂 雅志(著), 芦澤 泰偉(Cover Art), 芦澤 泰偉(デザイン)
発売日: 2011-12-22

戦国時代に豊臣秀吉のもとに集った二人の名軍師、竹中半兵衛と黒田官兵衛。 『軍師の門 上』では、病弱ながらも抜群の知略を誇る半兵衛と、 熱い信念を抱く若き官兵衛の出会いと絆を描きます。

小寺家を救うため官兵衛は織田信長への臣従を決断し、 毛利攻めを契機に秀吉の軍に合流。 一方、半兵衛は短い生涯の中で、冷静な判断と深い人間理解で秀吉を支え続けました。

物語は三木城攻めを背景に、謀反人・荒木村重の説得に向かった官兵衛が、 有岡城で囚われるという展開へと突入します。 理と情のはざまで揺れる軍師たちの葛藤と成長を、重厚な筆致で描いた歴史長編です。

(読者の口コミより)

・信長と秀吉、半兵衛と官兵衛の対比が面白い。 戦略軍略は現代のビジネスにも通ずる感覚がありとても楽しかった。

黒田官兵衛 - 「天下を狙った軍師」の実像 (中公新書 2241)

黒田官兵衛 - 「天下を狙った軍師」の実像 (中公新書 2241)
諏訪 勝則(著)
発売日: 2013-11-22

織田信長に仕えた後、豊臣秀吉の右腕として中国攻めや九州遠征、 小田原合戦などで活躍し、天下統一に大きく貢献した官兵衛の実績を、 豊富な史料とともに追った一冊です。

関ヶ原の戦いで「天下取りを狙った」とする説の真偽にも迫りつつ、 茶の湯や連歌を嗜み、キリスト教を信仰した一面など、 知られざる文化人としての姿も描写。 戦略家としてだけでなく、人間としての官兵衛を深く掘り下げた本格的な評伝です。

(読者の口コミより)

・黒田官兵衛という、厳密に言えば軍師ではない人物に関して、 出典や情報源の信頼性も含めて、時系列で解説してくれている。 一貫して、原典を引用する際にも前後に、平易な解説文を入れてあり、わかりやすい。

目次

第1章 黒田氏の系譜
第2章 播磨の麒麟児
第3章 信長時代の激闘
第4章 豊臣政権確立期の活躍
第5章 天下統一から海外遠征へ
第6章 関ヶ原合戦と官兵衛の晩年
終章 「軍師」の実像

竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師 (PHP文庫)

竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師 (PHP文庫)
嶋津 義忠(著)
発売日: 2006-02-01

竹中半兵衛と黒田官兵衛は、豊臣秀吉の天下統一を支えた二人の天才軍師です。

無欲で知略に優れた半兵衛は、わずかな兵で稲葉山城を奪取し、 秀吉の台頭を支えました。 一方、誠実で智謀に富む官兵衛は、本能寺の変後の中国大返しなどで秀吉を天下人へと導きます。

性格や生い立ちは異なりながらも、互いを認め合い、 信頼し合った二人の絆と志が、 戦国の荒波を乗り越える原動力となりました。 彼らの友情と生涯を描いた長編小説です。

(読者の口コミより)

・官兵衛の嫡男(黒田長政)をかくまって命を救った半兵衛の知性と勇気に感動しました。

目次

●一の巻 城盗り 
●ニの巻 さくらの化身 
●三の巻 ニ兵衛 
●四の巻 二つの月 
●五の巻 天下への道 
●六の巻 僅か十二万石 
●七の巻 退隠の秋(とき) 
●八の巻 夢の涯(はて)

黒田官兵衛 戦国武将物語 ―天下一の軍師― (講談社青い鳥文庫 157-11)

黒田官兵衛 戦国武将物語 ―天下一の軍師― (講談社青い鳥文庫 157-11)
小沢 章友(著), 流石 景(著)
発売日: 2013-12-13

信長・秀吉・家康という三人の天下人に仕え、 知略と誠実さで歴史を動かした黒田官兵衛の生涯を、 子どもにもわかりやすく描いた歴史物語です。

「負けない・裏切らない・命を無駄にしない」を信条に、 数々の戦いを勝利へ導いた官兵衛の成長や、 家族や仲間との絆、苦難を乗り越える姿が描かれます。 戦国時代の厳しさと、官兵衛の人間らしい悩みや決断が伝わる感動作で、 小学生から楽しめる一冊です。

目次

黒田官兵衛の足跡
おもな登場人物
はじめに
第一章 ひよわな子
第二章 南蛮寺
第三章 筆頭家老
第四章 信長に会う
第五章 運命の出会い
第六章 毛利と戦う
第七章 松寿丸を人質に出す
第八章 秀吉の播磨入り
第九章 官兵衛、とらわれる
第十章 三木城、鳥取城が落ちる
第十一章 信長の死
第十二章 光秀との決戦
第十三章 勝家との戦い
第十四章 ドン・シメオン
第十五章 秀吉と家康の戦
第十六章 一国のあるじ
第十七章 隠居願い
第十八章 秀吉の死
第十九章 関ヶ原
第二十章 おだやかな暮らし

黒田孝高 (315) (人物叢書 315)

黒田孝高 (315) (人物叢書 315)
中野 等(著)
発売日: 2022-09-01

黒田官兵衛・如水として知られる黒田孝高の生涯を、史実に基づいて描き直した人物伝です。

播磨の国衆として出発した孝高が、小寺家臣、羽柴秀吉の重臣として頭角を現し、 九州平定や領国支配に関わる姿を追います。 「軍師」というイメージに偏らず、毛利との交渉、朝鮮出兵での挫折、 関ヶ原前後の判断など、政治と軍事の現場で揺れ動く実像を具体的に解説。

