古墳を理解するためのおすすめ本8選(2026年)

なぜ巨大な古墳は築かれたのか、 そこに眠る人々はどのような存在だったのか。 古墳には今だ解き明かされていない謎とロマンが詰まっています。

あの圧倒的なスケールはいったいどのようにして実現されたのか、 そこにはどんな権力や思想が関わっていたのかと想像は尽きません。

ここでは古墳に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

古墳時代の歴史 (講談社現代新書 2792)

古墳時代の歴史 (講談社現代新書 2792)
松木 武彦(著)
発売日: 2025-10-23

古墳時代の始まりから終焉までを、 考古学の最新成果をもとにたどる書籍です。

古墳がどのように出現し、なぜ巨大化し各地へ広がっていったのかを、 年代ごとに解説。 日本列島だけでなくユーラシア全体の動きや気候変動にも目を向け、 古墳時代を世界史の中で捉え直します。

政治組織の成立や人々の暮らしの変化にも触れながら、 従来の常識を問い直す視点が提示されています。 文献史学の知見も取り入れ、社会全体の変化を立体的に描き出しており、 古墳時代の実像に迫ることができます。

(読者の口コミより)

・古墳が現れる前、古墳がなぜ出願したか、そして古墳時代の終わりまでが、大陸との関係を含め時系列的にまとまっておりとても面白く読み通した。

目次

第一章 古墳が現れるまで(紀元後一~二世紀)
第二章 古墳はなぜ現れたか(紀元後三世紀)
第三章 古墳はどう拡がったか(紀元後四世紀)
第四章 古墳が巨大化した(紀元後五世紀)
第五章 古墳時代の地域・社会・くらし
第六章 古墳時代はこうして終わった

古墳図鑑

古墳図鑑
青木 敬(著)
発売日: 2022-07-21

全国各地の古墳の中から訪れやすい約300基を厳選し、 その魅力をコンパクトにまとめた図鑑です。

古墳の基本知識として形の違いや築造方法、 埴輪や副葬品の特徴などを説明し、 初めての方でも理解しやすい内容です。

地域ごとに代表的な古墳を紹介し、 それぞれの見どころや背景にある歴史を解説。 持ち運びしやすいサイズで、実際に古墳を訪ねる際のガイドとしても活用できます。 現地で感じる発見とともに、古墳の奥深い世界を楽しめる一冊です。

(読者の口コミより)

・古墳に関するものを読んでいるとき、イメージをつかんだりするのに便利です。これを持って各地を訪ねることもできそうです。

目次

古墳のきほん
 古墳とはなにか
 古墳のかたちと古墳時代
 前方後円墳の変遷
 古墳のつくりかた
 外表施設
 埴輪
 埋葬施設
 横穴式石室の構造と名称
 棺の種類
 副葬品
 鏡の種類
 東アジアと古墳
 古墳の終焉
 御陵印と御墳印
 古墳カードの楽しみ

各地の古墳
 東北
 関東
 中部
 近畿
 中国・四国
 九州

知られざる古墳ライフ: え? ハニワって古墳の上に立ってたんですか!?

知られざる古墳ライフ: え? ハニワって古墳の上に立ってたんですか!?
譽田 亜紀子(著), 松木 武彦(監修), スソ アキコ(イラスト)
発売日: 2021-08-04

古墳時代の人々の暮らしや文化を、 豊富なイラストとともに紹介する入門書です。

古墳の形や作り方の違いに触れながら、 その背景にある意図や時代の変化を解説しています。 前方後円墳だけでなく、円形や方形、貝のような独特な形の古墳など、 多様な姿にも注目できる内容です。

当時の人々の食事や服装、顔立ちといった生活の実態にも迫り、 古墳時代を身近に感じられます。 東アジアとの関わりや信仰にも触れ、 古墳時代の全体像を楽しく学べる一冊です。

(読者の口コミより)

・本書のように初心者の目線で古墳の魅力を語り、ハニワの面白さを紹介してもらうと、大昔の姿が身近に感じられます。

・わかりやすいイラストで理解できる古墳の入門書

目次

彼らに会いに行く前に知っておきたい古墳知識
1章 古墳人のすがたと暮らし
2章 東アジアの中の日本
3章 古墳あれこれ
4章 古墳の祈り
5章 古墳の終わり

古墳とはなにか 認知考古学からみる古代 (角川ソフィア文庫)

古墳とはなにか 認知考古学からみる古代 (角川ソフィア文庫)
松木 武彦(著)
発売日: 2023-05-23

古墳を単なる遺跡としてではなく、 人々の心の働きから読み解こうとする認知考古学の視点でその本質に迫る書籍です。

前方後円墳の独特な形や巨大な墳丘を見上げる体験、 石室の構造、埴輪や鏡・刀といった副葬品に注目し、 古代人が何を感じ、どのように権力者を捉えていたのかを考察しています。

竪穴式から横穴式石室への変化や、 古墳が神格化の装置から次第に「墓」へと役割を変えていく過程も解説。 約16万基に及ぶ古墳の存在意義を問い直し、 古代社会の変化を理解できる内容です。

(読者の口コミより)

