伊集院静のおすすめ本8選(2026年)
作家、作詞家として多彩な才能を発揮し、 日本文学界で確固たる地位を築いてきた伊集院静氏。 その魅力は、鋭い洞察力と温かい人間性が織りなす独特の世界観にあります。
ここでは伊集院静氏に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
作家の贅沢すぎる時間 そこで出逢った店々と人々 (双葉文庫 い 54-07)
伊集院静氏が愛した食の名店を巡るエッセイ集です。 作家としての忙しい日々を送りながら、 彼が贅沢に楽しんだ食事とその背後にある思い出を紹介します。
銀座や横浜、京都、大阪など、各地で訪れた高級店から庶民的な居酒屋まで、 全72軒を語り継いでいます。 さらに日常の出来事や思いを綴った第二章では、 作家ならではの視点で新たな発見が詰まっています。 食と人々への深い愛情を感じられる一冊です。
(読者の口コミより)・伊集院先生が色々な方々との繋がりが面白い
目次
“北の手”贅沢な時間だった 第1章 作家の贅沢な時間―そこで出逢った店々と人々 北は海の幸が違う 炉端焼の名店 真の体力、気力の食べ物 信頼できる喰い道楽 鎌倉、逗子の店 ほか 第2章 日々想い、言葉を綴る ミサイル?それを書けって? 新刊『琥珀の夢』のあれこれ 阿佐田、色川の二冊の新刊 休日の読書は いけない!スナック友達 ほか
琥珀の夢 上 小説 鳥井信治郎 (集英社文庫)
サントリー創業者・鳥井信治郎氏の立志伝です。上・下巻の2冊あります。 明治12年、大阪で生まれた信治郎氏は、13歳で薬問屋の小西儀助商店に丁稚奉公に入ります。 そこで本格的な国産葡萄酒作りに挑戦し、商人としてのいろはを学びました。
後にウイスキー造りに命を捧げ、 サントリーを創業する信治郎氏の情熱と努力が描かれています。 商人としての精神や時代背景を感じさせるエピソードが満載で、 彼の前向きなバイタリティーが伝わってきます。
君のいた時間 大人の流儀Special
伊集院静氏が愛犬ノボとの17年半の思い出を綴った心温まるエッセイ集です。 「東北一のバカ犬」と呼ばれた売れ残りの子犬との出会いから、 共に過ごした日々、そして別れまでが4章にわたって描かれています。
ペットショップで最後まで残っていたミニチュアダックスのノボが、 伊集院家に加わり、著者の人生に彩りを添えていく様子が生き生きと綴られています。 愛するものとの別れを経験したすべての人に寄り添う一冊となっています。
(読者の口コミより)・愛犬を失くしたばかりで、犬の本をたくさん読みました 初めは「ばか犬」の表現に違和感がありましたが、筆者には「愛犬」を意味することに気付きました。そして、犬の素晴らしさとそれ故失った時の悲しみや喪失感には共感するばかりでした
目次
第1章 いったい誰に似たのやら ダメな子ほど可愛い 初めて哀しい顔を見た ほか 第2章 運命の出逢い あいつ、どうしてるだろうか 明日は我が身 ほか 第3章 かけがえのない時間 犬も辛抱せねばならぬ 一匹が寝つく力 ほか 第4章 ともかくノボよ、ありがとう 飼い主と犬以上のもの とぼけたような瞳 ほか
大人の流儀
大ベストセラー『大人の流儀』シリーズの第一弾です。 20歳で弟を、35歳で妻・夏目雅子さんを亡くした経験を持つ著者が、 苦難や悲しみ、人間関係など、 大人が直面する様々な状況での考え方や対処法を季節ごとに分けて紹介しています。
「大人が人を叱る時の心得」「妻と死別した日のこと」など、 具体的なテーマで語られる著者の言葉は、 読者に強くやさしく生きるヒントを与えてくれます。
(読者の口コミより)・人はどうやって生きていけばいいんだろうと常日頃考えていたのが馬鹿馬鹿しくなるような本でした。生き死になど考えずに前向きに生きていこうと背中を押された気持ちです。もっと沢山のこの作家さんの声を聞きたかった。
目次
