陰陽師がわかる、おすすめ本13選(2026年)
平安の都に渦巻く謎と神秘。陰陽師は時に朝廷の知恵袋、 時に人々の不安を鎮める存在として歴史の闇に息づいてきました。
彼らが活躍した背景や、伝説となった逸話、 現代に受け継がれる知恵など、 陰陽師をめぐる書籍は歴史好きにも物語好きにも新たな発見をもたらしてくれます。
ここでは陰陽師に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
陰陽師 (文春文庫 ゆ 2-1)
夢枕獏氏が平安時代を舞台に描く人気シリーズの第一作です。 闇と妖が息づく都で、陰陽師・安倍晴明と親友の源博雅が、 死霊や鬼など不可思議な事件に挑みます。
晴明は宮廷の陰陽寮に仕え、占いや呪術の力で数々の難事件を鮮やかに解決。 平安京の闇に潜むもののけや人々の恐れを背景に、 晴明と博雅の友情や活躍が描かれています。 映画や舞台、漫画化もされた記念碑的作品です。
(読者の口コミより)・教養があり器量も兼ね備えてはいるがどこか人を寄せ付けない、 ひやりと冷たく、仄暗い男と、実直で心根の優しい男との掛け合いを読むと、 知らず自分も笑みを浮かべている。そんなお話でございました。
目次
玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること 梔子の女 黒川主 蟇 鬼のみちゆき 白比丘尼
現代に息づく陰陽五行【増補改訂版】
古代中国から伝わり日本で独自に発展した「陰陽五行思想」の本質に迫る一冊です。 陰と陽のバランス、そして木・火・土・金・水の五つの要素から成る世界観が、 暦や方位、占い、さらには東洋医学にどう結びついているのかを解説しています。
今回の増補改訂では五行説の内容が大幅に加筆され、 東洋医学との関連性など新たな知見も加わっています。 四柱推命や風水、家相などの理論を深く知りたい方にとっても、 学びの入口として最適な一冊です。
(読者の口コミより)・陰陽5行について知りたくて、買いました。わかりやすく説明されており参考になります。
目次
序章 不朽の思想・陰陽五行 第1章 陰陽五行とは何か 第2章 陰陽五行の知られざる世界 第3章 十干と十二支と陰陽五行 第4章 暦と時と卜と 第5章 陰陽五行と方位 第6章 日本版陰陽道の起源とその後 第7章 生きている陰陽五行
陰陽道の神々 決定版 (法蔵館文庫)
安倍晴明をはじめとする陰陽師たちが祀ってきた神々に焦点を当て、 その信仰の奥深さを掘り下げる一冊です。
泰山府君、牛頭天王、金神、大将軍、八王子など、 冥界や疫病、方位、暦といった現実の問題と密接に関わってきた神々。 これらは神話の神々とは異なる、「もう一つの日本の神々」とも言える存在です。
陰陽道の形成や安倍晴明の基礎知識から始まり、 いざなぎ流の呪詛神や式王子にまで言及。 失われつつある神々の姿を、歴史資料と民間伝承をもとにたどります。
(読者の口コミより)・サイズが小さいのはいいが結構分厚い。 内容は面白い、資料に基づいて考察されており納得できる。 個人的な意見ではあるが勉強にもなった。
目次
序章 陰陽道と安倍晴明の基礎知識 第1章 追われる鬼、使役される神―疫鬼と式神 第2章 冥府と現世を支配する神 第3章 牛頭天王、来臨す 第4章 暦と方位の神話世界―『簠簋内伝』の神々 第5章 いざなぎ流の神々―呪詛神と式王子をめぐって 終章 「陰陽道」の神々のその後 断章1 いざなぎ流への“旅” 断章2 安倍晴明ブームの深層へ 補論 牛頭天王の変貌と「いざなぎ流」 付録 折口信夫の「陰陽道」研究・再考