秀吉との緊張関係や、生き残りを懸けた選択から、 戦国大名としての力量と人間像が浮かび上がります。

(読者の口コミより)

・書名が「官兵衛」でも「如水」でもないところに、 確かな史料を基に実像を描くんだという意気込みを感じた。

・第一人者による黒田孝高の伝記

目次

第1 播磨・黒田家
第2 小寺家の家臣として
第3 羽柴秀吉への臣従
第4 中国・四国経略
第5 九州平定
第6 豊前での領国支配と家督移譲
第7 失意の朝鮮出兵
第8 再起を期した「関ヶ原」
第9 孝高の晩年と慰め
第10 孝高の死

風の軍師 黒田官兵衛 (講談社文庫 は 99-2)

風の軍師 黒田官兵衛 (講談社文庫 は 99-2)
葉室 麟(著)
発売日: 2013-02-15

戦国末期のキリシタン受難の時代を背景に、 黒田官兵衛や日本人修道士ジョアン、細川ガラシャ、 織田秀信らの運命を描く連作歴史小説です。

伴天連追放令が出され、信仰と権力の狭間で揺れる人々の葛藤や、 かなわぬ夢を抱きつつも生き抜く姿が、複数の視点から丁寧に描かれます。 朝鮮出兵から関ヶ原、大阪夏の陣まで、 歴史の大きなうねりの中で信仰を守ろうとした人々の強さと哀しみが胸に迫る一冊です。

(読者の口コミより)

・史実と創作が入り混じり戸惑う面もあるが、それが葉室麟のいいところだ。 官兵衛の切り口のひとつとして面白かった。

目次

太閤謀殺
謀攻関ヶ原
秘謀
背教者
伽羅奢──いと女覚え書──

新書703黒田官兵衛 (平凡社新書 703)

新書703黒田官兵衛 (平凡社新書 703)
小和田 哲男(著)
発売日: 2013-11-15

黒田官兵衛は、戦国時代において“トップに立てる器”を持ちながら、 あえて補佐役に徹した稀有な軍師です。

信長・秀吉・家康という三英傑に仕えながら、 天下統一の過程でどのように知略を発揮したのかを、 具体的な戦いや策略を通して描いています。

中国大返しや賎ヶ岳の戦い、石垣原での激突など、 歴史的な局面で示した彼の判断力と戦略眼はまさに「兵法」の体現。 秀吉すら恐れたという官兵衛の知性がどのように育まれ、 どう時代を動かしたのかを明らかにします。

(読者の口コミより)

・物語を読むようにスイスイ読了。史実に裏打ちされている読み物。

・短期間で官兵衛の人生を通説ベースで押さえておきたい向きには最適の書。

目次

第1章 若き日の悩める官兵衛
第2章 信長への接近と秀吉との出会い
第3章 軍師としての片鱗をみせはじめる
第4章 熾烈な毛利氏との戦い
第5章 秀吉の天下統一を支うた官兵衛
第6章 秀吉路線から家康路線へ

戦国人物伝 黒田長政 (コミック版日本の歴史 83)

戦国人物伝 黒田長政 (コミック版日本の歴史 83)
加来 耕三(企画・原案), 後藤 ひろみ(企画・原案), 小林 裕和(イラスト)
発売日: 2022-10-13

黒田長政は、黒田官兵衛の嫡男として生まれ、 幼い頃に織田信長の人質となり、羽柴秀吉のもとで学問や武芸に励みました。

父の幽閉事件では命の危機に直面しながらも、 竹中半兵衛らの助けで生き延びます。家督を継いだ後は、 賤ヶ岳や小牧・長久手の戦い、九州平定、朝鮮出兵などで活躍。

特に関ヶ原の戦いでは、巧みな調略と武勇で徳川家康の勝利に大きく貢献し、 戦後は福岡藩52万石の初代藩主となりました。 父から受け継いだ知略と信念を胸に、 波乱の時代を生き抜いた勇将の生涯が、 コミックでわかりやすく描かれています。

目次

第1章 名軍師“二兵衛”
第2章 天下統一
第3章 果てしなき戦い
第4章 天下分け目
第5章 夢の後先
黒田長政を知るための基礎知識

黒田官兵衛 作られた軍師像 (講談社現代新書 2225)

黒田官兵衛 作られた軍師像 (講談社現代新書 2225)
渡邊 大門(著)
発売日: 2013-09-18

黒田官兵衛の「軍師」像は、実は後世に作られた側面が多い。 そんな視点から実像を探る一冊です。

備中高松城の水攻めや中国大返しなど、 秀吉の天下統一を支えた知略や交渉術の真相を、 信頼できる史料に基づき丁寧に検証。

名軍師としての評価や「天下を狙った」という説の真偽、 そして「軍師」という言葉自体が後世の創作であることにも言及し、 従来のイメージにとらわれない新たな官兵衛像を提示しています。

(読者の口コミより)

・学者の本なので、 古書の一次資料の引用文ばかりで読みにくいかと思ったけど、とても読みやすかった。 それでいて、一次資料をもとにした解説が多いので、 いわゆる歴史小説みたいにいい話ばかりで気持ちわるいものとはなっていない。

目次

第1章 黒田氏の出自と父祖
 黒田氏と編纂史料
 近江佐々木源氏出自説 ほか

第2章 若き官兵衛―本能寺の変まで
 若き官兵衛
 元服後の動向 ほか

第3章 秀吉の天下統一戦争における官兵衛
 本能寺の変と官兵衛
 毛利氏との和睦 ほか

第4章 朝鮮出兵から関ヶ原合戦へ
 朝鮮出兵と官兵衛
 朝鮮出兵の経過 ほか

第5章 「名軍師像」誕生の背景
 官兵衛の研究の影響
 金子堅太郎の『黒田如水伝』 ほか



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