インド神話を楽しむ、おすすめ本9選(2026年)
インド神話、その奥深き世界へ
インド神話はヒンドゥー教の教えを土台に、 古代から受け継がれてきた神話や伝説の集大成です。 多神教であるヒンドゥー教の神々は人間と同じように喜怒哀楽を持ち、 様々な冒険や試練を乗り越えていきます。
インド神話は単に神々の物語だけではありません。 善と悪、愛と憎しみ、生と死といった普遍的なテーマを扱っており、 私たちの人生にも多くの示唆を与えてくれます。
ここではインド神話を楽しめるおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
いちばんわかりやすい インド神話 (じっぴコンパクト新書)
インド神話の歴史や世界観、神々の特徴や逸話、文化などを紹介したインド神話の解説書です。
有名な2大叙事詩『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』の世界観から、 ラーマ、クリシュナ、ヴィシュヌ、シヴァ、ガネーシャといった、 個性豊かで人間味あふれる神々の特徴や逸話などを、 多くの図やイラストを交えながら魅力を伝えてくれています。
インド神話の入門書としておすすめの一冊です。
(読者の口コミより)・初心者にお勧めです。 インドの神様の特徴もイラストでちゃんと描かれており、わかりやすいです。
・図が豊富&神話のエピソードがこなれていて単体で読んでいて面白い話が多い。
目次
序章 インド神話とは何か? 第1章 インド神話の世界観―破壊と再生を繰り返す壮大なる宇宙創造 第2章 インド神話の神々―ヴィシュヌ、シヴァの眷属、古き神々…個性豊かな神様たち 第3章 神々の事件簿―神々や英雄たちが引き起こした数々の大事件 第4章 インド神話の文化―インド神話に登場する文字や呪術、アイテム、動物たち 終章 現代に息づくインド神話―インドの祭り、文化、宗教、風習など
インド神話: マハ-バ-ラタの神々 (ちくま学芸文庫 マ 14-14)
上村勝彦氏がインド神話の世界を平易に解説した一冊です。 ヴェーダ聖典から始まり、大叙事詩『マハーバーラタ』を中心に、 インドの神々と伝説を網羅しています。
神々が悪魔と協力して甘露を手に入れる「乳海攪拌」、 ヴィシュヌの十化身やクリシュナの偉業にまつわる伝説など、 重要な神話を取り上げ、他の伝承との比較を通じてその深層を探ります。 ヴェーダ、叙事詩、ヴィシュヌやクリシュナに関連する神話を順を追って解説し、 インド神話の全体像を明らかにします。
(読者の口コミより)・とても読みやすいです。また神話を話した後は必ず出典を明記してくれ、 さらに他のヴァリエーションについても簡潔に解説してくれています。
目次
第1章 ヴェーダの神話 ヴェーダ文献について リグ・ヴェーダの神々 ほか 第2章 叙事詩の神話 大海の攪拌と甘露 竜を食うガルダ鳥 ほか 第3章 ヴィシュヌ神話 梵天がヴィシュヌの臍から生じたこと 北極星となったドゥルヴァ ほか 第4章 クリシュナ伝説 ヴィシュヌ神の降臨 クリシュナの誕生 ほか
いちばんていねいでいちばん易しいインド哲学 超入門『バガヴァッド・ギーター』
インド哲学の重要な聖典を分かりやすく解説した入門書です。 世界三大叙事詩『マハーバーラタ』の核心部分である700行の韻文詩を、 初心者にも理解しやすい形で紹介しています。
本書は、主人公アルジュナの苦悩を通じて、 人生の根本的な問いに対する洞察を提供。 「苦しみの原因は何か」「なぜ自分にこのようなことが起こるのか」 といった普遍的な疑問に答えを見出す手助けをします。 イラストや図表を用いてわかりやすく解説しています。
(読者の口コミより)・バガヴァッドギーターを知ろうと思う人は、まずはこれを読んだほうが良いんじゃないかな。
・岩波文庫を読む前の準備として、この本をまず読みました。よかったと思います。
目次