陰陽五行でわかる日本のならわし
私たちの身近にある風習や年中行事の「なぜ?」を、 陰陽五行の視点からひもとく一冊です。
「なぜ節分の鬼は虎柄パンツをはいているの?」 「なぜ土用の丑の日に鰻を食べるの?」といった素朴な疑問を取り上げ、 それらの背景にある陰陽五行の考え方を、図解やイラストを交えて解説します。
神社の狛犬が一対である理由や、日本料理に奇数が多い理由など、 日常に潜む意味が次々と明らかに 。陰陽五行という古代思想を通じて、 日本文化の奥深さに触れることができる一冊です。
(読者の口コミより)・初心者にもわかりやすく、陰陽五行の基礎がよくわかりました。 しきたりや節句の意味も明快な言葉であらわされています。 深い内容を 最もわかりやすく書かれた本だと思います。
目次
陰陽のはなし 基礎知識 陰陽説ってなに? なぜ、日本料理は奇数だらけなの? なぜ、ご飯は左、汁は右に配膳するの? ほか 陰陽五行のはなし 陰陽五行説ってなに? 五行の法則 相生・相剋 五行の配当 ほか 付録 易のはなし 易ってなに? 八卦 小成卦ってなに? 乾 ほか
陰陽師の平安時代: 貴族たちの不安解消と招福 (601) (歴史文化ライブラリー 601)
平安時代の貴族社会で陰陽師が果たした役割を、 占いやまじない、暦や方角の知識を通して解き明かす一冊です。
疫病や災害、怪異が絶えなかった当時、陰陽師は吉凶の判断や物忌、 方違などの助言で貴族たちの不安を和らげ、 安心や幸福をもたらす存在でした。
陰陽道の基礎知識や、文学作品に見る陰陽師像も紹介し、 国風文化が花開いた時代背景とともにその実像に迫ります。
目次
なぜ「いんようじ」ではなく「おんようじ」なのか―プロローグ 占い―未知・未来を知らせることによる不安の解消 陰陽五行説、干支の基礎知識 占いの種類 災害・怪異の占い 六壬式・六壬占 物忌とは何か 心身の不例に関する占い その他の六壬式で占ったこと まじない―対処と予防による安心、招福 広義の陰陽師へ、陰陽道の成立へ 陰陽道祭祀 どのようなときに祓 禊・解除を頼むか 安全・安心をもたらす呪術と危険な呪術 日時・方角禁忌と暦―時空のめぐりをふまえた安心の提供、怖れの解消 暦について 日の吉凶 八卦忌とは何か 方角の吉凶 平安時代の陰陽師・陰陽道から現代へ―エピローグ
陰陽師の解剖図鑑
呪術と天文学を司り、国家をも動かした陰陽師たちの実像に迫るビジュアルガイドです。
安倍晴明や蘆屋道満、賀茂保憲といった歴史に名を残す陰陽師たちの活躍を、 豊富な図解とともに紹介しています。 陰陽師は単なる呪術者ではなく、暦を作り、 天変地異を予測する国家の要職でした。
彼らの仕事や儀式、思想の背景となる陰陽五行説や易、 さらに現代の暮らしにも息づく陰陽道の知恵まで、 幅広くカバー。 日本を支えてきた陰陽師の役割を、 歴史と実例からわかりやすく解き明かしています。
(読者の口コミより)・陰陽師についての必要十分な知識を分かりやすくまとめた良書です。
目次
第1章 陰陽師の役割と貴族社会 第2章 陰陽師のスーパースター安倍晴明 第3章 陰陽師のスターたち 第4章 陰陽道と陰陽師の歴史1 第5章 陰陽道と陰陽師の歴史2 第6章 実践で使える陰陽道
陰陽師 烏天狗ノ巻
夢枕獏氏による人気シリーズ第18巻。
安倍晴明と源博雅の深い友情や心の変化を描いた「梅道人」、 蘆屋道満を主役に据えた「殺生石」、動く不動明王の謎に迫る「ちび不動」など、 バラエティ豊かな8編を収録。
