足利尊氏について知る!おすすめ本6選(2026年)

鎌倉幕府に反旗を翻し、戦乱の世を駆け抜けた「足利尊氏」。 しかし、彼の生涯は謎に包まれその真の像は掴みきれていません。

歴史学者の研究に基づいた評伝、小説など、多様な書籍から、 あなたの知らない「足利尊氏」を探してみませんか?

ここでは、足利尊氏について書かれたおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

極楽征夷大将軍

極楽征夷大将軍
垣根 涼介(著)
発売日: 2023-05-11

第169回直木賞を受賞した垣根涼介氏の作品です。

やる気なし、使命感なし、執着なしの足利尊氏がなぜ権力の頂点へと登り詰めたのか、 混迷する時代に天下を獲った足利尊氏のリーダー像を描いています。

幕府の祖でありながら謎に包まれている初代将軍の姿を解き明かすと同時に、 尊氏のサバイバル術を通じて現代を生きる私たちにも示唆を与える作品となっています。

(読者の口コミより)

・描かれた尊氏・直義・師直それぞれの人生に共感できる部分があり、最後まで惹きつけられた。

・悲しいけども少し笑えて死ぬほど読みやすい!

足利尊氏: 室町人物伝 (日本の歴史 コミック版 31)

足利尊氏: 室町人物伝 (日本の歴史 コミック版 31)
すぎた とおる(原著), 早川 大介(イラスト)
発売日: 2012-07-01
ポプラ社による人気シリーズ、コミック版・日本の歴史の「足利尊氏」編です。

足利尊氏の激動の人生を、マンガでわかりやすく描いています。 尊氏は鎌倉幕府を滅ぼし、室町幕府を開いた武将であり、新たな武士の世を切り開いた存在です。 解説や豆知識、年表も収録されており、 鎌倉末期から室町初期の時代がマンガでわかる一冊です。

(読者の口コミより)

・このような、一人の人間にスポットを当て、掘り下げると、 かなり歴史の流れに理解が進むように思いますので、 かなりおすすめです。

・室町幕府設立で話は終わっています。

目次

第1章 足利の子
第2章 後醍醐天皇御謀反
第3章 高氏挙兵
第4章 親政
第5章 南北朝
足利尊氏を知るための基礎知識

足利尊氏と足利直義: 動乱のなかの権威確立 (日本史リブレット人 36)

足利尊氏と足利直義: 動乱のなかの権威確立 (日本史リブレット人 36)
山家 浩樹(著)
発売日: 2018-03-01

室町幕府成立の舞台裏を兄弟の視点から描いた一冊です。

南北朝の動乱期、尊氏と直義は協力して幕府を築き、 武力だけでなく「正統性」という権威の確立に努めました。 兄弟が共同統治を行い政権が安定した時期に焦点を当て、 それぞれの政策や個性をわかりやすく解説しています。

やがて二人は対立し「観応の擾乱」へと至りますが、 その過程や意義を通じて、幕府草創期が後世にどう位置づけられたのかを考察します。 動乱を力強く生き抜いた兄弟の実像に迫る入門書です。

目次

ふたりによる統治
1 生誕から政権樹立まで
2 足利氏権威の向上
3 政策とそれぞれの個性
4 ふたりの対立とその後
5 ふたりの死後

足利尊氏と関東 (人をあるく)

足利尊氏と関東 (人をあるく)
清水 克行(著)
発売日: 2013-10-24

清水克行氏による、足利尊氏の生涯を探求する書籍です。

大きく3部に分かれ、第1部では足利尊氏の履歴、 第2部では足利一族の伝説や史実を紹介し、 第3部では尊氏ゆかりの地である足利(勧農城跡、鑁阿寺、足利学校跡)や、 鎌倉(長寿寺、浄光明寺、足利氏屋敷跡)を訪ね歩いています。

足利尊氏の等身大の実像を描き出した一冊です。

(読者の口コミより)

・尊氏以前の足利氏の家長が、鎌倉時代をいかに生き抜いてきたかが、豊富な写真や系図などとともに解説されており、それぞれの人物像がしっかりと描かれています。

目次

1 足利尊氏の履歴書(薄明のなかの青春;尊氏と後醍醐;室町幕府の成立 ほか)
2 歴代足利一族をめぐる伝説と史実(異常な血統?;義兼の遺言;泰氏の「自由出家」事件 ほか)
3 足利・鎌倉の故地を歩く(足利編(勧農城跡―足利市岩井町;鑁阿寺・足利氏宅跡―足利市家富町;足利学校跡―足利市昌平町 ほか)
鎌倉編(長寿寺―鎌倉市山ノ内;浄光明寺―鎌倉市扇ヶ谷;足利氏屋敷跡(足利公方邸旧跡)―鎌倉市浄明寺 ほか))

観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書 2443)

観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書 2443)
亀田 俊和(著)
発売日: 2017-07-19

タイトルにある擾乱(じょうらん)とは、大人数が入り乱れて騒ぐことです。
一三五〇年から五二年にかけて、 征夷大将軍・足利尊氏と幕政を主導していた弟の直義との対立から起きた全国規模の内乱について 明らかにした書籍です。

初期室町幕府の制度・政策に影響を与えた重要な戦乱として、 一族や執事をも巻き込んだ争いが、日本の中世に何をもたらしたのか描いています。

(読者の口コミより)

・複雑な経緯がわかりやすい。このおかげでこの時代がわかり始めた。

・分かり易いです。複雑な人物構図や紛争も、著書の卓越した能力によって、見事に整理されていると言えます。

目次

第1章 初期室町幕府の体制
第2章 観応の擾乱への道
第3章 観応の擾乱第一幕
第4章 束の間の平和
第5章 観応の擾乱第二幕
第6章 新体制の胎動
終章 観応の擾乱とは何だったのか?

足利尊氏 (角川選書 583)

足利尊氏 (角川選書 583)
森 茂暁(著)
発売日: 2017-03-24

新出史料を含めた発給文書1500点を徹底解析し、 新しい足利尊氏像を描き出した書籍です。

尊氏の評価は時代の影響を受けて揺れ動き、「英雄」と「逆賊」の間で議論されてきました。 鎌倉期の足利尊氏、足利尊氏と後醍醐天皇、室町幕府体制の成立、尊氏と直義、足利義詮への継承などの 5つの章から、これまでにない尊氏の姿を解説しています。

(読者の口コミより)

・一次資料をもとにしている点は納得、満足な書籍であった。

目次

序章 新しい足利尊氏理解のために
第1章 鎌倉期の足利尊氏
第2章 足利尊氏と後醍醐天皇
第3章 室町幕府体制の成立
第4章 尊氏と直義―二頭政治と観応の擾乱
第5章 足利義詮への継承―室町幕府体制の展開
終章 果たして尊氏は「逆賊」か

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