第1章 はじめてでもよく分かる、インドの聖典『バガヴァッド・ギーター』 『バガヴァッド・ギーター』はインド哲学を代表する聖典 インドで発祥した哲学は、聖典をつかって深められる ほか 第2章 挫折しない『バガヴァッド・ギーター』の読み方 アルジュナの嘆き 「私は戦わない」といって沈黙するアルジュナ ほか 第3章 『バガヴァッド・ギーター』の中心となる二つの教え 『バガヴァッド・ギーター』の中心となる教え―ブラフマンの知識 「ブラフマン」は「アートマン」と対になった教え ほか 第4章 『バガヴァッド・ギーター』を読むための10のテーマ 『バガヴァッド・ギーター』は先生の解説を通して理解する テーマ1:人生には喜びと苦しみがやってくる―スカ 快 ・ドゥッカ 不快 の話 ほか 第5章 『バガヴァッド・ギーター』のQ&A
ことばと呪力 ──ヴェーダ神話を解く (神話叢書)
古代インドのヴェーダ文献を手がかりに、 “ことば”が持つ力を徹底的に探究する一冊です。
火を操る呪文や、神が呪術師と共に洞窟を打ち破る伝承、 名を要求する神の姿、発音の誤りで破滅した魔神の物語など、 ヴェーダ神話に散りばめられたエピソードを通じて、 ことばが現実を動かす力を生き生きと描き出します。
『リグ・ヴェーダ』や祭儀書を題材に、呪文や名前に秘められた意味を解き明かし、 ことばと人間、そして神との深いつながりを浮き彫りにします。 呪術や神話に関心を持つ読者に贈る刺激的な一冊です。
(読者の口コミより)・ヴェーダに関して知識がないので理解できるか不安でしたが、日常や現代作品を例に出してわかりやすく書いてあったので、知識がなくても楽しく読めました。
目次
序章 ことばの呪術と古代インドの言語文化 1:呪術について 2:高められたことば 3:古代インドの言語文化 第1章 ヴェーダ神話集その一――内容通りの事柄を引き起こすことば 1:導入 2:部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文 3:首席祭官ヴリシャ・ジャーナの悪魔祓いの歌 4:首席祭官ウシャナス・カーヴィヤと戦神インドラの二重奏 第2章 ヴェーダ神話集その二――打ちのめし破壊することば 1:導入 2:戦神インドラの魔女殺しの歌 3:戦神インドラの歌と呪術師たちの合唱 4:魔神アスラたちの失言 第3章 ヴェーダ神話集その三――運命を引きよせる名前 1:導入 2:火神アグニの名づけ要求 3:造形神トヴァシュトリの発音間違い 4:国王ダルバの改名儀礼 終章 ことばと共に生きるということ
インド神話 (岩波少年文庫 253)
小学5・6年以上を対象年齢とした岩波少年文庫の一冊です。 多くの漢字にふりがなが付いているので子供でも読み進められます。
5つのパートから構成され、ヴェーダの神話、ヒンドゥー教の神話、 四つのユガと世界の終わり、世界を動かす女神たち、人間と神々の物語が書かれ、 ガネーシャがなぜ像の頭になった理由やシヴァが3つの目になった理由もわかります。
インド神話に興味をもつ子供におすすめの書籍です。
(読者の口コミより)・岩波少年文庫とあるので、子供向けかなと思いきや、しっかりとした記述で、入門書としては最適だと思いました。
目次
第1部 世界のはじまり―ヴェーダの神話 黄金の卵 巨人プルシャ―もう一つの世界創造神話 ほか 第2部 世界が整えられる―ヒンドゥー教の神話 不死の霊水アムリタ 神々と悪魔、乳の海をかきまぜる ほか 第3部 四つのユガと世界の終わり―ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ 四つの宇宙紀と、世界の終わりとはじまり 神々と悪魔たちの祖父、ブラフマー ほか 第4部 世界を動かす女神たち 吉祥の女神シュリーの誕生 シュリー、王を選ぶ ほか 第5部 人間と神々の物語 ウッタンカと王妃の耳輪 太陽の娘とサンヴァラナ王 ほか
インド神話物語 ラーマーヤナ 上