作者の闘病を経て生まれた率直な想いが物語に新たな深みを与えています。 晴明と博雅の絆や、登場人物たちの成長が丁寧に描かれた本作は、 シリーズファンはもちろん初めての方にもおすすめです。
(読者の口コミより)・晴明と博雅の掛け合い、あの独特の雰囲気、この小説の良さを改めて実感できる回です! どの話も心がほっこりし、そしてずっと変わらない晴明と博雅の関係に安心します。
目次
兼家奇々掻痒 金木犀の夜 ちび不動 媚珠 梅道人 殺生石 哪吒太子 按察使大納言
陰陽師たちの日本史 (角川新書)
安倍晴明をはじめとする陰陽師たちの千年にわたる歩みを描いた一冊です。
平安時代、天皇直属の官僚として天体観測や呪術に携わった陰陽師は、 時代ごとにその役割や姿を変えながら、 貴族社会や戦国、江戸、そして近代へと受け継がれていきます。
晴明の活躍や、土御門家の追放、賀茂氏との対立、 さらには民間信仰や明治維新後の変化まで、 多角的に陰陽師の実像と伝説を解き明かします。
目次
第1章 「陰陽道」とはなにか 第2章 陰陽師・安倍晴明の現場へ 第3章 中世、動乱の時代の陰陽師たち 断章 いざなぎ流は「陰陽師」なのか 第4章 江戸時代の陰陽師たち 第5章 陰陽師たちの近代と折口信夫 終章 「安倍晴明ブーム」の彼方へ
秘伝和気陰陽師 現代に活かす古の智恵
保江邦夫氏が自身のルーツと体験を通して語る、異色の陰陽師実践録です。 保江氏の先祖は播磨国で陰陽師の首領を務めていたという家系。 幼少期から祖母によって受けた“英才教育”が、人生の節目で突如として発現し、 危機を乗り越えてきたと語ります。
線香の煙で吉凶を占う技法や、息を使って邪気を祓う「息吹」、 拍子木や唸りによる場の浄化法など、 代々伝わる秘術を具体的に紹介。 学術的背景とスピリチュアルな感覚が融合した内容で、 古の智恵を現代に活かすヒントに満ちています。
(読者の口コミより)・7の兎歩など陰陽師の秘法の一部が明かされており 興味深く読む事ができました
目次
青龍の章 僕の先祖である播磨陰陽師は安倍晴明の弟子だった? 備前の殿様にかくまってもらった僕の先祖 ほか 朱雀の章 お墓を購入したお寺は、なんと姫路城の殿様の菩提寺だった 僕は小学2年までは優等生だった ほか 白虎の章 陰陽師が注目した麹は日本人の万能薬だった 陰陽師はさまざまな作法を編み出し天皇家を護ってきた ほか 玄武の章 盛り塩は、いざというときに撒くための備え キリスト教式「清めの水」と「清めの煙」 ほか
日本の結界 陰陽師が明かす秘密の地図帳
安倍晴明の血を継ぐ第27代陰陽師・安倍成道氏が、 日本各地に張り巡らされた「結界」の謎を解き明かす一冊です。
京都や熊野、飛騨、三峰、東京都心など、 今も残る巨大結界がいつ、誰の指示で、どんな目的で設けられたのかを、 歴史的背景や陰陽道の視点から詳しく解説しています。
結界が持つ「聖なるものを守り、邪を断つ」役割や、 現代における結界の使われ方も紹介されており、 日本史を新たな角度から読み解くことができます。
(読者の口コミより)・非常におもしろい図書であり、神的国家の原点を見るようだ。
・陰陽師や結界についての歴史や説明など丁寧にかかれてある入門編としてはお勧めです。
目次
序章 結界とは何か? 1章 晴明と結界 2章 関東地方の結界 3章 近畿地方の結界 4章 中部地方の結界 5章 北海道・東北地方の結界 終章 現代における結界の使われ方
陰陽師とはなにか: 被差別の原像を探る (河出文庫 お 15-3)