・世界史的潮流の中でみた日本の古墳のすがた

・時代が変わるには人民と環境と外圧が必要。それを古墳について考察しているのは特筆に値する。

目次

第1章 古墳があらわれるまで
 社会を語る墓地
 長たちの台頭 ほか

第2章 前方後円墳を解剖する
 なぜ「前方後円」か
 前方後円墳の道具立て ほか

第3章 巨大古墳の世界
 どこにどう築かれたか
 国々の成立 ほか

第4章 古墳文化の衰亡
 縮小する古墳
 古墳から「墓」へ ほか

第5章 世界のなかの古墳文化
 東アジアからみた古墳の出現
 ユーラシアのなかの古墳 ほか

調べる学習百科 古墳のなぞがわかる本

調べる学習百科 古墳のなぞがわかる本
河野 正訓(監修), グループ・コロンブス有限会社(編集)
発売日: 2019-09-30

日本各地に残る古墳の形や構造、そこから見つかる出土品の意味を、 写真やイラストを交えて解説する書籍です。

古墳とは何かという基本から、 前方後円墳をはじめとした多様な形の違い、 その成り立ちや背景まで説明しています。 埴輪や鏡などの副葬品が何を示しているのかにも触れ、 古代の人々の暮らしや価値観を具体的にイメージできる内容です。

全国の代表的な古墳を紹介しながら、地域ごとの特徴や最新の研究成果も知ることができます。 巻末にはQ&Aや調べ学習のヒントも収録されており、学習にも役立つ構成です。

(読者の口コミより)

・中身は全国の見処ある古墳やその装飾品、埴輪などカラーで紹介してあり、高学年くらいなら分かる読みやすい文章で、古墳とは何かを詳しく解説してあります。

目次

古墳について知ろう
 古墳ってなんだ?
 古墳にはどんな形があるの?
 前方後円墳の形の由来は?
 古墳の中はどうなっている?
 どんな副葬品が見つかるの? ほか

全国の古墳
 雷神山古墳/保渡田古墳群
 綿貫観音山古墳/侍塚古墳群
 虎塚古墳/龍角寺古墳群
 さきたま古墳群
 荏原台古墳群/雨の宮古墳群 ほか

古墳と埴輪 (岩波新書 新赤版 2020)

古墳と埴輪 (岩波新書 新赤版 2020)
和田 晴吾(著)
発売日: 2024-06-24

古墳と埴輪を手がかりに、 古代人の死生観や社会の仕組みを読み解く一冊です。

三世紀から六世紀にかけて日本列島で大量に築かれた古墳について、 その成り立ちや構造、埋葬方法の変化を解説。 人物や動物をかたどった埴輪の配置や役割に注目し、 古代人が思い描いた「他界」のイメージを浮かび上がらせます。

中国や朝鮮半島の葬制との比較も交えながら、 古墳が単なる墓ではなく、 儀礼や社会統合に深く関わる存在であったことを明らかにしています。

(読者の口コミより)

・古墳群における古墳の序列、古墳や埴輪からうかがえる当時の死生観、中国や朝鮮半島の影響など、興味深い内容が満載でした。

目次

第1章 古墳の出現とその実態
第2章 他界としての古墳
第3章 埴輪の意味するもの
第4章 古墳の儀礼と社会の統合
第5章 古墳の変質と横穴式石室
第6章 古代中国における葬制の変革と展開
第7章 日中葬制の比較と伝播経路

ビジュアル版 古墳時代ガイドブック (シリーズ「遺跡を学ぶ」別冊04)

ビジュアル版 古墳時代ガイドブック (シリーズ「遺跡を学ぶ」別冊04)
若狭 徹(著)
発売日: 2013-05-29

3世紀中頃から6世紀にかけて日本列島に広がった古墳時代を、 図版とともに解説するビジュアルガイドです。

前方後円墳を中心とした巨大な墳墓がなぜ造られたのかに注目し、 その背景にあるヤマト政権と地方の王たちの関係を読み解いています。 埴輪や副葬品の変化から当時の社会や権力構造の移り変わりを示し、 国家形成へと向かう流れを描き出しています。

ムラの暮らしや生産の仕組み、東アジア諸国との活発な交流にも触れ、 古墳時代が単なる墓の時代ではなく、 社会全体が大きく変化した時代であったことを明らかにしています。

(読者の口コミより)

・96ページと、決して分厚い本ではありませんが、ビジュアル豊富でわかりやすいです。

・カラーのビジュアル満載、眺めていて楽しい。古墳時代の入門として最適。

目次

はじまりは卑弥呼から
古墳文化のプロローグ
古墳のかたちの意味をさぐる
外形と埋葬施設のモデルチェンジ
時代をうつす副葬品
巨大前方後円墳の移り変わり
埴輪とは何か
前方後円墳の実像
ヤマトの王と地方の王
さかんな東アジアとの外交〔ほか〕

都心から行ける日帰り古墳 - 関東1都6県の古墳と古墳群102 -

都心から行ける日帰り古墳 - 関東1都6県の古墳と古墳群102 -
日帰り古墳推進委員会(編集)
発売日: 2019-11-02

関東1都6県に点在する古墳と古墳群102基を紹介し、 日帰りで楽しめる古墳巡りの魅力を伝えるガイドブックです。 古墳ライターの郡麻江氏が実際に現地を訪れて見どころを解説しています。

都市のすぐそばにある古墳や、 石室に入れる迫力ある古墳など、 個性豊かなスポットを幅広く掲載。

地域ごとの特色や埴輪の見どころ、 現地ならではの楽しみ方も紹介されており、 読みながら旅の計画が立てられます。 歴史の謎に思いを巡らせながら、気軽に古墳散策を楽しめる一冊です。

(読者の口コミより)

・関東にも行ってみたい古墳がたくさんあることを知り、嬉しくなりました

・この本を持って古墳巡りに行きたいと思わせる一冊でした。

目次

東京の古墳
埼玉の古墳
千葉の古墳
神奈川の古墳
群馬の古墳
栃木の古墳
茨城の古墳


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