荘子の教えを知る!おすすめ本8選(2026年)

頑張っているのに報われない。周囲の評価が気になる。 何が正解なのかわからなくなる――そんなとき、荘子の思想は 「もっと肩の力を抜いてもいい」と語りかけてくれます。

成功や失敗、勝ち負けといった価値観を超えた視点から人生を見つめ直す荘子の言葉は、 忙しい現代社会を生きる私たちに新たな気づきを与えてくれます

ここでは荘子に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

老子・荘子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)

老子・荘子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)
野村 茂夫(著), 谷口 広樹(イラスト)
発売日: 2004-12-25

中国思想を代表する老子と荘子の教えを、 初めて古典に触れる人でも理解しやすい形で紹介した書籍です。

両者の思想は「道家思想」として知られ、 人為的なものにとらわれず、自然の流れに沿って生きることの大切さを説いています。

『老子』から38章を厳選し、「無為自然」や理想の政治、 道の本質などを解説。 『荘子』からは「胡蝶の夢」や「朝三暮四」、「大鵬の飛翔」といった有名な寓話を取り上げ、 生と死、自由な生き方、物事の見方について考えを深められます。 イラストも掲載されており、老子と荘子の世界観をより身近に感じられる一冊です。

(読者の口コミより)

・返り点などのついた漢文や、読み下し文がついているのが良い。現代語訳もわかりやすい。初心者の私には十分楽しめた。概観するにはちょうどいいのではないか。

目次

老子((道の世界と名のある世界)
(何もしない政治)
(道は空っぽ)
(天地は無情)
(牝の力) ほか)
荘子(大鵬の飛翔(逍遙遊編)
蓬の心(逍遙遊編)
朝三暮四(斉物論編)
齧欠と王倪との問答(斉物論編)
生と死と、夢と現と(斉物論編) ほか)

荘子 全現代語訳(上) (講談社学術文庫 2429)

荘子 全現代語訳(上) (講談社学術文庫 2429)
池田 知久(翻訳)
発売日: 2017-05-12

中国古典の代表作『荘子』を現代語訳で味わえる一冊です。 「道とは何か」という根源的な問いを中心に、 「万物斉同」や「無用の用」といった独特の思想が展開され、 常識や価値判断を超えた自由な世界観へと読者を導きます。

収録されているのは内篇「逍遙遊」から外篇「至楽」までの重要な章で、 「胡蝶の夢」「朝三暮四」「庖丁解牛」などの有名な寓話も数多く登場。 人間の知恵や判断では捉えきれない「道」が、 万物の根底にあるとする荘子の哲学が描かれます。

原文・現代語訳・解説がセットで構成されており、 思想の背景や意味を理解できるよう工夫された一冊です。

(読者の口コミより)

・他の荘子と比べても読み応えのある詳細な訳注本。

・原文と現代語訳だけの簡易版。読み下し文はない。

目次

内篇
 逍遙遊 第一
 斉物論 第二
 養生主 第三
 人間世 第四
 徳充符 第五
 大宗師 第六
 応帝王 第七

外篇
 駢拇 第八
 馬蹄 第九
 〓篋 第十
 在宥 第十一
 天地 第十二
 天道 第十三
 天運 第十四
 刻意 第十四
 繕性 第十六
 秋水 第十七
 至楽 第十八

荘子 第一冊 内篇 (岩波文庫 青 206-1)

荘子 第一冊 内篇 (岩波文庫 青 206-1)
荘子(著), 金谷 治(翻訳)
発売日: 1971-10T

『荘子』の思想の中心とされる「内篇」全7篇を収録した一冊です。

内篇は荘子自身が著した部分と考えられており、 自然の流れに身を任せて生きることや、 常識や価値観に縛られない自由な精神について説いています。

「胡蝶の夢」をはじめとする有名な寓話も収録されており、 荘子ならではの独創的な世界観を楽しみながら学べます。 白文、書き下し文、注釈、現代語訳が掲載されているため、 漢文に親しみたい人にも適しています。 荘子の思想を原典に近い形で理解したい人におすすめの一冊です。

(読者の口コミより)

・荘子の視点は はるか上空にある。上空から見ると 我々のやっていることがいかにも小さく そして 愛らしいものであると語っている。

・現代の日本の閉塞感や悲壮感に必要な本だ。

目次

はしがき
解説

内篇
 逍遙遊篇 第一
 斉物論篇 第二
 養生主篇 第三
 人間世篇 第四
 徳充符篇 第五
 大宗師篇 第六
 応帝王篇 第七

索引 

NHK「100分de名著」ブックス 荘子

NHK「100分de名著」ブックス 荘子
玄侑 宗久(著)
発売日: 2016-08-23

中国古典『荘子』の魅力を解説した入門書です。 約2300年前に生まれた荘子の思想を、 現代人の悩みや生き方と結びつけながら読み解いていきます。

「胡蝶の夢」や「渾沌七竅に死す」、「蝸牛角上の争い」など、 想像力に富んだ寓話を取り上げながら、 人為にとらわれない生き方や、物事をあるがままに受け入れる自由な心について解説。 「受け身こそ最強の主体性」「万物はみなひとしい」 といった荘子独自の考え方にも触れています。