安倍晴明のような貴族陰陽師ではなく、 民間で活躍した“下級”陰陽師たちに光を当てた民俗学の書籍です。
彼らは占いや祈祷、巫術だけでなく、千秋万歳や大黒舞などの芸能にも従事し、 社会の中で差別されながらも各地で独自の役割を担ってきました。 蘆屋道満の伝説と結びついた播磨の陰陽師集団など、 地域ごとの実態を丹念に調査し、陰陽師の多様な姿とその歴史的背景を解き明かします。
(読者の口コミより)・陰陽師が被差別民として扱われていく壮大な物語
・全然そんなつもりで買ったわけではないのに、 陰陽師と身分の関係が明確に解説されていて興味深く読みました。
目次
第1章 安倍晴明ブームをめぐって 第2章 陰陽師と渡来系文化 第3章 聖神社と「しのだづま」伝説 第4章 柳田國男の「特殊民」研究 第5章 「道々の者」と陰陽道 第6章 中世猿楽と陰陽道 第7章 近世「役者村」の起源
陰陽師とは何者か: うらない、まじない、こよみをつくる
国立歴史民俗博物館が編集した、陰陽師の実像に迫る一冊です。 安倍晴明に代表される神秘的な存在として語られがちな陰陽師ですが、 本書では古代から明治初期にいたるまで、 国家や人々の暮らしを支えたその実務的な役割に注目。
方位や暦の調整、占い、 祭祀などを通じて社会の安定に貢献してきた陰陽師たちの歴史と文化を、 豊富な資料とともにひもときます。
(読者の口コミより)・陰陽師と聞いても実際何をしていたのかわかりませんでした。 しかし実際に存在し、特殊能力を持っていた 一般人にはわからない古代の歴史を見事に纏めた一冊です
目次
プロローグ 陰陽師をさぐる 第1部 陰陽師のあしあと 陰陽師、あらわる―古代の陰陽道 陰陽師、ひろがる―中世の陰陽道 陰陽師、たばねる―近世の陰陽道 陰陽師の仕事 陰陽道と民俗 第2部 安倍晴明ものがたり 安倍晴明とその子孫 安倍晴明のライバルたち 転生する安倍晴明 第3部 暦とその文化 暦をくばる 暦をかえる 暦をそろえる エピローグ 陰陽師が残したもの
悪運をはねのけ強運を引き寄せる陰陽師の教え
陰陽師の末裔であり、これまで5万人以上を鑑定してきた著者が伝える、 運気を自在に操るための実践的な書籍です。
古来“門外不出”とされた陰陽の知恵をもとに、 朝の手のひらへの暗示、鉢植えや花を使った空間の整え方、 入浴や就寝前の習慣など、日常に取り入れやすい具体的な開運法を紹介しています。
運気は小さな習慣の積み重ねで変えられる。 その考え方と行動をわかりやすく伝える一冊です。
(読者の口コミより)・一気に読んでしまうくらい面白くとっても分かりやすく勉強になり、 何だか色々納得させられました。 簡単な事ですが、行動する事で全てのことが良い方向に向かっています
目次
1 運気を上げる朝の暗示 起きぬけの手のひらに暗示をかけなさい 暗示とは神様の“お示し”である ほか 2 運気を変える昼の暗示 相手の右目を見るか、左目か、話す内容で私が変える理由 仕事場には小さな「鉢植え」を、食卓には「切り花」を置きなさい ほか 3 運気を浄化する夜の暗示 陰陽が入れ替わるお風呂の時間にすべきこと トイレに長居して運気を逃がすな ほか 4 男女関係がうまくいく陰陽術 人間だけが「間」を持つ生き物である 男と女は違うから、宇宙の調和がとれる ほか 5 お金に好かれる陰陽術 「払う」は邪気を「祓う」こと。いつも気前よく払え! なぜ、ケチなことを考えると運気が下がるのか? ほか
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