春 大人が人を叱る時の心得 不安が新しい出口を見つける ほか 夏 「ゆとり」が大人をダメにする 敗れて学ぶこともある ほか 秋 妻と死別した日のこと 生まれた土地、暮らしている土地 ほか 冬 大人にも妄想が必要だ 女は不良の男が好きなんだよ ほか
またどこかで 大人の流儀12
伊集院静氏の「大人の流儀」シリーズ最終巻となる本書は、 人生の終わりを見据えた著者からの心温まるメッセージが詰まっています。 人間の強さと弱さ、そして生きることの意味を深く洞察し、 読者に寄り添う言葉が綴られています。
「踏ん張りきれないように思えても、そんなに簡単にはこわれない」という著者の言葉は、 困難に直面した人々に勇気を与えてくれます。
(読者の口コミより)・お母様とのエピソードを読むと、母親に愛され信じてもらう事がどれほど大切かということを感じました。
・昭和の男には心に滲みます。
目次
第1章 また逢えるまで 一条の光 救われたのかもしれない ほか 第2章 大人になるということ 淋しい思いをさせた 祈りのようなもの ほか 第3章 それでも前へ進む こころのこもった手紙 違う道を歩いてみよう ほか 第4章 哀しみに寄り添って いつかわかる 正しい生き方 ほか
風の中に立て ―伊集院静のことば― 大人の流儀名言集
伊集院静氏の珠玉の言葉をまとめた名言集。 小説や作詞で数々の名作を生み、酒や遊びを愛した氏の人生観は、 ユーモアに包まれながらも人間を深く見つめる眼差しに満ちています。
「人生は総じて割に合わないものだ」「さよならも力を与えてくれる」 といった言葉には、厳しさと優しさが同居し、読者の心に響きます。
生と死、冠婚葬祭の作法から大人の働き方や遊び方まで、 多彩なテーマを氏自身の言葉で語り尽くし、 大和和紀氏、佐治信忠氏、大友康平氏らによる追悼エッセイも収録されています。
(読者の口コミより)・筋の通った奥深い考え!やさしさ なかなかいません。 男が男に惚れるくらい魅力的な人間 そりゃ女にもモテます。ね
目次
第1章 大人の作法の身につけ方 第2章 大人がしてはいけないこと 第3章 品よく遊ぶために 第4章 風の中に立て 第5章 大人の役目を果たしなさい 第6章 理不尽なことに出逢ったら 第7章 サヨナラが教えてくれること
もう一度、歩きだすために 大人の流儀11
「大人の流儀」シリーズの第11弾。 著者はくも膜下出血で一時生死をさまよい、 コロナ禍の厳しい状況の中で再び筆をとりました。
本書では死別や苦しみを経験した著者が、苦しい時期にどう立ち上がるべきかを語りかけます。 「人には再び立ち上がる力がある」という希望のメッセージを、 感動的なエピソードと共に届けます。 困難な時代に生きるすべての人へ、道しるべとなる一冊です。
(読者の口コミより)・人生を歩んでいく、ガイドラインを示してくれる書のようです。肩ひじ張らずに気軽に読み進める事ができました。
・軽いタッチで重いテーマを書いている。「生きていればイロイロあるさ」と思わせてくれる作者は芯の強い人だなと。
目次
第1章 笑える日が来る ふいに思い出す 手を差しのべてくれた人 ほか 第2章 遠回りでも構わない 金は怖い あるだけでいい ほか 第3章 立ち止まってみる 君を見るほどに 変わらないもの ほか 第4章 忘れなくていい こころの置き場所 海を見ていた ほか
乳房 (講談社文庫 い 63-3)
5つの短編を収録した心に染みる小説集です。 表題作では、癌で入院中の妻と夫の静かな愛情が描かれ、 満月の夜の病室での切ない瞬間が印象的です。
他の作品でも、行方不明の弟を探す海での体験や、 成長した娘との再会など、 人生の重要な場面が繊細な筆致で綴られています。 どの物語も少し切ないながらも、読者の心に寄り添う温かさがあります。 心に残る珠玉の短編集です。
(読者の口コミより)・短編集ですが、どの作品もゆっくりとしっとりと胸に心地よい振動のようなものを与えてくれる感じがする本です。
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