難解な古典を学術的に読むというよりも、 荘子の教えを現代に生かす視点で楽しめる内容です。

(読者の口コミより)

・荘子が何を書いているのか、を様々な角度から丁寧に説明しており、 荘子が目指した事がとてもよく理解できた気がします。

目次

はじめに 心はいかにして自由になれるのか
第1章 人為は空しい
第2章 受け身こそ最強の主体性
第3章 自在の境地「遊」
第4章 万物はみなひとしい
ブックス特別章 『荘子』における宗教性

荘子 2 (岩波文庫 青 206-2)

荘子 2 (岩波文庫 青 206-2)
金谷 治(解説)
発売日: 1975-05-16

『荘子』の外篇前半部分を収録した一冊であり、 内篇に続いて荘子思想がどのように展開していったかを知ることができます。 荘子の死後、弟子たちや後学によって受け継がれたとされる外篇には、 社会や政治に関する寓話が多く含まれています。

儒教的な価値観や既存の秩序を風刺する説話が登場し、 人為的な判断や規範に対する批判的な視点が示されます。 老子の思想を踏まえながら、 内面的・精神的な実践へと深まっていく流れです。

「駢拇篇」や「秋水篇」などを通して、ものごとの捉え方を相対化し、 自由な精神のあり方を問い直します。

(読者の口コミより)

・原文、読み下し文、口語訳、注等丁寧に記述されていて大変勉強になる。

・表層では孔子と儒教を批判し、老子を参照しつつ荘子の教えを展開する逸話が多い印象

目次

解説

外篇
 駢拇篇 第八
 馬蹄篇 第九
 ?篋篇 第十
 在宥篇 第十一
 天地篇 第十二
 天道篇 第十三
 天運篇 第十四
 刻意篇 第十五
 繕性篇 第十六
 秋水篇 第十七 

老子・荘子 (講談社学術文庫 1157)

老子・荘子 (講談社学術文庫 1157)
森 三樹三郎(著)
発売日: 1994-12-05

老子と荘子に代表される老荘思想の全体像を、 時代背景や思想の違い、日本への影響まで含めて解説した一冊です。

儒家の人為的な価値観に対して、老子は「無為自然」と「不争」の思想を説き、 荘子はさらに徹底して運命に身を委ねる姿勢や「万物斉同」の考えへと展開させました。

両者の生涯や著作の成立背景をたどりながら、 「道」や「無」といった核心概念がどのように形成されていったのかを整理しています。 また、道教や民間信仰との関係、さらには禅や浄土宗を通じた日本思想への影響にも触れ、 老荘思想が持つ広がりを理解できる一冊です。

(読者の口コミより)

・学術・翻訳・解釈と様々な面から老視・莊子を綴っています。 バランスよく書かれているので1冊で充分な勉強が出来ました。

目次

1 老荘の思想
2 老子と荘子の生涯
3 老子・荘子の書
4 老荘思想のその後の展開

マンガ 老荘の思想 (講談社文庫 さ 124-2)

マンガ 老荘の思想 (講談社文庫 さ 124-2)
蔡 志忠(著), 和田 武司(翻訳), 野末 陳平(監修)
発売日: 2021-06-15

老子と荘子の思想をマンガで学べる入門書です。 中国の春秋戦国時代という激動の時代に生まれた「老荘思想」を、 親しみやすいストーリーとイラストを通して理解できます。

荘子の章では、「雀のあざけり」や「大きなひょうたんの話」、 「役に立たない木の寓話」などのエピソードを紹介しながら、 常識にとらわれない自由な発想や、自然体で生きることの大切さを描いています。 老子の章では「道」や「徳」といった思想の基本を解説しています。

難解な中国哲学を専門的な知識なしで読めるのが魅力で、 活字中心の古典に苦手意識がある人にもおすすめです。

(読者の口コミより)

・老荘の思想をかいつまんで理解することができました

・見易くて面白い構成なんですが、私には字が小さすぎて見辛かった

目次

荘子
 荘子の読み方
 〓と亀
 雀のあざけり
 恵子のでっかいひょうたん
 宋人の特効薬
 役に立たないゴンズイの木 ほか

老子
 老子の読み方
 道
 徳
 諸子、老子を語る

NHK宗教の時間 タオ〈道〉を旅する 老子・荘子のことば (NHKシリーズ)

NHK宗教の時間 タオ〈道〉を旅する 老子・荘子のことば (NHKシリーズ)
舘野 正美(著)
発売日: 2026-03-25

老子と荘子が説いた「道(タオ)」の思想を通して、 自分らしく生きるためのヒントを学べる一冊です。

一般的に老荘思想は難解な哲学として語られることが少なくありませんが、 本書では「道」を私たちの内側にある本来の自分として捉え、 その意味を解説しています。

「老荘思想とは何か」という基本から始まり、 「無為」や「徳」といった重要な概念を原典の言葉とともに読み解いていきます。 また、意識を深めることで自分自身と向き合い、 自然体で生きることの大切さについても考察する一冊です。

目次

第1回 老荘思想とは何か
第2回 〈道〉は自分の中にある
第3回 〈無為〉 〈道〉に至る道
第4回 〈徳〉 顕れ出る〈道〉
第5回 無為自然を生きる
第6回 〈道〉を歩むその先に

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