インドを代表する神話叙事詩で、 王子ラーマの数奇な運命を描いた壮大な物語です。上下巻にわかれています。 神話学者デーヴァダッタ・パトナーヤク氏が原典に基づき再話した作品で、 挿絵や解説コラムを交えて、物語の世界観やインド文化をわかりやすく紹介しています。
ラーマが弟ラクシュマナ、妻シーターと森を旅し、 さらわれたシーターを救うまでの前半を収録。 神話の魅力に触れる入門書として最適な一冊です。
(読者の口コミより)・バガヴァットギーターが有名ですが、ラーマーヤナももっとポピュラーになって欲しい素晴らしい内容です。 解説もわかりやすいです。
目次
上巻 物語の作者の覚書―シヴァがシャクティに語ったこと プロローグ アヨーディヤーから地下へ 第1巻 誕生 第2巻 結婚 第3巻 追放 第4巻 誘拐
インド神話物語 マハーバーラタ 上
英語圏で15万部を売り上げている、マハーバーラタの翻訳本です。
上巻と下巻に分かれていて、上巻は「第1巻 祖先たち」から「第11巻 追放」までで316ページ、 下巻は「第12巻 潜伏」から「第18巻 放棄」までと 「エピローグ 蛇供犠の結末」の265ページとなっています。
物語の背景となる神話やインドの文化についてもコラムで解説していて、 マハーバーラタゆかりの儀式を紹介するなど、より楽しめるようになっています。
(読者の口コミより)・ゲームの影響で読み始めましたが、まあ止まらない止まらない。スタートからずっと話が濃すぎてツッコミどころ満載です。下まで読破しました。
・インド初心者も読了できました。
目次
プロローグ 蛇供犠の始まり 第1巻 祖先たち 第2巻 両親 第3巻 誕生 第4巻 教育 第5巻 放浪 第6巻 結婚 第7巻 友情 第8巻 分裂 第9巻 即位 第10巻 賭博 第11巻 追放
幸せを呼ぶインドの神様事典 ~シヴァ、ガネーシャ…日本にもなじみのある神々~
ブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌ、ガネーシャなど、 個性的なインドの神様たちをわかりやすく紹介している書籍です。
不倫、略奪結婚、多重結婚、多重婚、代理出産など、 何でもありの多様な神様たちが出てきます。
3部構成で、第3部ではヴェーダやバガヴァッド・ギーターなどの インド神話についての解説もあります。
(読者の口コミより)・インドの神様について詳しく書かれています。わかりやすく知らなかったことがたくさん書かれていました。
目次
第1章 インドの三大神 ブラフマー シヴァ ヴィシュヌ ほか 第2章 自然は皆神様 インドラ アグニ ヴァーユ ほか 第3章 インド神話について インドの神話について ヴェーダについて バガヴァッド・ギーターについて ほか
ラーマーヤナ―インド古典物語 (上) (レグルス文庫 (1))
インドの二大古典叙事詩の一つ「ラーマーヤナ」、 ビシュヌ神の化身である英雄ラーマが、 魔王ラーヴァナに奪われた妻・シーターを取り戻すというストーリーです。
上巻と下巻に分かれていて、上巻は「一の巻」から「四の巻」までの17話、 下巻は「五の巻」から「六の巻」までの17話が載っています。
発行年度は1971年ですが、ずっと売れ続けている本です。
(読者の口コミより)・初めてこの物語を読みましたが、初っぱなから物語に引き込まれ、あっという間に上下巻読破しました。
・神話好きにはたまりません。インドの長編叙事詩。難しくなく、気軽に読めます。
目次
この大切な物語りについて 一の巻 盗賊 詩人となる ラーマの結婚 二の巻 ラーマの追放 ダサラタ王のなげき ダサラタ王の死 バーラタの決心 シータの誕生 バーラタの捜索隊 三の巻 ダンダカーの森 ランカの魔王ラーバナ ラーバナの立腹 金いろの鹿 シータを探しもとめて 四の巻 キシキンダーの猿 猿の王スグリーバ 猿の捜索隊 ハニュマーン ランカへとぶ
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